スピニングマスターズのふくやま大道芸参加の歴史は、実行委員会、スタッフ、ボランティアすべて運営に関わった皆さんと、ファンの皆さんに支えられていたからこそであり、サポートが無ければこうして十数回も参加し、ここまでやってこられなかったでしょう。
本当にお一人お一人にお目にかかり感謝を伝えたいくらいなのですが、お世話になった人が多過ぎて一日かけても回り切れない程です。
長年の間、実行委員長を務められていたワカさんこと若林さんには大いにお世話になり、スピニングのふくやま大道芸でのショーが成り立っているのはこの方のおかげなのであります。この人がいたからこそ!なのであります。いや、スピニングだけでなく、そう思っているパフォーマーは少なくないはずです。
しかし、時の流れと共にその役割を次世代に受け継いで実行委員長を退かれました。
トレードマークの麦わらテンガロンハットをかぶりチャリンコでアチラコチラのパフォーマンスポイントに現れては「大丈夫かぁ~?」、「よろしく頼むな!」と言って回っていた光景が目に焼き付いています。この「よろしく頼む」という言葉一つだって自分の為や商店街のために「よろしく」と言っているわけではなく、集まってくるギャラリー、ファンのために「よろしく」と言ってくれているのだと思います。いつだったか宮通りのポイントで、思いっきり満面の笑みで「あれほど人を集めるなって言ったのに…、通行不能にしないように…」と嬉しそうに言っていたワカさんの笑顔は今も忘れません。
そのワカさん、今年は実行委員会メンバーとして復帰してスピニングメンバー全員がもちろん大喜びでした。復帰されたことで「よ~し、エントリーしよう!頑張ろう!!」とメンバー全員が素直に思いましたし、今やっているふくやま大道芸2025に向けての取り組みの原動力になっていることは間違えありません。
復帰、復活と言ってももう一度1歩前画と踏み出すことの大変さはわかります。なんだか今回は「ワカさんの復帰」と2022年にケイタが復帰した時の感情とが重なり合って感じられ、パフォーマンスを作り込んでいくときの気合すらも変わってしまうくらいなのです。特に2022年はコロナ禍から復活して開催された年でもあり、本当に復帰、復活ということに特別感があるのです。そんな取り組みの様子など次回ブログで書きたいと思っております。
※写真は2022年にケイタ復帰に向けて練習した時の様子です。
スピニングだけなのかも知れませんが、私たちパフォーマーというのは自分たち自身も楽しみながらショーができないと本当にダメで良いショーができません。そういう「楽しい空気感」がお客さんには伝わらないのです。なのでショータイム中の「楽しい時間の共有」はスピニングが最も大切にしているところでもあります。
つまり、イベントを主催していただく実行員会やスタッフ、ボランティアの皆さんの開催への思いや、パフォーマーへも良くしてくださっていることで、パフォーマーもモチベーションが生まれ、全体的な士気もグっと上がって楽しい気分でショーができるようになり、それをご覧いただいたギャラリーも盛り上がってハッピーな気持ちになっていくという、持ちつ持たれつの相乗効果がそこにあるんだと思っています。
次回はふくやま大道芸2025に向けて、今取り組んでいることについて書きます。
それでは、また!!