長かった緊急事態宣言。愛知県もようやく解除となり、まん延防止重点処置もなくなりました。

スピニングマスターズもパフォーマンス活動はこれまでも継続しており、全く活動ができなかったわけではないものの、言葉では書き切れないほどの影響は受け続けております。

やはり一番大きな影響は昨年に続いて開催延期が次々と発表される出演予定だったフェスティバルやイベント開催中止であり、まる2年もの期間をこうして苦しさをグっとこらえて我慢の歳月を過ごすことになろうとは…。

もう既に「第〇波」などという言われ方も、正直なところ、気にすることすらも嫌になり5波だろうが6波だろうが、もういい加減にしてくれ!と言いたくなるほどであります。

たとえ小規模な体制でも、そういう中でもコツコツとやれるようにと、感染拡大防止に配慮しながらその時々の1回1回を大事にやってきましたが、ナイトショーを実施した時には夕食にありつけない状態となったり、感染防止対策はしっかりやっていても、なんだかマスクパトロールとでもいうのかな?ショーが終わって間もないヒロヤと裏方のスタッフとして動いているKeikoママやtomohiroパパと、ちょっと話していたりするだけで「マスクもせずに人と話していた」などというメールを頂いたりと、人様の心の余裕すら薄れてきているような限界ギリギリの状態なんだな、と思われる出来事もありました。

そして迎えた10月。完全な状態ではなくても、様々な制限が解除され、やっとこのレポートでも活動の様子を少しはアップできるような環境にもなってきました。

10月3日はデンパークで開催中の秋穫祭でのショー。

青空とさわやかなそよ風とで、秋らしく、大道芸のパフォーマンスにとってはやり易い環境でした。もちろん、OK!ヒロヤはご存じの通り超暑がりなので、OK!ヒロヤの中ではまだ真夏なのであります!(笑)

ショーをしていて感じるのは緊急事態宣言中に細々とやっていた大道芸で、お客さんも気持ちに余裕がないのかな?と思う程リアクションが薄かったり、ちょっと鋭い表情でショーを見ていたりと、スピニングマスターズのショーのクオリティが激減したのか?と思ってしまうくらいの空気感が、緊急事態宣言解除後の状態ではウソのような雰囲気に一変。私たちもこれまでと同じことを同じように実施してきているつもりですが、お客さんだけでなく、パフォーマーである私たちも何処か心に余裕がなくなってしまっていたのかも。

更に強く感じるのは、子供たちの喜んでいる様子。学校で行事が次々と中止に追い込まれてしまっていたり、運動会や授業参観などもできなかったりと、「楽しみ」が削られてしまっていたのもあるからなのか、「楽しみたい!」というキッズたちの気持ちが私たちにも伝わってきます。

そうだね、スピニングマスターズもこの1年半は子供会や学校行事での出演も皆無だったしね。

親子で、家族で少しでも楽しい時間を共有してもらえ、キッズたちが「面白かった!」と言ってくれるようなショーができて良かったと思いました。

また見つけた時には一緒に楽しい時間を過ごそうね!!

こうして一日3回のショーを通じて、改めていろんなことに築くこともできました。スピニングマスターズも全員ワクチン接種は2回完了しております。大した副反応もなく、その後も全員元気に活動を続けております。

コロナ対策としてはまだまだ油断できませんし、コロナ前のようなかつての大道芸に戻れたわけではありません。もしかしたら、2年前の大道芸スタイルはこの先も同じ状態にはならないかも知れませんが、今後の状況やその時々の環境の中で自分たちの持てる力を発揮してショーができてこそ大道芸パフォーマーなのです。

そういう心構えで今後も頑張って続けていきたいと思っております。