今回はお客様からお問い合わせいただき、対応させていただいた事例を匿名でご紹介する「ユーザーQ&A」としてBGM再生についての話題です。

 

各サウンドボードごとに再生方法の操作も違いますが、まずは基礎知識から書いていきたいと思います。

現在取り扱い機種でXENO3、XRGB3、SN PRO の3つのサウンドボードについて順番に説明していきますが、まずXENO3 の他店、個人様からご購入などのケースでメーカー仕様34フォントにはBGMは含まれておりません。(カスタマイズされた製品の場合はわかりません)また、当店ホームページからご購入のXRGB3で microSDカードなし16フォントを選択の場合、またはメーカー仕様34サウンドフォントを選択の場合にもBGMは含まれておりません。

XENO3、XRGB3どちらのサウンドボードを搭載したカスタムライトセーバーでもOK!STORE仕様38サウンドフォントであればBGM再生可能です。また、SNV4でもSN PROでもメーカー仕様27サウンドフォントにもBGMは含まれておりますが、サウンドフォントプリセットのキャラクターとは関係のないBGMがインストールされていたり、「???」となってしまうBGMが再生されることがあります。これはメーカー仕様なので当店ではどうすることもできませんので、SNV4、SN PROにおいてもOK!STORE仕様38サウンドフォントではBGM再生プログラムがインストールされております。

つまり、どのサウンドボードを使うにしてもメーカー仕様の場合はご自分でインストールすることが前提で、音源ファイルが無いか、もしくはキャラにあまり関連性のない音源ファイルがインストールされているかどちらかです。いずれにしてもBGM音源はメーカー仕様には無いと思っていた方が良いでしょう。

 

外見的なことでは、カスタムライトセーバーのバリエーションにはいろんな形状のヒルトデザインが存在します。

大抵はストレートな形状に様々なデザインボルトやグリップテープ、そしてスイッチボックスなどでデコレーションされていてメカニカルな感じのものが多いです。

しかし、特異な形状のヒルトを持つカスタムライトセーバーもあります。

カイロレンモデルのような クロスブレードのセーバーもそうなのですが、今回のテーマでもあるツイストモーションでコツが必要となるのがカウントドゥークーとジェダイドゥークーです。


>>Count Dooku Variant XENO3(取寄せ商品)

 


>>Jedi Dooku Variant XENO3(取寄せ商品)

操作をするときにヒルトが湾曲していることが悪さをしてしまうのですが、カウントドゥークーをご購入頂いたお客様からこんなお問い合わせをいただき、対応させていただいたことがありました。その事例を見ながらどういうことなのか?詳細情報と解決策をご説明しましょう。


◎ユーザーQ

Count Dooku Variant XENO3 (カウント ドゥークー XENO3モデル)をご購入のお客様からの問い合わせで、「ツイストしてもBGMが流れないのですが何か設定、やり方があるのですか? ちゃんと光や音は正常です。」

 


◎OK!STOREスタッフA

まず、発送前の作動確認ではBGM再生は確認しておりますのでサウンドボードの機能は問題ありません。

これは故障などではなく、答えは簡単なことです。

ひとつにはBGM再生のためのツイスト動作はサウンドボードのセンサーがシビアです。これは、普通に振り回している時に意図しない状況で勝手に再生されてしまったり、再生中のBGMが勝手に止まってしないためで、あらかじめプログラムでツイストの感度を調整してあります。(設定ファイルによってユーザー自身で感度を調整することも可能です)

また、ツイスト動作によるサウンドフォントの切り替え、ブレードのツイストオン(この機能は出荷時ではオフにしてあります)などブレードを上に向けるか、下に向けるかだけの違いで発動する機能が変わります。

更にもう一つドュークー伯爵、ジェダイドュークーの二つのモデルに関しては特有のコツみたいなものがあります。

ヒルトの形状が湾曲しているデザインを忠実に再現しているので、ヒルト内部のシャーシに装着されているサウンドボードが正しくツイスト動作を認識できないためブレードを軸にしてツイストしてもセンサーはツイストだと認識してくれません。

あくまでも湾曲している真ん中のヒルトの部分を軸にツイストする必要があるのです。

少しコツがいるというのはブレードを少し振るような動作になってしまいますが、ヒルトの真ん中の部分を軸にして「逆時計回りで3分の1回転 → 元の位置に戻る」でツイストさせればBGMは再生されます。

 


もう、既に答えはお客様への対応文の中にもありますが、なかなか活字で説明するにはお伝えにくいので、もう少し詳しく書いていきます。

 

大抵のカスタムライトセーバーのヒルトはグリップの軸は中心にあります。通常のツイストモーションは以下の画像のようになります。

インナーのシャーシもブレードもセンターはグリップ軸と同じなので、モーションコントロールのツイスト動作を行う場合には、図のようにヒルトを逆時計回りに3分の1回転、もしくは4分の1回転ほど捻ってから元の位置に戻るという動作を素早くすることでBGM再生のためのツイストモーションを完了します。

 


しかしカウントドゥークーのメインシャーシはヒルト内部のこの位置にあり、サウンドボードがツイスト動作が行われたと認識する為にはブレード軸でのツイストではダメなのです。(下の図ではNG)

あくまでもサウンドボードがある図の部分を軸に捻らないとツイスト動作とは認めてくれません。(下の図参考)


コツとしてはブレードを降るという意識をしながら手で持っているグリップ部分の軸が狂わないように注意します。

これが、このモデルの宿命なので、慣れるしかなく、仕方がないのですが、BGMを確認する場合はBluetoothアプリを使うのが一番手軽で早く再生させることが可能です。

カウント ドゥークーと ジェダイ ドゥークーと見比べてみるとややジェダイ ドゥークーの方が湾曲の角度が少ないのでその分ツイストはやり易いのかも。

 

また、今回のようなちょっとしたコツみたいな話題も記載していきたいと思っております。

 

それではまた!!