少し前に書いたブログの話題でRGBを自作できるという内容があったと思います。

>>RGBブレード加工方法など(前回の続きです!)

ネオピクセルブレードでも自作可能だと思いますし、OK!STOREでも何度かネオピクセル(WS2812 SMD LEDテープ)を使用してピクセルブレードを自作したことはあります。さすがに難易度高めですが自作は可能です。唯一ブレードの根元に使用する年輪基盤だけは自作できなかったのでメーカーからパーツだけ購入して使用しました。

LEDストラップに使用するのは5050 SMD とか WS2812 などの品番で検索すると LEDテープはすぐに見つけられると思います。1メートルに60個とか、144個のLEDが装着されているタイプがあります。もちろん、カスタムライトセーバーに使用するのであれば144個(1m)を2本。裏に粘着テープが付いているものを貼り合わせて使用すれば大丈夫です。

販売しているピクセルブレードのLEDストラップは特注で両面にSMDがみっちりと引き詰められているカスタムライトセーバー専用で組み立てられておりますが、上記のように市販のSMDが装着されたWS2812を貼り合わせても流用は可能で、きちんと配線をすればカスタムライトセーバー専用のピクセルブレードと同じように使用することができます。

 

今回はピクセルブレード製作の話題(また別の機会に)ではなく、RGBブレードの自作です。

RGBブレードを自作する場合いには、アクリルパイプでも透明塩ビ管でも、またポリカーボネートブレードを切った残りの端材でも比較的簡単に作れます。パイプ素材の調達はそれほど困難ではないでしょう。また、ご自分で加工できる方は、92cmのRGBブレードを購入して60cmのショートブレードにカット加工して使用したい場合などに、32cmの端材ができますので、こういう残り物でも捨てないでブレード自作などにチャレンジしてみると楽しめると思います。

ただし、パイプはあるけど先端パーツはどうする?という問題が残ります。

 

3Dプリンターで製作したり、シリコンで型取りしてUVレジンで製作したりもできます。わざわざシリコンで型取りするなんて面倒だと言う人は100円ショップのレジンコーナーを探しても半球形のシリコン型は見つかると思います。
OK store
でもこの工作方法で作ってみたことあります。

3Dプリンターでもモデリングしたことあり、今回もう一度データを引っ張り出して改めてプリントしてみました。

1時間半ほどで完成です。フィラメントが白色のPLAしか手元になく、本来なら半透明かクリアーのPETGを使用するのがベストです。

表面の仕上げをしていない状態のプリント仕立てでもここまで造形ができます。

1インチのポリカーボネートパイプにぴったりフィットさせてデータを製作できるので仕上がりもまずまずです。

使用するフィラメントもPLA素材ではなく、PETG素材を使えば強度も向上します。

こんな感じで、どんな3Dプリンターでも簡単に作れますが、3Dプリンター自体を誰もが持っているようなものではないので、安く、簡単、お手軽にという訳には行かないですよね。

また、先端パーツだけでも販売しているショップもあるようですが、海外からとなるとそれだけのために輸送費も高額。むしろ部品代より送料の方が高額かも。

エポキシ粘土で固めて作ってしまうという手もありますが、半透明ではできないのでライトアップできなくなってしまいます。

それぞれ、コスト面、ライトアップ問題などで一長一短ですが、一番お手頃なのがUVレジンでの製作です。OK!STOREでは過去に製作経験もありますが、今回はレポートをするために改めてやってみました。

まず一番重要なのがシリコンの型。100円ショップのハンドメイドコーナーでUVレジンもシリコンモールも購入できます。

それぞれ7/8インチにも1インチにも使える半球形があります。

1インチは少し大きめなので気になる人は下記のような球体を作るためのシリコンモールの半面を使用してもOKです。

UVレジンはハードタイプを使用しました。100円で購入できる下記の商品1本(5gと表記アリ)で、隣に置いてある造形済みの半球形を2個作れました。

UVライトはどんなタイプでも構いません。OK!STOREではネイル用のUVライトと懐中電灯タイプのブラックライト(紫外線照射のLEDタイプのハンディライト)と両方使ってみました。

1000円前後で入手可能なのでLEDブラックライトよりもお安いかも。

実際に7/8インチと1インチを両方を製作しました。製作にかかった所要時間は30分ほどで2つ作れました。

接着剤はクリアーなもので接着面が目立たなければ何でも良いと思いますが、強度的に必要なら2液性のエポキシ系の接着剤を使用するのがお奨めです。

あくまでも自作を楽しむという目的で紹介しております。本格的にバトルやセーバースピンなどで使用するには強度不足だと思うので自己責任でお使いください。

OK!STOREではRGBセーバーにショートブレードで自作ブレードを取り付けてLEDハンディライトのようにして車に載っております。(笑)

夜間の作業時にはアソーカのホワイトブレードが見やすく、緊急時の誘導用ならベイダーのレッドブレードというように何かと便利です。

拡散フィルムなど入れてなくてもこの明るさです。カラーもRGBインフィニティでどんな色にもなるので懐中電灯を買うよりも面白い!!

今回はちょっとした遊び心で、ショートブレードを自作してみました。

 

それではまた!!