現在オンラインウェブショップ OK!STOREで取り扱いのあるカスタムライトセーバーの中からダブルブレードのモデルだけを集めてそれぞれの特徴や比較などをまとめてご紹介したいと思います。

 

ダブルブレードはヒルトの両サイドにブレードが装着されたモデルをいいますが、その、ダブルブレードのカスタムライトセーバーは大きく分けて二通りのタイプがあります。当ブログをいつもご覧いただいている皆様には今更説明の必要などないことですが、一応書き留めておきます。

ひとつは普通のカスタムライトセーバーのようにヒルトとブレードから成り立っているものをポンメル側にアタッチメントを取り付けてポンメル同士を接続するスタイルで、ワン ブレード ワン コアなどとメーカーでは呼称しております。それぞれのヒルト内の一つのサウンドボードで1本のブレードを点灯する仕組みのことです。分離すればツインセーバー、シングルブレードとしても使用することができ、接続した状態であればダブルブレードとして使用できます。

一番代表的なモデルと言えばやはりこれでしょう!


>>Darth Maul Variant SN-PIXEL V4

 

異なる形状のヒルトが接続されたデザインのカスタムライトセーバーもあります。Star Wars Jedi: Fallen Order からシア・ジュンダとカル・ケスティスのダブルブレードセーバー。

こちらはセンターグリップのグリップテープが巻かれていない状態。


このセットには複数の交換用グリップが付属されていて、ダブルブレード以外にもそれぞれカル・ケスティス モデル(Jedi: Survivor ver)、シア・ジュンダ モデル(Jedi: Fallen Order ver)のSN-PIXEL V4仕様のカスタムライトセーバーとしても楽しめるというお得なセットとなっています。


※上記画像の一番下に写っているダブルブレード用のグリップはそれぞれ単品で購入した場合には入手できないのでご注意ください。

セット購入はこちら
>>Cal Cere Variant Double Blade SN-PIXEL V4

 

他にも当店で取り扱いのあるモデルでは以下のモデルがそれに該当します。

>>Maul Clone Wars Ver Variant XenoPixel(セール)

>>Dark Rey Variant XENO3(取寄せ商品)

最近リリースされたモデルでもサティール・シャンのダブルブレードXENO3仕様。

SN-PIXEL V4仕様のモデルもあります。

 

もう一つは1本のヒルトのエミッター側、ポンメル側にブレードを取り付けるスタイルのカスタムライトセーバーで、ツー ブレード ワン コアと呼ばれています。1つのサウンドボードで同時に2本のブレードを点灯してコントロールもしていますので、1つのボタン操作で同時に2つのブレードを操作できます。


>>Maul Crimson Menace Variant XENO3

 


>>Grand Inquisitor Variant XENO3(取寄せ商品)

 


>>Savage Opress Variant XENO3(取寄せ商品)

 

それぞれにメリット、デメリットも明確です。

ワン ブレード ワン コアのダブルブレードモデルは先にも書きました通り、1本のネオピクセルブレードに対して1つのサウンドボードと独立した電源(リチウムイオンバッテリー)という構造です。例えばダブルブレードにしてバトルプレイをした場合には、フラッシュオンクラッシュの発動がブレードがヒットした片側ごとで発動するのに対し、ツー ブレード ワン コアのモデルは1つのサウンドボードで2本のネオピクセルブレードをコントロールしているため、片側のブレードがヒットしても、もう一方のヒットしていないブレードでもフラッシュオンクラッシュが発動してしまいます。

また、当然ですが、1本のネオピクセルブレードを1つのリチウムイオンバッテリーで駆動している ワン ブレード ワン コアに対し、ツー ブレード ワン コアでは2本のネオピクセルブレードを1つのリチウムイオンバッテリーで点灯しているため電力消費も早いというデメリットもあります。

では逆にどんなメリットがあるのか?ダブルブレードカスタムライトセーバーを選択する上で、ここも重要なポイントです。

ツー ブレード ワン コアのカスタムライトセーバーではリチウムイオンバッテリーも1本、シャーシもヒルトセンターに1つなので、全体的に軽量化できているものが多く、そしてヒルトの全長も短いので、セーバースピンをダブルブレードでしてみたいというユーザーにとっては取り回しが格段に良いのです。

実際にOK!ヒロヤとしてショーでダブルブレードのセーバースピンをする機会も多いのですが、僕の場合はツー ブレード ワン コアで、ブレードは標準でもヒルトは極力短く、軽量な仕様にしてあります。

更に、ツー ブレード ワン コアではボタン操作が1つのスイッチでコントロールできるため、綺麗に同時に点灯させることができます。先日、クリスマスイブに実施したステージショーでの動画があります。遠くからスマホで撮影した動画を頂いたので画質は良くないですが、なるほど!そういうことね!と理解はしてもらえると思います。

ダブルブレードでのセーバースピンは ワン ブレード ワン コアも、ツー ブレード ワン コアでも、それぞれに一長一短ありますが、動画でご覧いただくと半分以上はワンハンド(片手)でのスピンが多く、軽量なことが僕には重要な要素なのでウチのエンジニアに頼んでヒルトもシャーシもオリジナルで製作(サヴァージオプレス モデルの両端のツノがなくなったような形状です)してもらったものを今でもパフォーマンスで使用しています。

 

さて、ワン ブレード ワン コアのメリットをもう少し。

軽さという点ではツー ブレード ワン コアには劣りますが、リチウムイオンバッテリーのバッテリー持続力は軍配が上がります。それに2本のカスタムライトセーバーからできているので当然ですが、ツインセーバーも可能なので、セーバースピンでもダブルハンドでのツインセーバーにも使えるメリットがあります。

ネオピクセルのダブルブレード仕様では片側に92cm、もう片側には60cmという長さのブレードを装着することもできます。気にしない人は良いのですが、ツーブレード ワンコアのセーバーではプログラミング上ピクセル数(ネオピクセルのブレード長に合わせてLEDチップの数を設定)を指定しているので、92cmに合わせると60cm側は32cm分の存在しないところでのフラッシュやメルトなどのブレードエフェクトが目視できないことになります。対してワン ブレード ワン コアではそれぞれに独立したプログラミングで対応できるので非対象ダブルブレードでもきちんとブレード先端で発動するエフェクトも目視できる状態が可能なのです。

 

YOUTUBEなどで見ていてもセーバースピンをしている人は多くなりましたが、ダブルブレードでセーバースピンをしている人はまだまだ少ないと思います。情報的にも少なく、「何故?」「これはどうする?」などダブルブレード仕様に関する疑問も少なくないと思い、お使いになるユーザーさんの使用用途によってどちらを選択するのか、少しでもその時の参考になればと思い、自分の経験からいろいろ書いてみました。

本日は今年最後のパフォーマンスショーを実施しに現場に向かいます。前回の極寒よりも今日は少し暖かい気温の予報です。5時、7時の2回はセーバースピンもありますので、ミスのないように頑張りたいと思います!!!

それではまた!!