今回のブログテーマはANAKIN SKYWALKERモデル。カスタムライトセーバーの中でも各社、各モデル人気を誇っております。

このブログで以前にも取り上げておりますが、ANAKIN EP3、ANAKIN DRM、そして今回のANAKIN EP2の3つのモデルを比較しながらご紹介します。

ANAKINのカスタムライトセーバーに限らずですが、劇中の何処で写っているセーバーなのか?細かく判別することはとても難しく、実際には映画「スターウォーズ EP2/クローンの攻撃」と「スターウォーズEP3/シスの復讐」そしてドラマ「オビ=ワン・ケノービ」でしか登場しておらず、大きく分けると2つのモデルしかありません。

クローンの攻撃に登場するのが「パダワン時代」とするならば、シスの復讐ではジェダイマスターには昇格しきれていないので「ジェダイナイト時代」と呼ぶべきなのかも知れません。オーダー66でジェダイ聖堂を襲撃したアナキンを訓練生の子供たちは「マスター・スカイウォーカー」と呼びますが、正式にはこの時点ではダース・ベイダーとなっているので、マスターではありませんね。

OK!店長としてはどちらでも良い情報でありますが、いくつものカスタムライトセーバーモデルが登場してくると在庫管理上(笑)どれをどのように呼称すれば良いのか?などという困った話になるのです。お客さんからオーダーを頂いた場合に誤発送しないように、また商品を間違えないようにすることの方が私たちOK!STOREにとっては重要なことです。

メーカーのデザイナーに訊くも「この時のこのセーバーをモデルにしている」という明確な答えはデザイナーから返ってきません。当店での取り扱い中のモデルで言うのなら、青年になったルークが年老いたオビワンから受け取るセーバーがありますが、このセーバーはムスタファーでの対決で敗れたアナキンからオビワンが回収したもの。だとすればアナキンEP3モデルはルーク グラフレックスとほぼ同じデザインということになります。

 

それがこれ↓ ANAKIN EP3 Ver

>> ANAKIN EP3 ver3 Variant XenoPixel

ざっとデザイン的なことをお伝えすると、グリップテープ(黒い樹脂製のパーツ)のリベット止めは1つ。元々「新たなる希望」で最初に使われたプロップはワイパーゴム。カスタムライトセーバーやマスターレプリカなどでも、このグリップテープはラバー製で再現していましたが、劣化するとベトベトになり最後にはボロボロになって剥がれてしまうので現在は樹脂で形成された丈夫なパーツが使われています。これは各社同じようで、当店で販売しているカスタムライトセーバーでもグリップテープ付きのヒルトはすべて樹脂製のパーツになっています。リベットとして再現しているパーツはボタンボルトで六角レンチで外すことも可能です。ちなみにベルトフックはDリングです。

続いてエミッター周り。グラフレックスから製作されたプロップを再現している特徴的な部分です。

ANAKINモデルでは唯一1インチブレードが採用されたモデルがANAKIN EP3 ver3 Variant XenoPixelです。ブレードのインサート量はとても多く、イモネジは1ヵ所でもバニーイヤークリップと合わせてガッチリと固定することができます。

クリアーのクリスタルレンズは赤いバージョンも付属されますので交換可能。お好みに合わせてチョイスできます。

ルークEP4グラフレックスからの正常進化版としては良くできていて、グリップ感は少し太目で、全体的に重量感もあります。実際に振り回すこともできセーバースピンやバトルでも使えますが、組み立てるパーツ点数も他のセーバーと比べ格段に多く、細部まで精密にできており、どちらかというとディスプレイや手に取ってイグニッションエフェクトを楽しんだりする観賞用としてバッチリなモデルです。

EP4「新たなる希望」が撮影された時代から、EP3「シスの復讐」が撮影されるまでには多大な時間の流れがありました。撮影技術や予算などにも大きな違いがあったでしょう。

最初にオビワンやルークが手にして撮影で使用していたプロップは、様々な部品や不用品などから生まれ変わったセーバーであり、スターウォーズ EPISODE1「ファントムメナス」以降はライトセーバーのプロップはライトセーバーとして製作されたもので、何かの部品の流用などではなくなったのです。

そういうことも少し頭のどこかに置いておきながら次のモデルを見てみましょう。

 

こちらはANAKIN Drama Verです。

>> ANAKIN Drama Variant XenoPixel

ANAKIN EP3 Verに比べて少し細身で小ぶりな実用的モデルです。腰からぶら下げるも良し!ブレードを装着して振り回すも良し!というカスタムライトセーバーモデルです。実は当店ではこの商品をANAKIN Drama Variant XenoPixelと呼称していますが、各メーカーではこの形状をEP3版と表記しているところもあります。シスの復讐で登場し、ドラマ Obi=Wanでも回想シーンで登場しているのもこのモデルです。商品管理、お客さんの選択などいろんな部分で混乱をしかねないのでドラマ版と呼んでおりますが、いずれにしてもEP3版、ドラマ版、どちらもシスの復讐で登場するジェダイナイト時代のアナキンモデルです。お客さんの好みや使用目的でお選びいただければ良いと思います。

そんな後発のANAKIN Drama Variant XenoPixelを細かく見てみましょう。

ジェダイナイト時代のANAKINモデルの特徴的なのはベルトクリップ。Dリングは無くなり、代わりにグリップ側面にベルトホルダーに引っかけるためのクリップパーツが装着されています。劇中と同じように腰からぶら下げることができます。

