今回のブログでは随分とバリエーションが増えましたOBI-WAN モデルの特集です。
XENO3、XRGB3、SN-PIXEL V4などサウンドボードのチョイスも幅広く、ヒルト形状でもどのプロップをモチーフにしたデザインなのか、そこもまた選択するときに迷うところでもあると思います。
カスタムライトセーバーでは一応レプリカモデルとしてデザインされたりしていますが、サウンドボードを組み込むため、スイッチのポジションを確保するために外観的なデザインが各メーカーごとに微妙に違っていたりします。
そこはメーカーごとの特色でもあり、それぞれのモデルに特徴にもなっているわけですが、コレクションとして、またはディスプレイ用としてならば、ヒルトのリアリティなどを優先するべきでしょう。しかし、折角のカスタムライトセーバーなのでブレードを装着し、起動させて振り回してみるのも楽しみのひとつ。当然、ブレードスタイルを変えてみたり、サウンドフォントの違いなども聞き比べてみるのも楽しいと思います。
そういう視点で各モデル、サウンドボード、装着ブレードなど、その違いについて書いてみたいと思います。
まず、長らく在庫が切れたままでしたが、このモデルから始まりました。当店でもXenoPixel仕様、RGB-X仕様(どちらも販売終了済み)として販売しておりましたが、この度このモデルがXENO3仕様として復活しました。
特徴としてはXENO3仕様 38サウンドフォントプリセットで、一番は1インチブレードが装着できることだと思います。ネックタイプのエミッター形状のデザインのOBI-WANモデルとしては今や稀少です。
他にもバブルパネルのスイッチ、コントロールボックスサイドのレバー、Dリングなど初期のころのデザインを意識したレプリカモデルになっているようです。レバーは稼働しますが、スイッチ機能はなく単なるダミーなので、セーバースピンをしたい、バトルを楽しみたいというユーザーはネジ式なので簡単に取り外しておくことが可能です。
充電はポンメルを外すとシャーシに充電ポートが目視できますので、それほど面倒ではありません。
しかし…なんとなくこのモデルを鑑賞していると、一度ヒルトを分解して各パーツごとにウェザリング加工をしたくなります。グリップやジャバラ部分の黒いアルマイト加工の部分は#400、#600、#800のサンドペーパー、エミッターカップなどはガスバーナーを使って焼けた感じにすると…。おっと、本題から外れていきそうなのでまたの機会にします。(笑)
Obi-Wan EP4 Variant XENO3 は今週末か来週中には入荷の予定です。
続いてOBI-WAN ドラマに登場したデザインをモチーフにしているモデル。これは当店で取り扱いのないメーカーも含めると急激に増えましたね。ただ、搭載しているサウンドボードの違いなどもあると思いますが、ドラマのメイキング映像や書物によって資料となるデータが多かったので、概ねよく似たデザインのヒルトです。しかし装着ブレードが7/8インチ92cmとなりスリムなフォルムです。エミッターへのブレード取り付けのインサートが少ないため、製造メーカーとしてもネオピクセルブレードの自重を重たくしないことを優先した結果です。
外見的にも、シャーシ構造的にもEP4モデルとは少し異なります。EP4モデルに比べるとドラマ版の方がヒルトもスリムです。実はXENO3だけにはエミッターカップの交換で1インチブレード仕様に変更できるパーツがOK!STOREには在庫で2つだけ存在しますので、XENO3でどうしても1インチブレードを使いたいというご希望の方はオンラインウェブショップ OK!STOREよりオーダー時に1インチブレード変更希望をお知らせください。
※エミッターカップもPogoPin基盤、1インチ92cmもしくは82cmへのネオピクセルブレード変更も無料で対応します。
※パーツに限りがあり、パーツの追加製造の予定もないため、エミッターカップがなくなり次第終了です。
このモデルが初めてリリースされたことからシャーシ構造も2分割、3分割のモデルが多くなってきました。次に紹介するSN-PIXEL V4シリーズのオビワンモデルも全く異なるシャーシ構造を持っていますが、やはりセパレートタイプでリチウムイオンバッテリーの充電などメンテナンス性を向上させています。
>>Obi-Wan Drama Variant SN-PIXEL V4
SN-PIXEL V4仕様のオビワン ドラマ版は2ボタン式であることが特徴です。現在はOK!STORE仕様のサウンドフォントプリセットがXENO3もSN-PIXEL V4も38セットなので、ブレードスタイルやサウンドにはそれほど大きな差というか、殆ど違いはありません。どちらのオビワン ドラマ版にもそれぞれサウンドフォントはインストールされておりますので、1ボタン式が好みの方はXENO3チョイス、2ボタン式がお好きの方はSN-PIXEL V4というチョイスで良いと思います。
