ふくやま大道芸2025に参加、出演させていただき広島まで遠征をしてきました。そのレポートを数回に分けて掲載いたします。
心配していた雨予報は直前になって良い方向へと変化をしてくれて、一日目の朝までは降っていたものの各ポイントで大道芸がスタートをする頃には雨があがったという奇跡的な環境でスタートしたふくやま大道芸2025でした。
午前中はたま~にパラパラと小雨、霧雨もありましたが、雨天時のプログラムへの変更はなく、スピニングマスターズも一切雨の影響を受けずにショーを実施することができました。
さぞ実行委員会の方々、ボランティアスタッフの皆様、そして何よりも見に来てくださったお客さんも気を揉んだことでしょう。
皆様の思いが天に通じて雨も上がったのでしょう。その心配して気を使った分、存分に楽しんでいただけるように頑張ろうと、朝からメンバー全員で張り切っておりました。
大きなフェスティバルなので、その特徴として各街角ポイントへの移動があります。当然ですが時間がタイトなところもあるのでスピニングマスターズの場合は前日に福山に到着した時に雨の中を歩いて出演する全ポイントを確認しておりました。
福山到着は夜遅かったのですが、自分たちが実施させていただくポイントだけは全て確認しないとホテルにチェックインしても寝れません。(笑)
特に初めてだった霞本通り2丁目のポイントは気になっていたので念入りにチェックをしに行ったのですが、「おそらくこの場所からこの向きなのかな?」と想像だけをして…、あとは正確な何処からどの向きでというのは当日の対応となります。
各ポイントは確認できたのですが、なんだか天気ばかりが気になって窓の外を見たり天気予報アプリを開いてみたりと、ぐっすりと寝れないまま朝を迎えました。
8時半の段階ではまだ雨はしっかりと降っておりました。近くのコインパーキングに車を止めに行った時に立ち寄って撮ったビッグステージの状態です。↓
雨の日は特に大変だと思うのですが、雨でなくても細々とした準備は大変だったことでしょう。各ポイントに置かれていた音響機材もそうです。
こういう部分も当たり前のように思いがちですが、決してそうではありません。機材を提供し、用意して持ってきてセッティングをしておいてくれる人がいて成り立っているのでありがたいことです。
見に来ていただくお客さんへのご案内など、こうしたプログラムを配置するスタンドだけでもいくつも作るのは大変な労力が必要だったはずです。私たちスピニングマスターズはこういう部分を見て「よし!今日も頑張ろう!!」と気合スイッチがONになるのです。
さて、元町のアーケード北口。序盤にちょんまげケイタが狼煙(のろし)を上げてスピニングマスターズのふくやま大道芸はここからスタートしました。
ギャラリースペースの安全確保の為と、小雨ではありましたが一応雨対策の為、許可をもらって車道を背にする形で少し斜めを向いてセッティングしてショーをスタートしました。
商店街、アーケード、行き交う通行人、大道芸らしい雰囲気の中で楽しくショーができました。
カメラを構えていたKEIKOママも動きが取れないほど満員御礼でした。
続いて天満屋正面に移動。
こちらではOK!ヒロヤのファイヤーソードからスタート。ソードを大きく振ると炎がグワ~ッと伸びるというギミックを仕込んだスピニングオリジナルのファイヤーアイテムです。
ジワジワとスタートをしていく感じで、早くからお待ちいただいていたお客さんはOK!ヒロヤのファイヤーソードスピンを見ることができたかも。
パフォーマーの私たちの方が圧倒されてしまうほどの状況で、一体感のある盛り上がりと予想外の集客にビックリでした。
このページ冒頭にも書きました通り、いろんな人たちの協力があって実現するショーですが、こうやって多くのお客さんが楽しんでくれているのを見ることができると、私たちパフォーマーだけでなく、サポートしてくださっているスタッフ、ボランティアの皆さんの苦労も報われているなぁ~と感じます。
ここで、スピニングマスターズの本日の街角パフォーマンスの予定は早くも終了です。(笑)
1日目のスピニングマスターズは街角パフォーマンスは2ヵ所ですが、その後はトークショー、一発芸コンテスト、スペシャルナイトと夜遅くまで続くのでここからまだまだ体力勝負です。
天満屋正面でのショーを終えて撤収作業をして大急ぎで車が置いてあるコインパーキングに向かいます。お祭り賑わう商店街を人波をかき分けながら荷物を持って進み、コインパーキングで通常大道芸の装備から一発芸&スペシャルナイト用の装備に入れ替え作業。それから中央公園ビッグステージに行きました。
音響の打ち合わせ、照明の打ち合わせ、自分たちの道具の準備などなどバックヤードでは慌ただしく作業が進みます。