グリップテープにもリベット(ボタンボルト)はありません。グリップテープの素材は同じ樹脂製のパーツが使用されています。

次にエミッター周辺の作り。振り回したりしてもリジット感があり、かなり丈夫な構造です。特にエミッターへのブレードインサート量はかなりの長さが確保されておりブレードがガタつくことはないでしょう。

一見上で紹介したANAKIN EP3 ver3 Variant XenoPixelと似ていますが、1つ1つの細かいパーツが作り込まれているANAKIN EP3 ver3 Variant XenoPixelとは全く違います。こちらのANAKIN Drama Variant XenoPixelでは一体となっている部分が多く、例えばバニーイヤークリップもデザインでしかありません。おそらく撮影で使われたプロップ、特に対決シーンではこういうシンプルな構造になっていたのではと推察できます。

赤く丸いパーツはクリスタルレンズではなく、これもデザインパーツでブレードを点灯しても光りません。ANAKIN EP3、LUKE GRAFLEX、RAY SKYWALKERはこのレンズ部分が光る構造です。↓

このANAKIN Drama Variant XenoPixelの内部構造も見てみましょう。

充電ポートはTYPE-C型でシャーシにありますのでグリップを外せばバッテリーの脱着を行わなくても充電が可能。サウンドフォントなどの細かい設定がリセットされないのもありがたいです。

上記写真のとおりグリップを外せば充電ポートでチャージでき、TFカードスロットからmicroSDカードの抜き差しも可能なので、通常はこれ以上は分解の必要はありません。

特にこのモデルはスイッチボックスのパーツ点数が多く、スイッチのクリック感調整が非常にシビアです。不必要な分解はしない方が良いでしょう。

最後にこのモデルは7/8インチブレードです。余程激しいチャンバラでもしない限りは大丈夫だと思います。先ほど書きましたようにインサート量も多いし、セーバースピンや振り回して楽しむには本当に実用的なカスタムライトセーバーだと思います。

 

最後にご紹介するのはANAKIN EP2 XenoPixelです。ご予約のお客様は既に手にされた方もおいで、高評価を頂いております。

>> ANAKIN EP2 XenoPixel

まずはグリップから見てみましょう。

ANAKIN Drama Variant XenoPixelと同じようにグリップ側面にベルトホルダー用クリップパーツが付いていますので、腰からぶら下げるには便利です。

グリップテープは新しいデザインで素材や接着方法は同じですが、形状は大きく違います。1本ずつの太さが変わり、細くなりました。これはプロップに寄せてあるデザインだと思います。

そして、ポンメルの部分はダースベイダーモデル ↓ の同じ部分に似ています。

続いてエミッター周辺。このANAKIN EP2 XenoPixelモデルの特徴的な部分でもありますが、スイッチはエミッターに近いところにあります。操作感は悪くないです。コントロールボックスのバブルパネルがグリップ面から高差があるので、親指が付かれなくていい。(笑)エミッターの方がはるかに操作がしやすいです。

側面に配置されている赤色と緑色のパイロットランプはブレード点灯時に光る構造になっています。

ANAKIN EP2 XenoPixelもブレードサイズは7/8インチが採用されています。ANAKIN Drama Variant XenoPixelと比べればインサートは少なめですが、それでも十分な固定力は確保されていますのでご安心を。ANAKIN EP2 XenoPixel にはバニーイヤークリップのようなデザインが無く、ベイダーモデルのような斜めカットのエミッターでブレードとのクリアランスがあるためです。
むしろANAKIN Drama Variant XenoPixelの方がエミッターの形状的にもバニーイヤークリップがある分だけ長めだと言えばわかりやすいでしょうか?

もう一つANAKIN EP2 XenoPixel の特記すべき点がシャーシの構造にあります。分解画像をご覧いただくと一目でわかりますが、グリップを外せば工具無しでもインナーシャーシを抜き取るとこができます。

もちろん充電ポートはシャーシのスピーカー付近にありリチウムイオンバッテリーを取り出すことなくバッテリーチャージが可能です。

TFカードのメンテナンスやサウンドフォントの入れ替えなども簡単です。

このブログの数回前までの記事ではXenoPixelキャンペーン向けのスペシャルサウンドフォントについて情報公開しました。

サウンドフォントを入替えできることもメリットですが、ボタン操作でイグニッションエフェクトやブレードスタイルを変えて楽しんだ後に、「元に戻したい!」と思った時の簡単なリセットを行う場合にTFカードをパソコンに接続して操作した方が楽なのです。なのでTFカードの脱着が簡単にできるのは大きなメリットだと思います。

>> XenoPixelサウンドボードのTFカード脱着方法

>> XenoPixelのリセット方法

>> XenoPixelキャンペーン特典サウンドフォント

>> スペシャルサウンドフォントを楽しむための簡単操作について

度々書いておりますので、今更…と思われるかもしれませんが、上記4つのリンク先の記載内容をご覧いただければ、これらANAKINシリーズのモデルに限らず、XenoPixelを存分に楽しんでもらえると思います。

特に今回のブログはキャンペーン直前ということで、ANAKIN EP2 、ANAKIN EP3&DRM verにスポットを当ててみました。

11月30日の夜8時ごろからキャンペーン商品ページのプライスダウンや画像の入れ替え作業を行いますので、夜11時ごろからご利用可能となる予定です。

キャンペーン詳細については下記リンク先をご覧ください。

>> XenoPixelキャンペーンのご案内12/1~2023/1/20