外観的にはほんの数ミリ(2mm程度ですが…)だけエミッターカップのブレードインサートが少なめです。それは下記のウェザリングバージョンのモデルでも同じです。ウェザリング加工と言っても軽めの処理です。エミッターカップのカラーもイモネジサイズも異なります。
>>Obi-Wan Drama Variant Weathering Ver SN-PIXEL V4
先にも書きました通り、SN-PIXELシリーズはXENO3仕様と比較してエミッターカップが2mm程だけ浅くできています。もしかしたらこの方がプロップにより忠実でリアルなデザインなのかも知れませんが、ネオピクセルブレード固定ではブレードの自重に耐えられるようにメーカーとしても多大なコストをかけて通常の1インチネオピクセルブレードよりもやや太目でピッチリとハマるという表現がぴったりなくらいの専用ブレードを付属しています。
どういうことか軽くサラッと説明すると、このモデル専用というためだけにネオピクセルブレードを製造するためのポリカードネートパイプを少し0.2~0.3mmほど太くしてあるのです。通常の1インチ(25.4mm)ブレードは太さを計測するとエミッターカップ(個体差も含めて25.5mm程)へ挿入する場合のクリアランスも考慮し25.2mmほどが普通です。しかし専用ブレードの場合はギュッと押し込む必要があるほど25.5mmで殆どクリアランスは存在しないので、大袈裟な話ですがイモネジ固定をしなくても振り回さなければブレード固定が維持できるほど。
メーカーではこのモデルとルークROTJの為だけにコストをかけて素材(ポリカーボネートパイプ)から製作した、と説明しています。当店としても販売価格がXENO3より数千円高めとなってしまってもこのメーカーの説明に納得しております。
ひとつ注意点としてお知らせしておきますが、メーカーの隠れた努力と申しますか、こうした裏事情もありますので、複数のカスタムライトセーバーをお持ちですべての1インチブレードが互換性があるとお考えになるのは間違っております。確かに年輪基盤とPogoPinのアンテナピンがきちんと接触すればブレード点灯には支障はありませんが、エミッターの個体差やイモネジの固定数なども考慮してブレードの設定がされていることもあるので、ブレードを共用する場合には少しご注意くださいませ。
さて、もう一つのオビワンのヒルトデザインはやはりEP1モデル。
XENO3仕様は1ボタン式で充電ポートもボタンスイッチも目視でき、操作しやすいポジションにあります。メンテナンス性という点でも、また価格面でもSN-PIXEL V4と比較すると少し有利です。ただ、このモデルのヒルトを一つ一つのパーツになるまで分解してみると理解できるのですが、パーツ点数の多さに驚かされます。ポンメルですら3つのパーツから構成されていてリアルに再現するために設計者はさぞ苦労したことでしょう。
ブレードインサート量もかなり多く、セーバースピンやバトルプレイなど非常に実用的だと思うモデルです。XENO3は当然ネオピクセルブレードですが、より激しめのチャンバラに使いたいユーザーにはRGBコンバーターとポリカーボネート中空ブレードの使用をお奨めします。
>>新しくなり更に便利になったRGBコンバーターユニット
リアルな外観とアルミ素材の質感と軽量さをお求めの方にはこちらをお奨めします。
>>Obi-Wan EP1 Variant SN-PIXEL V4
こちらもヒルトのデザインを構成するパーツ点数では引けを取らないほど多くの部品で作られています。シャーシはセパレートタイプで2分割されています。リチウムイオンバッテリーの充電はポンメル側からメインシャーシを引き出して行いますので、XENO3に比べれば一手間多くなりますが、その分外観的にはリアルでディスプレイするのも良いと思います。
ブレードインサートはそれほど多くはなく標準的で、2ボタン式のモデルです。
いかがでしたか?メーカーサイドからの視点で、なかなか一般的には公表されていないことも、ちょっとした製作時の裏話も含めて書いてみました。
SN-PIXEL V4シリーズは以下のモデルが入荷しておりますが、まだ検品が終了できていないため明日以降 出荷可能状態となります。
>>ANAKIN EP2 Variant SN-PIXEL V4
>>Obi-Wan EP1 Variant SN-PIXEL V4
>>Obi-Wan Drama Variant Weathering Ver SN-PIXEL V4
>>Qui-Gon Jinn Variant SN-PIXEL V4