このところ、日曜日に雨の降る周期になってしまっている感じがあります。
日曜日にお休みという一般人（？）のような生活で、なんだか妙な気分です。日曜日にスーパーに買い物にいくなんて、昨年の長かった自粛生活依頼のこと。
そうですね、自粛生活と言えばちょうど昨年の３月中旬頃からで、もう一年が経過してしまっているんですね。生活のリズムも、仕事も、何もかもが狂ってしまい、あまり良い思い出ではありません。
その辛く長い自粛生活と、緊急事態宣言が初めて発動されたときの、スピニングマスターズにとっての嫌な思い出は、サーバーの障害と共に消えてしまいました。（笑）そういう意味でも一度、キレイさっぱりとリセットされたようで、それはそれで良かったのかもしれません。
イベントレポートやメンバーがおのおの書き残していたブログ記事は消えてしまいましたが、動画や写真は全部自宅のパソコンに保存してあるので、いずれスピニングマスターズのヒストリーアルバムとして画像だけは再公開できると思います。
さて、そんな少し苦い思い出の３月ももう終わりに近づいています。
スピニングマスターズは27日 土曜日に 道の駅 池田温泉にお邪魔しておりました。大道芸にとっては冬の間は気候的に厳しいところなのですが、私たちとしては少しでも大道芸を実施していることや、楽しいというイメージを訪れる人に持ち帰って、またここへ戻ってきてほしい、リピーターになってほしいという願いも込めて、冬季も継続的に実施をしていました。
おかげで、親しげにお声をかけていただける、お馴染みのお客さんも次第に多くなってきて、観客動員数の多い少ないはありますが、ショーをスタートしようとして10分以内には難なくスムーズに開演できるという状況にあります。
また、オープニングで前座演目のドラゴンセーバーはここでは特に好調です。ご覧になるお客さんの年齢層的にマッチングしているのか？、フィールドの雰囲気に馴染んでいるのか？しかも風が無いときであれば７ｍのドランゴンを使っていると、BGMと共に一気に飛び出して、空中のその姿を広げるとギャラリーから歓声が沸く一瞬があります。
コロナ禍以前のように寄せるという行為や、お客さんとのコミュニケーションは不足がちになるので、ショーの冒頭でのインパクトが大きいことはとても重要だと思っています。
ドラゴンの登場はショーの前座演目をスタートして２分。まだ、お客さんも警戒心が解けておらず、しかもレッドモヒカンのお兄さんがいったい誰なのか？という、そんな少し冷たい視線を感じながら徐々にお客さんとの関係づくりをしていく途中なので、この演目やフラッシュデビルスティックでの役割は非常に重要で、メインパフォーマンスとしているディアボロやファイヤージャグリングなどと比べても、ドラゴンパフォーマンスの方をメンバーも重要視しているほど。
見ている人たちには、ただただ、何気ない演目を重視していて、いよいよココからメインです！と言い放っている演目はそうでもない（こう書くと語弊がありますが…）という、ウエイトバランスは見た目と、演者側とで真逆といっても過言ではありません。
まだまだ正常に戻ったわけではありませんが、大道芸やイベント出演が少しずつ復活してきて、やれることを無理なくやっている状況下で、私たちスピニングマスターズも少しずつコロナ対策下でのショーの進め方が上達しているのではないかと感じますし、それらはこの半年に「なるべくして、こうなった！」というのが本音。言うなれば「こうせざるを得ない状況だ！」ということでもあります。
特にコロナ影響下でなくとも、与えられた環境下でベストを尽くす、ギャラリーの人数や環境に拘りなくいつでも全力で！というスピニングの方針を貫いているだけ。この点は一切ブレはありません。
まだ今は笑いが少ない世の中。少しでも笑ってご覧いただき、楽しかったと思っていただければスピニングマスターズとしてもうれしいことなのです。
今回も道の駅 池田温泉でスピニングマスターズＯＫ！ヒロヤの大道芸パフォーマンスにお付き合いくださった皆様、一緒に楽しい時間を過ごせて感謝しております。ありがとうございました！！
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