夏休みも終わりナイトパフォーマンスもこれでしばらくはお休み。
過酷を極めた夏の大道芸ですが、9月に入ってからも全く衰えるどころか、過酷さを増しているようにさえ思えます。
少しでも直射日光が雲に隠れていればまだラッキー。それも無ければ丸々一日中炎天下で待機をして、4回のパフォーマンスを全力で行うというのは正直危険レベル。通常はこのようなケースの場合は最低でもエアコンのある控室などを用意してもらうのですが、この現場では担当者が変わって以来そのようなケアもサポートはなく、この日のような高温多湿の現場では現実的に熱中症ギリギリの状態です。
駐車場まで行って車のエンジンをかけ、その中でCOOLダウンしたりそれなりに工夫をしながら待機するのがやっとという状況の中で4回のショータイムをやり切りました。
そういう中でも応援に来てくださるファンの方もいて励みになりますし、知人(当ホームページではおなじみです)の方がナイトショーの画像を頂きましたのでKEIKOママが撮影したフォトと一緒にこの日のさすとパフォーマンスの画像を公開させていただきます。
ラストパフォーマンスまでピーカンだった天気はこのショーのスタート時には小雨が降っていました。
ショーの序盤から雨と汗で衣装も道具もベチョベチョ。(笑)
お客さんには「これ以上酷くなったら屋根の下へ移動したり対策をしてください」とだけアナウンス。自分たちは余程雨が強くならない限りショーはできることだけでも続行すると宣言。
ディアボロのパート、道具のコンディションが雨の湿気で良くない状態だっため、ディアボロをショートカットしてパスをしようとしていた直前に雨が上がり、そのままショーの演目構成を軌道に戻して最後までやり切ることにしました。
地面が濡れていると極端に成功率がダウンするフロッグスティール。ケイタが装着する地下足袋さえすべり止め効果の雨仕様というのがあり、この時の雨が直前だっためにはいておらず。
本当にありがたいことですが、この時期のこの現場、特にナイトパフォーマンスには多くのファンの方がいてくれて、多くの応援を頂きました。小雨にさらされていろんな条件がキツかったショーですが、何とかエンディングまで無事にお届けすることができて本当によかったです。
スピニングマスターズはショーをご覧いただけるお客様といつも向き合っています。ショーが終わってからもお声がけいただいたり、差し入れをわざわざ持ってきてくれて「お疲れ様」「ありがとう」と言っていただけたときの達成感というのは図り知れません。「ありがとう」と言うのは本来はパフォーマーの方。お客さんからそんな風に言われたら「ああ、頑張って良かった!」とどれ程の励みに繋がったか。
特にこの日のように天候的に実施条件が厳しい日には本当に胸に沁みます。
ご来場いただき、スピニングマスターズの大道芸パフォーマンスにお付き合いくださった皆様、誠にありがとうございました。皆様の笑顔はこの夏の思い出となりました。