RGB-Xシリーズのカスタムライトセーバー用トラブルシューティングです。
※こちらのページは随時、不定期に追加記載、更新がされています。

XENO3・XRGB3シリーズ カスタムライトセーバーのトラブルシューティング

ブレードカラーの一部が発色しない
例えばRGBカラーチェンジモードで緑だけ発色しなくなったというようなケースや、またはカラーチェンジモードで一箇所だけブレードが光らなくなるというようなケースです。

どちらも2通りの問題が考えられますが、まずはRGB-Xに使用されているLEDレンズユニットについて簡単に説明します。

RGB-Xシリーズはモデルによって2種類のLEDユニットが使い分けられます。1LEDレンズユニットと3LEDレンズユニットがあり、一般的に多いのは1LEDタイプのレンズユニットです。3LEDタイプのレンズユニットは主にエミッターネック型のセーバーに使用されます。

1LEDタイプは1つのLEDで全色をカバーしていて、マザーボードからの信号でカラーチェンジを行います。3LEDタイプはそれぞれのLEDがブルー、グリーン、レッドの発色を受け持っており、その調色バランスによって全色をカバーします。

トラブルを以下の2つに切り分けて考えてください。

①1色だけ発色がない、単色だけでカラーチェンジが薄っすらとしかしていない場合にはLEDレンズユニットの故障です。3LEDタイプの場合にはどれか1つだけ、あるいは2つのLEDが点灯していない可能性があります。RGB-Xは高輝度LEDを使用しているため、長時間使用によってかなり高温になりますので、いわゆるLEDの玉切れという状態です。LEDユニットの交換が必要になります。

②カラーチェンジ中にブレードが点灯しない部分がある場合にはマザーボードからLEDユニットまでの配線が断線した可能性があります。

RGB-Xでは4本の配線がありますが、1本が断線、もしくはハンダが外れた場合など、その発色のための信号がユニットに送られないため、その部分だけ(例えば緑が発色されるところだけ)点灯しなかったということです。シャーシを分解して配線確認、修理が必要です。オンラインウェブショップ OK!STOREの問い合わせ・修理依頼フォームからお問い合わせください。

上記の問題、どちらもあまり発生しないトラブルですが、RGB-Xは中空ブレードで軽く、サバイバルゲームやバトルプレイ、セーバースピンなどに使われることが多く、振動や衝撃などで故障することも考えられます。

 


ブレードが勝手に消えた
RGB-Xシリーズのカスタムライトセーバーにはモーションコントロール機能が搭載されています。ヒルトの動きでブレードを起動させたりする機能で、電源オンの状態でツイストすることでTwist ON・OFFが可能、また、ブレードをスイングすることでSwingONが可能です。

この機能を知らずに使用する設定になっている状態ではセーバーを使用中に勝手に発動させてしまってブレードが消灯します。動作マニュアルにも操作方法は書かれていますが、ブレードが点灯していない状態でボタンスイッチを長押しし、LEDランプが3回点滅(1.5秒)した後話すとモーションコントロールを使用する、使用しないの切り替えができます。

バトルプレイやセーバースピンなどに使用される場合にはモーションコントロールをオフにしておくとそのような意としないブレードオフが起こりません。

 


ブレードカラーの変え方がわからない
RGB-XシリーズのカスタムライトセーバーにはインフィニットからチェンジとRGBカラーチェンジの2通りのカラーチェンジモードがあります。インフィニットカラーチェンジモードではゆっくりと変色するため規定カラーでは表現できない中間色を設定することができます。RGB規定カラーチェンジモードではプログラムによって決められた赤、青、緑、紫といったカラーに切り替わっていきます。

どちらのカラーチェンジモードでもブレードをオンの状態で操作を行います。

・インフィニットカラーチェンジモード操作 = 電源ボタンを1秒押しLEDランプが2回点滅した後、電源ボタンを離すとインフィニットカラーチェンジモードとなり、順次ブレードの色がゆっくりと変化していきます。お好みの色になったタイミングでもう一度電源ボタンを押すとブレードカラーが固定されます。

・RGB規定カラーチェンジモード操作 = 電源ボタンを1.5 秒押しLEDランプが3回点滅した後、電源ボタンを離すとノーマルRGBモードになりブレードカラーの規定カラーに自動的に変化します。お好みの色になったタイミングでもう一度電源ボタンを押すとブレードカラーが固定されます。

 


ブレードを点灯中にエミッターのあたりが少し熱く感じる
RGB-Xシリーズのカスタムライトセーバーは高輝度LEDを光源に使用しています。シャーシ先端に取り付けられたLEDレンズユニットにはヒートシンク(放熱板)が装着されており、熱放散効果があります。特にアルミ製のヒルトにはその熱が伝わりやすく、長くセーバーを起動させていると熱く感じられます。電源をオフにして少しセーバーを休ませてヒートシンクの熱が下がってからお使いください。あまりに長時間点灯させたままだとLEDの破損に使がる可能性が高くなりますのでご注意ください。

 


長い間充電をしないまま放置していたら充電ができなくなった
リチウムイオンバッテリーをシャーシに装着したまま長い期間放置しておくのは過放電となり良くありません。(過放電で充電を受け付けなくなる場合があります)また、充電ポートに接続したまま何日も放置しておくのも過充電となり大変危険です。(過充電は発火の危険性があります)

長い期間カスタムライトセーバーを使用しない場合にはリチウムイオンバッテリーを一度外した状態で保管してください。また、毎月1度は定期的に充電をしてください。

特にRGB-Xシリーズでは充電に使用するUSBアダプター(USBポート付ACアダプター)は5V1A(5ボルトで1アンペアの製品)を使用します。急速充電器(5V2.1A、もしくはそれ以上)のUSBポートを使用しての充電はRGB-Xマザーボードの充電機能が破損します。

充電ポートに接続して充電を開始しても「チャージング!」という音声案内が無かったり、ボタンスイッチのLEDランプがゆっくりと点滅していない場合には充電がされていません。
・リチウムイオンバッテリーの過放電が原因で充電できない。
・シャーシのバッテリーホルダーの端子の接触不良が原因。

・長く放置してリチウムイオンバッテリーの端子部分に酸化被膜(錆び、粉等)が発生している。
・RGB-Xマザーボードの充電機能が破損した。
・充電ケーブルの問題。充電に使用しているUSBケーブルを別のものと交換してみる。
・ボタンスイッチの裏側にサポートネジ(長いイモネジ)があるモデルではサポートネジの締めすぎによってスイッチ基盤が変形している可能性もあります。サポートネジを一度緩めてから軽く締めなおしてください。