カスタムライトセーバー共通のトラブルシューティングのページです。
※こちらのページは随時、不定期に追加記載、更新がされています。
※XenoPixel、XENO3、XRGB3、SN-PIXEL V3、SN-PIXEL V4、RGB-XなとOK!STOREで取り扱いのあるサウンドボードシステムに共通のチェック項目を用意しております。以下のチェック項目で問題解決しなかった場合にはそれぞれサウンドボードシステムごとにまとめたページのトラブルシューティング(このページの一番下にリンクがあります)に移動してください。

このページでは、お使いになっているカスタムライトセーバーが「異常な動作となっている」、「問題が発生した」と思われる場合に、ユーザー様自身で本当に故障や破損なのかをチェックをすることができます。さらに、トラブルが無くてもメンテナンスなどにお役に立てる情報を記載しております。他店購入、中古で入手した場合などでも多くの内容は適合すると思いますが、記載されている内容はすべてOK!STORE仕様のカスタムライトセーバーを対象としております。

ご購入いただきましたカスタムライトセーバーについてよくある質問、作動確認依頼に基づいてユーザー様自身でトラブルシューティングができるようにチェック項目をご用意いたしましたので、作動不良、故障だとお考えになる前に以下の項目を一つ一つチェックをしてください。

※カスタムライトセーバーの世界では何かと専門用語が多く使われます。以下のページで各部の呼び方や、パーツの名称などを説明してあります。
>>今更聞けない第5弾「カスタムライトセーバー用語」

カスタムライトセーバー共通  電気系のトラブルシューティング

◎カスタムライトセーバーの電源がオンにならない場合の対処方法

1)リチウムイオンバッテリーの充電
まずはリチウムイオンバッテリーがきちんと充電できているかを疑ってください。OK!STOREで販売しているカスタムライトセーバーは18650サイズのリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
使用されているカスタムライトセーバーがどのサウンドボードを搭載しているモデルであっても充電が必要になりますので、まずは付属のマニュアルに記載されている充電方法に従って充電を行ってください。
※下記「◎リチウムイオンバッテリーと充電についての注意事項など」にも充電に関する情報を記載しております。

フル充電後にボタンスイッチを押し(多くのモデルの場合は長押しです)カスタムライトセーバーが「パワーオン!」という音声案内か、ボタンスイッチが点灯することを確認してください。

 

2)バッテリーホルダーの接触不良が原因?
シャーシに設置されているバッテリーホルダーのプラス端子とマイナス端子の接触が悪くなったためにリチウムイオンバッテリーが電力供給できていないケースもあります。
例えば、リチウムイオンバッテリーの脱着を繰り返すうちに、リチウムイオンバッテリーの保護被膜(外側の保護フィルム)がズレてバッテリーの端子とホルダーの端子の間に挟まり絶縁して通電できなくなっているなどが考えられます。

シャーシに取り付けられているホルダーのプラス端子、マイナス端子の板バネを精密ドライバーなどで少し起こしてみてください。

 

3)スイッチ基盤の接触不良(サポートネジの締めすぎによる変形)
充電ポートとボタンスイッチが隣り合わせに設置されているカスタムライトセーバーではスイッチの裏側にある六角穴ボルトが2本、もしくは1本あり、そのボルト(長いイモネジ、サポートネジと言います)でスイッチ基盤を裏から支えるようになっています。

このサポートネジが強く締まり過ぎているとスイッチ基盤が変形し、プリント基板の断線や、スイッチユニットの破損、接触不良になることがあります。

サポートネジを一度ゆるめてから、軽く締めなおすと接触不良が改善する場合があります。

 

4)電源がオンにできない(長く使用していなかった場合)
カスタムライトセーバーのリチウムイオンバッテリーは長く使用しない場合にはシャーシのバッテリーホルダーから外して保存します。装着したまま長く放置するとリチウムイオンバッテリーが完全に放電してしまい、通常の方法では充電を受け付けない状態になることがあります。このような場合にはリチウムイオンバッテリーの交換が必要です。

