〇〇〇モデルのようだけれど… リーズナブルver

SN PROシリーズのリリースが先行で始まっております。

いくつかのモデルが入荷しており、当店からも出荷体制がほぼ整っております。

そんな入荷したモデルの中にSEシリーズというリーズナブルなモデルがあります。

今回はテスト的に、製品的なクオリティは良いのか？どの部分でコストダウンしたのか？などなど、当店スタッフでも細かいところをチェックするために入荷したのがこちら…。

前回の入荷情報を書いたブログページでも登場しておりますが、OBI-WAN ドラマ版のヒルトをイメージしたデザインのモデルです。

Obi-Wan Drama Variant XENO3 と並べて比較してみても、別にサイズが小さいわけでもなく、SN PROの機能などもまったく同じ。

一体どこを、どの様にしてコストダウンをしてリーズナブルを実現したのか、詳しく現物を眺めながらこのSEシリーズを紹介してみたいと思います。

まず、当店エンジニアと私店長とでこのモデルの商品撮影をしながら検証。

最初に目が行くのがやはり外観。見た目ではスイッチボックス（コントロールボックス）がありません。ベルトクリップパーツも付いておりません。ヒルトのジャバラ加工された部分が縦のスリット加工がされておりません。エミッターの形状がオビワンモデルらしくありません。これらの外見的な部分は全てパーツ点数と加工費削減に関わる部分です。特にスイッチボックスは部品点数が多いうえにかなり精密で、配線作業も時間を要します。

ジャバラグリップは横溝はNC旋盤で加工するのに回転方向なので比較的簡単。NC旋盤に母材を固定すれば自動的におよその形状まで仕上げてくれます。対して縦溝はフライス加工で、上記、旋盤に加えてもうワン工程増えるのと施工時間も一気に増えます。

日頃、私たちは「おお～、カッコイイ！」とか、「リアル！良くできている！」と見た目から感想を抱きますが、製造工程を実行する方は何かと大変ではないかと思います。こうした製造工程を省略できると商品プライスには大きな影響があります。

次にエミッター。OBI-WANドラマ版もルークROTJもネックタイプのエミッター形状。先端のブレード装着のカップ部分はどうしても浅くなりがち。カチっと取り付けるにはギュッと押し込まなければブレードを装着できないくらい精度を気にして製造されていますし、できればもう10mm程でも深く成ればそれだけブレードのリジット感は増えるというものです。

でもねぇ～ちょっと…というのが、このエミッターはLUKE EP6系のデザインからきているので、設計をする手間を省いたのかも…（笑）これとて、コストダウンなので、値段で納得できる人はご購入いただければ良いのでありますが…。

イベントなどで持ち出したり、セーバースピンでヒルトのゴツゴツ感が嫌な人とかには向いているモデルだと思います。しかし、いくら持ち出し用って言ったって「ちょっとこのエミッターデザインでは…」という人のためにOK！STOREには救世主的なパーツが存在します！！（笑）ほんとです！

なんと！Obi-Wan Drama Variant XENO3 用のエミッターが装着できてしまうのです。

上記画像は7/8インチ用のXENO3仕様のオビワンのもの。しかも、ブレード固定を強化したインサート量をアップしたエミッターを装着してみました。リジット感もアップし、7/8インチブレードも装着できます。デザインもオビワンのレプリカモデル系に使われているものなのでデザイン的にもこちらの方がしっくりくる感じですね。