前回のブログ記事で書いたSN-PIXEL V4 PRO(略してSN PRO)についての続きの情報です。

>>新しくなります!SN-PIXEL V4 PROとは

これまでのSNV4と比較してどう変わったのか?また、サウンドフォントは共有できるのか?などについて書いております。

今回は実際にSN PROを搭載したカスタムライトセーバーを使用して動画にてご覧いただけるように準備をしましたので、いきなりですがその動画をご覧ください。

サウンドフォントはOK!STORE仕様38サウンドフォントにしてあり、前回ブログでお知らせしたとおり、ヒルトのボタン操作で呼び出せるサウンドフォントは38セットの中からお気に入りのものを25セットまで登録して、ヒルトのボタン操作で切換えて呼び出すことができます。動画の中では以下の23セットを実際に登録してあり、全てのサウンドフォントプリセットにはブレードカラーを割り当ててあります。また、サウンドフォントプリセットを起動中に各種エフェクトやBGM再生などもしております。

・White / “I no JEDI ” – Ahsoka Fulcrum

・Blue / “Anakin” – Anakin Skywalker   ※BLASTER、LOCKUP、CLASH、FORCE、MELT、STAB、DRAG、SWINGの各エフェクトを発動させて操作しています。

・Green / LUKE SKYWALKER EP6    ※BLASTER、LOCKUP、CLASH、FORCE、STAB、TRACK(BGM再生)、DRAGを操作しております。

・Red / “Kenobi … Kenobi!!!!!” – Darth Maul   ※ブレード起動(ignition)と同時にSTABを発動させています。

・Red / “Count Dooku” – Count Dooku

・Red / “Emperor Palpatine ” – Darth Sideous

・Magenta / “Cal Kestis” – Jedi: Fallen Order   ※TRACK(BGM再生)をしたままブレードオフ(Retraction)しています。

・Green / “Yoda” – Master Yoda    ※BLASTER、CLASH、FORCEを操作しています。

・Blue / “Ray Skywalker” – GRAFLEX Rey EP9

・SkyBlue / “Ben” – BEN SOLO

・Red / “I am Inquisitor” – INQUISITOR    ※BLADE EFFECT(デフォルトで登録されている各種ブレードスタイルをすべて)を切り替えて操作しています。

・Blue / Obi-wan Kenobi DRM ver    ※BLASTERを操作しています。

・Purple / “Master Windu” – Mace Windu

・Red / Darth Vader ESB  ※ブレードオンのスピード(ignition Speed) とブレードオフのスピード(Retraction Speed)を調整しています。

・Blue / “General Kenobi !” – Obi-Wan Kenobi EP3

・Green / Qui Gon EP1

・Red / “Star Killer” – STAR KILLER  ※Boot Effect(ignition Effectとも言います)ブレード起動時のエフェクトすべてを切り替えて操作しています。

・Blue / “Leia.” – Leia

・Orange /Shin Hati

・Orange /Baylan Skoll

・Green / Sabine Wren  ※ボリューム調整を操作しています。SN PROではボタン操作でも10%ずつ細かく調整できます。

・Blue / Luke Skywalker Graflex ESB  ※TRACK(BGM再生)をしながらBoot Effect(ignition Effect)を切り替えています。

・最後はLocal Blade Effect(デフォルトでインストールされている29種類)をブレードにPreview(サンプル表示)させています。

それでは上記撮影内容と照らし合わせながらご覧ください。

 

動画では再生時間の関係もあり、各サウンドフォントプリセットの効果音を1つか2つしか再生できておりません。例えばブレード起動時の効果音は複数インストールされていたり、ブラスターやクラッシュの効果音も多数インストールされていてランダムに再生されます。そのため全てをお見せできているわけではないのが申し訳ないのですが、少しは効果音や視覚効果のイメージは伝わったのではないかと思います。

動画の最後の方にはProffie Board用のブレードエフェクトなどセーバーのmicroSDカードに保存済みの29種類のブレードエフェクト(付属する日本語マニュアルには全てリスト一覧を作っておきました)をプレビューして全てお見せしております。(※ここでBGMが流れているのはセーバーからではありません(笑))この29種類だけでもそれぞれブレードカラーの変えられるので、変化するバリエーションは無限大と感じるほどです。
確かに素晴らしいエフェクトで目移りするものばかりで、オリジナルのサウンドフォントやブレードエフェクトで自分だけのプリセットを作るのも楽しいでしょう。きっと、そのカスタマイズの過程も楽しい作業だと思います。

 

本日このブログを書いている段階で、SN PROの設定ファイル(config.ini)とそれを使うためのアップデートファイルの試作がプログラマーから届きました。彼曰く、もう少し設定項目を増やしたり、追加する機能があるのでこれが正式版ではないようですが、取り敢えず、config.iniのようなテキストファイルでカスタマイズができるようになったことは事実です。

これはプロトタイプということなのですべてをお見せできないのですが、画像にして公開できる部分を掲載しておきます。上記画像に写っていない部分でもイグニッションスピードやリトラクションスピード、ハム音とスイング音のボリュームコントロールの設定項目もありました。明らかにSNV4のそれとは違い、操作自体は全く同じでもシステムはプログラムは別モノのようです。

上記画像の下の方に「Color_〇〇= 〇〇〇、〇〇〇、〇〇〇、」というブレードカラー設定の項目が12行並んでおりますが、38セットもあるのに12行では足りないのでは?と疑問があるかも知れませんが、これは各サウンドフォントプリセット一つ一つに対するブレードカラー設定ではなく、各サウンドフォントプリセットごとに割り当てることのできる既定ブレードカラーなのです。SN PROでもSNV4でもヒルトを下向きにしてAUXボタンを長押ししながらヒルトをツイストすると既定ブレードカラーが入れ替わり、その操作でブレードカラーを設定できますが、これはSN PROでの規定カラーを事前に何色を使うのか、それをこの12行で決定しておき、それをボタン操作で変えることができるというもの。

つまり、SNV4での「Color_〇〇=… 」はあらかじめプリセットのブレードカラーを設定しておくもので、SN PROでの「Color_〇〇=… 」は既定カラー12色を作っておき、それを後でプリセットごとにボタン操作で使うためのものなのです。

 

上記のようにいろいろ解読するためconfigを実装してみて当店でテストをしています。まだ「ここはこうしたい」など要望は残っておりますが、これは次回の課題として、更にアップデートされるのを待ちましょう!前回のブログでも書いた通りですが、この数週間で改善されると思います。

 

これまでは他店で購入したSN-PIXEL V4のセーバーでもアップデートやサウンドフォントカスタマイズ、そして修理、パーツ取寄せを行ってきましたが、このSN PROに関しては他店購入のセーバーのサウンドフォントカスタマイズはお受けできないかも知れません。何も意地悪で言っているわけではなく、microSDカードだけで完結するものではなく、microSDカードからサウンドボードほチップにアップロードする部分があるので、購入されたショップやユーザーがどのように設定されていたかがわかり難い為です。メーカー仕様のままであってもすべての確認作業や解読作業には時間が必要になるのも当店エンジニアとしては困るようなので、そこが理由です。

今後のユーザーサポートをどうするか、アップデートの提供なども含めてできるだけ早い段階で、しかもできるだけユーザーにとって良い方向で進められるようメーカーと協力していきたいと考えております。

※現状では、このSN-PIXEL V4 PROに関してのお問い合わせ対応は致しかねますのでメール、フォームでのお問い合わせはご遠慮ください。可能な状況になれば改めて当ブログにて公表いたします。

 

 

それではまた、進展があれば当ブログで公開いたします。