 

以下のリンク先にもリチウムイオンバッテリー関連情報があります。
リチウムイオンバッテリーの種類・取り扱いに関するブログ記事>>カスタムセーバー用リチウムバッテリー

 


◎リチウムイオンバッテリーと充電についての注意事項など
商品発送前には80パーセントほど充電できている状態で作動確認をしてから梱包をしております。お使いになられているカスタムライトセーバーに装着されているリチウムイオンバッテリーには異常がないことを確認済みですが、長く使われているバッテリーは蓄電能力が低下していきます。
特にXenoPixel、XENO3、SN-PIXEL V3 V4などのピクセルブレードを装着するモデルはバッテリーパワーが重要です。例えばBGMを再生しながらネオピクセルブレードを起動し、様々なエフェクトを発動する場合などで、十分に充電できている状態でなければ、サウンドボードの故障や異常な動作でなくてもBGM再生時に音割れがしたりする場合もあります。
また、自動車のバッテリーと同様に寒冷地などの屋外などバッテリーパワーが十分に発揮できない状況でも同じ状態になることがあります。カスタムライトセーバーはアルカリ電池を入れればすぐに遊べる玩具とは違い、それなりのメンテナンスをして性能を維持するための最低限の知識や技術は必要になります。

充電する場合には各モデルに付属しているマニュアルをご覧になり、充電ポートがどこにあるかを確認して付属されているUSB充電ケーブル、もしくはホルダー式アダプターを使用してUSBポートの充電器に接続して行います。市販のUSBアダプター(5V1AのUSBポート充電器 市販品)を使用してください。

充電方式は大きく分けて3つのタイプがあります。
1)ヒルトの目視できるところに充電ポートがあるタイプ

2)シャーシを取り出して、もしくは目視できる状態にして充電ポートに接続するタイプ

3)バッテリーをシャーシから取り外してホルダー式のアダプターで充電するタイプ

一部のモデル、またはバッテリーを取り外してホルダー式の充電アダプターでチャージする場合には5V2A以上の急速充電器も使用できます。また、カスタムライトセーバーに付属しているものでなくても、市販の18650専用充電器をお持ちであればそれを利用することもできます。

ある程度ヒルトを分解しないと充電ポートが見えないところにあるモデルの場合、ヒルトの分解、小さなネジなどの取り扱いにはご注意ください。ヒルトのネジ部、小さなネジ穴などにシリコンスプレー(べとつかない潤滑材)を少量塗布するのはネジ山を傷めないことに効果的があります。

また、セーバーをご使用にならないときでも、最低でも1ヶ月に1度か2度の充電はしてください。長期保存ではリチウムイオンバッテリーをシャーシから取り出しておいた方が無難です。長期に渡り充電をしなかったり、バッテリーを入れたまま放置し過ぎると、リチウムイオンバッテリーが過放電の状態で充電を受け付けなくなる場合があります。また、充電ポートにケーブルを接続したまま何十時間も放置するのも過充電となり危険です。
※充電中は長時間そばを離れないようにしてください。
※XenoPixelのマザーボードを通して充電を行う、いわゆる充電ポート付きのモデルは過放電で充電できなくなります。
※市販の18650リチウムイオンバッテリーの放電機能付き急速充電器を使用すると充電ができ、リチウムイオンバッテリーが復活する可能性もあります。

こちらのブログページにもリチウムイオンバッテリーについて記載がありますので合わせてご覧ください。↓
>>カスタムセーバー用リチウムバッテリー

 


