実に12年ぶりの出演でした!久しぶりに出演したという感じよりも、自治会の皆さんと再会できた!!という感じの方が強く感じられるほど、みなさんから暖かく迎えていただけてとっても嬉しく、そして楽しいイベント出演となった今回のクリスマス会。

この12年を少し振り返るだけでもホントいろんな出来事がありました。

当時の金髪ちょんぼケイタ(啓太)の活動休止、そしてコロナ禍での活動自粛、果たしてこの先はどうなるのだろう?と不安を抱えたまま長く暗いトンネルの中に居たかのような状況下で、「いつかはまた」を信じて辛抱強く耐えてからのコロナ明けで活動再開。そして現在のちょんまげケイタとしての啓太の活動復活。この数年は本当に激流に乗っていたような状態のスピニングでした。

 

まだ、ケイタが復活してからちょうど2年。それほど長い期間でもなく、まだまだいろんな道具のリメイクや演目やルーティンの調整を繰り返しており、スピニングマスターズも12年前の「大道芸 じょんがら」と現在の「大道芸 じょんがら」を比べるとどこか懐かしいと感じるくらい同じ技を盛り込んでいる部分を残しつつも、大きく変化したショー内容の30分。

わたくしたちにとって重要なのは大道芸でもイベント出演でも常に基本は同じで「ご覧いただけるギャラリーが楽しめること」。その上で、柔軟な演目構成にできることうや、いかに時間を感じさせないショーを披露できるかということに尽きると思います。特にケイタの復活後はこうした芸歴30年の中で培ったスピニング独自のやり方やショーの組み立て方でやる度に何かが違うということを繰り返してきました。

本当にスピニングファンの皆さんでも、何処が変わったのか気が付けないほどの細かいことから、こんなアイテムは初めて!という新しいオリジナルアイテムを活用した演目などもあります。「変わらぬ良さ」と「新しい挑戦」をミックスしながらバランスよくショーを進化させられるように努力を続けているスピニングマスターズ。

最近はショー本番の中で披露する演目ではない、前座の演目が存在します。

ヒロヤはパフォーマンスをしていますが、写真をご覧いただいてもまだケイタは準備中。これはスピニング的にも準備はできるだけショースタートギリギリにしたいという事情と、待っていてくれるギャラリーさんを退屈させないという目的と、他にもいくつかの理由があってこうなっているわけです。

イベント出演では今回が初めての披露でありましたが、この2ヶ月ほどは完成形になるまでのテストを継続してきており、先月中旬くらいからようやく前座のネタとして披露しております。特に大道芸の現場ではアナウンスやマイクパフォーマンスを開始する前に披露してしまうので、早くからお集まりいただいているギャラリーさんだけの特典(?)となっています。

いずれはもっと進化したりデュオプレイで実施することになるかも知れませんが、今は大道芸本編がスタートする前の、まだ呼び込みも始まっていないわずか2分間しか見ることができません。

 

上記の画像にあるようなファイヤーデビルやファイヤーソードもいずれは形態が変わっていくのかも知れません。現在はギミックや仕様の異なるファイヤーソードが既にスピニング完全オリジナルで3本存在します。これらの活用方法もまだまだこれからですし、そしてやはり4人が揃っていないとスピニングではない、という点においてもこうした新しいパフォーマンスにも生きておりギャラリーの前で演技しているのはたった1人であっても、見えていないところで他の3人の力が支えている演技であることが、スピニングならではのショーができているのです。

 

さて、イベントの方は雨も雪もなく、天気に恵まれておりましたが時折強く吹く風にだけ悩まされての演技となりましたが、ご覧いただいている皆さんから笑顔と拍手を貰えて、スピニングも最初から最後まで楽しいショー展開ができました。

ディアボロ体験もディアボロの数が足りなくなるほど大盛況でした。

会場にいた殆どのキッズたちが参加して、頑張って一生懸命回している姿を見ることができてスピニングも良い交流ができたこと、そして楽しい時間を共有できたことを忘れません。

子供も大人も一緒に楽しめて、ディアボロがきっかけとなりコミュニケーションができるという点においても、短い時間ではありましたが実施できて良かったと思います。

そして何よりもこうしたクリスマス会を長い時間をかけて企画から準備をしてくださり、当日の会場設営などをしてくださった自治会のみなさまにも心から感謝を申し上げたいと思います。

 

また、いつか楽しい時間を一緒に過ごせるチャンスがあることを願っております。みなさま、ありがとうございました!!