トークショーはかつてのグランプリ優勝者が数組出演して行われました。
が、しかしながら何をしゃべったのか憶えておりません。(笑)
下の写真、本来ならOK!ヒロヤと渡辺あきら先輩との間には大道芸人ひろと君がいたはずです。今回は欠席で残念。彼はムードメーカー的なところがあるので、一緒にやっていると楽しいのですが…。
たぶん、グランプリを頂いたときの思い出話や、何に気を付けていたか、どんな秘訣があったのかなどのテーマでしたが、当時スピニングはふくやま大道芸初参加(前年度に参加する予定がヒロヤの病気で欠場だった >>ふくやま大道芸2025出演情報① )で、諸々の事情からグランプリを取れるとは思っておらず、街角ポイントでのショーをとにかく一生懸命することなど、気合の方向は明らかにグランプリ予選ではなく商店街での通常大道芸に向いており、肩の力が抜けて気負いが無かったというのが良かったのかも、というような話題でトークショーを終了。
一発芸コンテスト。スピニング的には勝ち負けは関係なく、いろいろとチャレンジをしてみる良い機会だと思ってやっております。今回はファイヤーソードを使用して、いつもはOK!ヒロヤだけでやっていることを二人でやってみようという試み。
ただただ二人だけでやるというのもつまらないので、ちょんまげケイタとOK!ヒロヤの入れ替わりで、ちょんまげヒロヤ、OK!ケイタでやってみました。
持ち時間は1組たった1分だけなのですが、この1分だけのために用意した小道具と衣装。
今回だけの為なのですが、今度このヅラを装着して普段の大道芸でもやってみるかな?(笑)ウソ!
スペシャルナイトのライトセーバーも同じですが、ちょんまげケイタはこの為に初めてセーバースピンをやることになり何度も練習もしました。こういうことへのチャレンジで新しいことに気付けたり、モノになっていく芸もあるので、本当に良い機会です。
このガス噴射ギミック付きのファイヤーソード。ビッグステージは大きく、周囲に風を遮ってくれるものが後ろの看板しかないので風が吹いていると炎が真っすぐ上がらないのですが、少しは見えたかな?
スペシャルナイトはセーバースピンパフォーマンス、ファイヤーデビルスティック、ファイヤートーチの3つのパートから構成した6分30秒のショーを作りました。どれもこれまでに一度はショーでやったことはありますが、技の流れや時間的な尺などは今回だけのために作り上げたルーティンで、もちろんふくやま大道芸初のものばかりで挑みました。
KEIKOママが客席側から撮影したショット数枚だけしかありませんが、こんな感じのことをしました。
特大の炎です。写真からは見えませんが(笑)、この後もの凄い勢いで炎の円が見えておりました。
スペシャルナイトで唯一残念だったのはトーチルーティンでドロップが多かったこと。ステージの照明さんに序盤のセーバースピンパフォーマンスの時だけ暗めで、その後はフルで明るくしてほしいとライトの明るさ調整をお願いしてあったのですがショーの途中で切り替わらず、すべてのルーティンが終了するまで暗いままだったので、プレイヤーは手元が見えずらずやり難かったとのこと。
ま、当日直前の打ち合わせだけで、しかも多数のパフォーマーが入れ替わるので間違えやすく仕方がないことですね。
ナイトショーでジャグリングなど投げモノでLEDやファイヤーを使用する場合にはプレイヤーは炎に目を奪われグリップの回転に集中できないので、全方向からのライティングはとても重要です。昔からジャグリングの大会などでクラブジャグリングはドロップもしないでノーミスでやり切ることの方が少ないという、そんな話をしていた外人パフォーマーがいました。
とにかくいろいろと上手くいったこと、ハプニングで上手くいかなかったことなどもありましたが、スピニングマスターズとしてはとっても楽しくやれました。ステージからもOK!ヒロヤがMCで言っておりましたが、こういうステージを与えてくださった皆様、当日サポートをしてくださった音響さん、照明さんに感謝申し上げます!!
と、客席からはどんな感じに見えていたのかな?と動画確認したかったのですが…。
どなたか、スペシャルナイトをビデオ撮影された方で見せてあげても良いよ~!という親切な方がおみえでしたら、どの様な形ででも構わないので
DVD、Blu-ray、USBなどのメディアでお送りいただく場合には着払いで構いません。
ギガファイル便、その他ファイル転送、ダウンロードであればURLなどをご連絡いただければ対応させていただきますので、どうか、どうかよろしくお願い申し上げます。
動画が頂けて、撮影者様の許可がもらえたら当ホームページで公開させていただきます。
かなり長文化してしまうので、1日目、2日目と2回に分けてレポートをいたします。
それでは、また次回!!