◎ブレードを装着したが点灯しない場合の対処方法

1)ネオピクセルブレードの場合
RGB-Xシリーズのモデルを除く、ネオピクセルブレード装着モデルに一番ありがちなトラブルです。
ネオピクセルブレードはヒルトへ差し込む側には年輪基盤と呼ばれている3Pのサークル型の基盤が取り付けられています。そしてヒルト側のブレード差込口を覗くとPogoPin基盤と呼ばれているアンテナ型のピン端子が複数突き出ている部分が見えると思います。
この年輪基盤とPogoPin基盤が接触して初めてブレードが点灯します。そしてPogoPin基盤のアンテナ型ピン端子は1本1本にダンパー構造となっていてクッション効果があります。これはブレードを固定している時ではわずかなブレやズレに対しても年輪基盤との接触を維持できるための仕組みです。ブレードを装着する時にはアンテナピンのダンパーのクッション効果がなくなる位置(ブレードを軽く押し込みながら)まで入れた状態で手で保持しておきネジで固定をします。

また、何度かブレードの脱着をしている場合にはPogoPin基盤のアンテナピンの変形が無いかもお調べください。
軽く指で真っすぐ押し込んでみてダンパー効果(クッション効果)が無い場合も同様でPogoPin基盤の交換が必要です。下の画像のように一部のアンテナピンが変形、もしくは縮んだ状態のままでダンパー効果が無くなってしまっている場合にはPogoPin基盤の交換が必要です。

PogoPin基盤のアンテナピンが完全に変形して曲がっている例。ブレード一番奥まで入れた状態でねじったり回したりすると下記画像のように変形します。ブレードを回すときにはゆっくり慎重にしてください。

 

他にもネオピクセルブレード装着のカスタムライトセーバーではブレードスタイルの設定に関係している場合も少なくありません。
XENO3シリーズのモデルではブラスターモードやトーチモードやゴーストモードというブレードモードがあります。一部のプリセットでのみブレードが点灯しない場合には、そのプリセットでボーストモード、トーチモード、ブラスターモードになっていないかを確認してください。

全てのプリセットで起動音は鳴っているがブレードが点灯しないケースではRGBになっていることが考えられます。
XENO3シリーズのモデルはピクセルブレードとRGB中空ブレードに対応しているため切り替えの設定があります。この設定でRGBモードになっているとPogoPin基盤のLEDは点灯しますが、ネオピクセルブレードは点灯しません。
ブレードが起動した状態からボタンスイッチを長押ししてブレードをオフにしてからも長押しを続けていると「pixel to RGB」とRGBモードに切り替わる音声案内があります。もう一度同じ操作で「RGB to Pixel」と音声案内があればピクセルモードです。
※詳しくはXENO3トラブルシューティングのページでご確認いただけます。

 

2)RGB中空ブレードの場合
RGB-Xシリーズのモデルはすべて照射型の点灯方式で、中空ブレードはポリカーボネートのパイプ内部に光拡散フィルムが入っているだけの単純な構造なので装着時には電気系トラブルはありません。
電源ボタンのLEDが点灯し、ブレードの起動音やボタンをタップした時に効果音などが聞こえるけどブレードが光っていないのはLEDユニットの破損か、シャーシからの配線に断線がある可能性があります。

XRGB3シリーズの場合には同じように中空ブレードを装着しますが、ブレードスタイル(様々なブレードの光らせ方)にはゴーストモードやブラスターモードというブレードモードがあり、ブレード起動させていてもヒルトをスイングさせたときだけとか、スイッチボタンをタップした時だけ点灯するモードがあります。マニュアルをご覧になりながらブレードモードの設定を変えてみてください。

 

3)ネオピクセルブレードの一部が点灯しない
ネオピクセルブレードの先端、あるいは一部分だけが点灯しなくなった場合の対処方法です。
まずは電源オフにしてブレードを外し、リチウムイオンバッテリーを脱着して簡易リセットを行ってください。
簡易リセットで直らない場合にはネオピクセルのピクセルナンバー設定(ネオピクセルのLED素子をいくつ光らせるかのプログラム)が間違っている、あるいは変更されてしまっているケースが考えられます。

これは通常92cmの長さが標準でピクセル数132個で設定されていますが、短いブレードで82cmや78cm、60cmというサイズのカスタムライトセーバーもあるためピクセル数を設定項目で変更できるようになっているためです。何らかの理由でこの数値が変わってしまっている、無意識のうちに設定を変えてしまったというケースもあります。

