最近のカスタムライトセーバーではサウンドボードにmicroSDカードが装着できるようになっているものが殆ど。

基本プログラムはマザーボードのチップに、音源や設定ファイルはmicroSDに、というシステムが主流です。

XENO3、XRGB3、SNV4、SN PROにカードスロットが装備されていることは常識のごとくご存じだと思います。また、ここ2~3回連続でご紹介しているS-RGBでもmicroSDカードは使われています。サウンドフォントを入れ替えるにしても、設定ファイルで自分好みにカスタマイズするにしてもmicroSDカードは必需品です。

このようにカスタムライトセーバーとmicroSDカードとは切り離せない時代になり、そのmicroSDカードのスペックも重要であり、1つのカスタムライトセーバーで楽しむときにもmicroSDカードを複数使い分けているユーザーさんも多いことと思います。

今回のブログテーマはmicroSDカード。

カスタムライトセーバーのパーツの中ではそれほど高額な方ではないので、少し前の「 メーカーも知らない!特定のサウンドフォントだけを使う方法 」でも紹介した中で、サウンドフォントごとにmicroSDカードにコピーしてお気に入りのサウンドフォントだけを使う方法もあるので、ユーザーさん自身でも購入することがあると思います。


しかし、気を付けなければならないのがmicroSDカードのスペック。そのスペックの中でも重要なのが転送スピード。市販されているmicroSDカードにも「スピードクラス」とか、「データ転送速度」、「最大読み出し速度」という項目などで表示されています。商品としては「KIOXIA(旧東芝メモリ)」や、「SanDisk (サンディスク) 」が多く使用されており、単体でも通販サイトなどで簡単に購入できます。お金をかければもっと良いSDカードはありますが、上記2つは性能面でもSN PRO、XENO3で実証済みであることと、価格も比較的安く、性能も安定しているという点でお手頃なのです。

では、「気を付けなければ…」と書いた理由。

1つはスペックで何処を見ればいい??という部分と、もう一つは偽物、コピー品かも?ということに注意が必要です。

データ容量の16GBとか、32GBというのはさほど問題ではありません。よほど多くのサウンドフォントをインストールしたとしても精々2GB~4GBも使うかどうかというくらいなので、16GB、32GBもあれば十分です。逆に128GBや256GBもあるとオーバースペックで記録エリアにエラーが生じたりするトラブルの確率も高くなるので、ほどほどの容量があれば大丈夫です。

では問題なのはデータを呼び出すときのスピード。「スピードクラス」として表示されている部分は「class10」。スペック表示でも「読み取り速度」として1秒間にどれだけのデータ転送能力があるのかが書かれているはずです。当然、数値が多ければそれだけスピードは速いということになります。100MB/sとか、120MB/sなどと書かれています。高額なものでは200MB/s、300MB/sというスペックを持つmicroSDカードもあります。(主にビデオや一眼レフカメラの記録媒体として使用されています)

何故この読出速度がカスタムライトセーバーにとって重要なのか?…既にお気付きの方、ご存じだった方も多いと思いますが、サウンドボードが再生しようとするエフェクト音などを瞬時にmicroSDカードから呼び出す必要があるからです。BGMなどはまだ良いにしても、フラッシュオンクラッシュやスイングなど、モーションによって発動されるエフェクトではヒルトの動きやブレードのライトアップに同調する必要があり、タイムラグが大きくなると光と音がズレるので、すなわち気持ちの良い状態ではなくなってしまい、操作を楽しめなくなります。

また、BGMを再生しながらエフェクトも多数同時に発動させているケースでは一度に呼び出すファイルが複数になり重なるので、それだけ多くのデータ量を一気にサウンドボードがmicroSDカードから引き出すことになり、再生機能に転送スピードが追いつけなくなってしまうのです。

こうして音源の先頭部分が音切れしてしまったり、上手く再生されないということが稀に発生してしまうのです。

最低限のスペックとしてはclass 10で転送速度が100MB/s 前後であることが条件だと思ってもらえば間違いはありません。

このメーカーには申し訳ないと思うのですが、これは全くダメでした。たまたま、パチモンだったのかも知れませんが、5枚購入して5枚とも試して全て同じ結果。サウンドボードでもいろいろ試しました。SN PRO、XENO3、GHV3、Proffie(特にひどかった)とテストをしてみたのですが、どれにも適合できず音源再生がスムーズではありませんでした。スペックを見ると 85MB/sで、わずかな違いなのですが、実際にはサウンドフォントをコピーしてみても5倍以上の所要時間なので、単純なデータ保存用でなら良い商品だと思うのですが、書き込みも、呼び出しもカスタムライトセーバー向きではないと思います。

そういう理由からできるだけ高スペックのmicroSDカードを使った方が安定した作動が得られますので、ユーザーさん自身がご自分で調達して、特定のサウンドフォントだけで使うカードでは、お財布と相談して高スペックなカードを一枚持っていても良いのではないでしょうか。

話は変わりますが、当店の発送直前に行う最終作動確認でのチェック項目の一つでもあります、microSDカードのスピードチェックというのがあるのですが、ウチの作動確認担当者は microSDカードを一度パソコンでフォーマットしてからOK! STORE仕様の39個のフォルダーを一括でコピーして、転送完了までの時間を計っています。1秒、2秒の多少の違いはあれど大体は同じくらいで完了します。しかし明らかにエラーがあったり、読み書きの速度が遅いカードは30秒、40秒と差があります。過去には2分もの差があったのは流石に排除して使いませんでした。(最終的には動画を撮影しながらサウンドフォントを再生しながら各エフェクトの発動が正常なのか、BGM再生が可能なのか?などなど数個の作動確認項目をクリアして梱包されます。)

それに通販サイトなどで格安のmicroSDカードを購入してみたときは、信じられないほど低速で、XenoPixelでしたが時々エラーは出るし、まともに音源再生できなかったりで使い物にならなかった例もあります。

なので、安さだけで選ぶと結局は使えなかったり、メーカー名はちゃんとしているところなのにまがい物、パチモン、ニセのもだったりと失敗するのでmicroSDカード選びは要注意でのです。

KIOXIAや、SanDisk の正規品なら大体は間違いないと思いますが、それでも製造上の初期不良だってあるわけです。

サウンドフォントの再生がやけにブツ切れだったり、プチプチとノイズが出てくるようになったらmicroSDカードをハイスペックな製品に交換してみると良いと思います。特にユーザー自身でサウンドフォントをカスタマイズしている場合でBGMが長かったり、スイング効果音が複数の場合にも有効だと思います。

KIOXIAやSanDisk だって完ぺきではないので、コンディションを疑ってみることだって必要です。

OK STOREでも発送時のチェックの時には転送スピードと、実際の音源再生の両面でテストしていますが、今のところ 「ええ〜!!これは!!だめじゃん!!」となったのは2回だけです。ハズレの確率は低いですが、それでも2回です!!

リチウムイオンバッテリーと同じようにSDカードにだってある程度の個体差はあるんだということも覚えておくと良いでしょう。

 

 

 

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