※お使いになっているカスタムライトセーバーのサウンドボードシステムによってピクセルナンバーの設定方法が違いますので、下記リンク先からそれぞれお使いのサウンドボードのトラブルシューティングのページでご確認ください。

 

4)ネオピクセルブレードが点灯したり消えたりする
ヒルトをもってセーバーを持ち少しゆするとブレードがついたり消えたりする場合もブレードの固定が不十分か、PogoPin基盤の接触不良の可能性があります。
ブレードを一度外して、バッテリー脱着による簡易リセットをしてからブレードを正しく装着しなおしてください。

 


◎突然正常作動しなくなり音声案内がある場合の対処方法
これまで頻繁に使用していたカスタムライトセーバーが突然作動しなくなった場合の原因を考えてみます。
①リチウムイオンバッテリーの蓄電残量が少なくなって起動できない。(電源オンにできない)この場合にはXenoPixelとXENO3の場合には「Low Battery!Please Recharge!」、SN-PIXELでは「LowBattery!」と音声案内があります。
②microSDカード(TFカード)のエラーでサウンドボードがデータを読み取れない。microSDカードの記録媒体が破損したか、マザーボードのカードスロットからmicroSDカードが外れている、もしくはズレていることが考えられます。XenoPixelとXENO3では「SDcard error!」、SN-PIXELでは「card error!」と音声案内があります。
microSDカードの脱着手順については下記リンク先に詳しく情報があります。参考にしてmicroSDを正常な状態で装着しなおしてください。
>>XenoPixelサウンドボードのTFカード脱着方法
③ブレードが点灯するのに音が聞こえない。ボリュームレベルが「mute」ミュートになっています。付属のマニュアルで音量調整の操作を確認してみてください。

 


◎サウンドが鳴らない場合の対処方法
カスタムライトセーバーにはボタン操作による音量調整機能があります。ミュート(ボリュームがゼロ)になっているとブレードは点灯しますが、サウンドがありません。

 


カスタムライトセーバー共通  ヒルトの組立・ブレードの装着・ブレードプラグ取り付けについて

カスタムライトセーバーの分解組み立て時にご注意いただきたいことなどをまとめております。


◎ヒルトの組み立て
ヒルトの組み立てで注意すべきポイントを箇条書きにしておきます。
①ヒルトを組み立てるときには各部のネジ部に注意してください。特にアルミ素材でできているヒルトのネジ山は分解中に落としたり、どこかにぶつけたりするとネジ山が破損し、スムーズに組み立てられなくなります。少しでもネジ山がスムーズに回らないと思ったらシリコンスプレー(潤滑剤)を使用してください。

②シャーシをヒルトに差し込むときにはリチウムイオンバッテリーの被膜にご注意ください。

③シャーシにはスイッチ基盤やサウンドボード、ミニスピーカー、多くの配線などがあります。取り扱いには十分ご注意ください。配線を引っかけるなどするとハンダが外れたり、断線し作動しなくなることがあります。

④スイッチ基盤のサポートネジの締めすぎには十分にご注意ください。スイッチ基盤を裏からさあさえる役割なので、強く締める必要はありません。

⑤カスタムライトセーバーには様々なデザインのヒルトがあります。そのためにモデルによっては分解手順や組み立て方が大きく違います。下記リンク先には各モデルごとに分解手順や組み立て方法の動画のリストがあります。
>>分解組み立て手順 動画リスト
※上記ページに記載がないモデルはお問い合わせフォームからご連絡ください。

 


◎ブレードの装着
ブレードの装着方法で注意すべきポイントを箇条書きにしておきます。
①各モデルごとに付属しているマニュアルにブレードの固定方法が書かれています。特に注意するのはネオピクセルブレードで、このページの上の方で書きましたが、エミッター(ブレード差込口)の内部でPogoPin基盤のアンテナピンとネオピクセルブレードの年輪基盤がしっかりと密着している必要があります。クッション効果がなくなるところまで軽く押し込みながらイモネジ固定します。

②一部のモデルを除いてカスタムライトセーバーのブレード装着ではイモネジを使用します。各モデル、形状に応じて決められたサイズのイモネジが付属されていますので、それを使ってブレード固定してください。

③ブレードがぐらつかないように固定する方法は、ブレードを既定の位置まで差し込んで何処か一箇所のイモネジを締めます。1本のブレードに対して複数のイモネジ穴がある場合には以下の図のように赤いイモネジの位置から占めるとブレードがブレ難くなります。

上記の図はブレード差し込み口を上からのぞいた状態を表しています。実際はブレードがエミッターとのクリアランスは殆どありません。上記図では少し大袈裟に表現していますが、ようするにエミッターの壁面にブレードが接触(一方向に押し付けられている)している状態が重要です。複数のイモネジがある場合には均等にイモネジを締めていくとイモネジが緩みやすかったりブレードのブレが発生しやすくなります。全方向から均等に締めていくのではなく、上記図の赤いイモネジで記したポジションのイモネジから締めることをお奨めします。

④ブレードのインサート量について
ブレード差し込み口の深さがどれだけあるかもブレードの固定では重要です。モデルによってはヒルトのデザインやリアリティ追求をしたためにブレードのインサート量(差し込む量)が十分確保できていないモデルがあります。
以下のカスタムライトセーバーモデル、または類似したデザインのヒルトを持つカスタムライトセーバーではバトルプレイ、チャンバラ、セーバースピンなど激しい使い方に対しブレード固定が十分ではありませんので、そのような使い方をされる場合には十分にご注意ください。
対策としては毎回必ずイモネジの緩み、ブレードのクラック(ヒビ割れ)等が無いかを確認してから使用するようにしてください。
また、当店OK!STOREでもカスタムを承っておりますが、追加ボルトや貫通ボルトの加工をすると安心です。

以下のリンク先のブログページでもブレード装着に関する情報があります。合わせてご覧ください。
>>今更聞けないシリーズ第3弾「ブレードの取り付けTYPE系編」
>>今更聞けないシリーズ第4弾「ブレードの取り付けプロップ系編」

 


◎ブレードプラグ取り付けについて
ブレードプラグを取り付ける場合の注意事項です。ブレードプラグについてもブレードの固定方法とほぼ同じですが、必ずしもPogoPin基盤やLEDレンズユニットにあたるまで、奥に入れて固定する必要はありません。むしろインサート量が深い場合には適度なところでイモネジ固定してかまいません。
>>ブレードプラグ装着方法

 


◎リセット(出荷時状態)について
操作や設定が混乱している状態で、ユーザー自身が意としていない動作をセーバーがすると「異常だ」「故障だ」と思われがちですが、よほど強い衝撃や水没をさせたか、あるいはパソコンのように次から次へと連続操作やマウスクリックの連打でコマンドにプラグラムが付いていけないような状態になるとパソコン同様にカスタムライトセーバーのマザーボードはフリーズすることはあります。
そうした場合には簡易リセットをすることをお奨めしますリセット方法はサウンドボードシステムによって方法が違います。

① 電源オフの状態でブレードを外してください。ブレードの脱着作業は電源オフは必須です。※必ず電源オフでブレードを外してから作業をしてください。
②ポンメルやグリップを外しリチウムイオンバッテリー全体が見える状態にしてください。リチウムイオンバッテリーが少しでもヒルト内部にかかっている場合にはさらに分解作業が必要です。
③ 完全にシャーシだけにしないとリチウムイオンバッテリーが取り出せないモデルの場合はボタンスイッチ裏側等のネジを外してください。スイッチ基盤のネジはが軽く締まっているだけなので簡単に外せます。
④ ゆっくりシャーシをヒルトから引き出します。

⑤ リチウムイオンバッテリーのホルダーがありますので一度取り出してください。
⑥ リチウムイオンバッテリーを元に戻すことで簡易的なリセットができます。
⑦ブレードを取り付けるところまで逆手順で戻してください。
※ブレードをしっかり奥まで差し込んで手で押さえながらイモネジ固定をしてください。エミッター内部のPogopin基盤が完全に接触状態を保てなくても接触不良によりフリーズや異常作動が起きます。
※また、当店マニュアルには充電作業までしか手順を記載していない場合もあります。各モデルごとの分解手順に関してはこちらのページでモデルごとの分解手順動画をご覧ください。

>> 分解組み立て手順 動画リスト

各サウンドボードシステムごとのリセット

1)RGB-Xシリーズのリセット方法は簡易リセット(上記の方法)しかありません。(microSDカードなどユーザー設定を記録する機能が無いので)
リチウムイオンバッテリーをシャーシのバッテリーホルダーから外してもう一度取り付けます。これで簡易リセットは完了です。

2)XenoPixelシリーズの場合には下記リンク先のページを参照してください。
>>XenoPixelのリセット方法

3)XENO3シリーズに関しては下記リンク先のページを参照してください。
>>⑦XENO3 メンテナンス情報

4)SN-PIXEL V4シリーズの場合のリセット方法は下記のリンク先ページを参照してください。
>>SN-PIXEL V4 技術情報 完全リセット方法


◎XENO3・XRGB3・XENOPIXEL・SN-PIXELモデルTFカード脱着手順
スライドタイプと差し込みタイプの2種類があります

◎スライドタイプの場合
①microSDカード(TFカード)スライドタイプの取外し方。通常は取り外す必要はありませんが、サウンドフォントのアップデートやカスタマイズを行う時には以下の手順で行ってください。microSDカード脱着までの分解手順となります。

②マザーボードのmicroSDカードスロットのカバーはスライド式です。microSDカードを押さえながら矢印の方向にスライドさせるとスロットカバーが開きます。※カードスロットは非常に精密な部分です。取扱いにはご注意ください。

③microSDカードをスロットに戻す時は、爪先などで軽く押さえながら位置が変わらないようにスロットカバー(金具)を閉じます。

④microSDカードの位置に注意しながらスロットホルダーのフタ(金具)を赤い矢印の方向へスライドさせるとロックがかかります。※microSDカードの位置が正確なポジションにないとスロットカバーが閉じられません。無理に閉めるとスロットカバーが外れます。変形しないようにスロットにカバーを取り付けなおしてください。


⑤金具をスライドさせてロックをし、カードをしっかりホールド出来れば作業は終了です。

 

◎差し込みタイプの場合
①microSDカード(TFカード)差し込みタイプの取外し方。矢印の方向へ抜き取るだけでmicroSDカードを取り出せますが、シャーシの形状やカスタムライトセーバーのモデルによっては、ピンセットや小型のラジオペンチなどで軽くつまんで引き出さないと、外れない場合があります。

※セーバーを振り回したりしても簡単に外れない程度に固めに装着されています。
※シャーシの形状によってはシャーシケースを開く必要がある場合もございます。
※元のポジションまで確実に挿入して戻してください。
※ななめに無理やり押し込んだり、確実に奥まで入れて装着できないと接触不良となり、バッテリーを装着しても作動しない場合があります。

 

リチウムイオンバッテリーをホルダーに戻して電源を入れた時に「SDカードエラー!」と音声案内があった場合ももう一度装着しなおしてください。

 


◎サウンドボードごとのトラブルシューティングへのリンク
上記、チェック項目でご確認いただき、それでも問題解決しなかった場合には各種サウンドボードごとにまとめたトラブルシューティングのページにお進みください。
※お使いになっているカスタムライトセーバーのサウンドボードがわからない場合にはお問い合わせフォームよりお知らせください。

>>XenoPixelサウンドボードのトラブルシューティング

>>XENO3・XRGB3サウンドボードシステムのトラブルシューティング

>>SN-PIXELV3、SN-PIXEL V4サウンドボードシステムのトラブルシューティング

>>RGB-Xサウンドボードシステムのトラブルシューティング

>>ブルートゥース機能に関するご質問に関して