当ブログをご覧いただいております皆様、お久しぶりです!

この夏はかなりの猛暑。連日本当に暑い日が続いております。

パフォーマンス現場でも気温が40度近くなることもあり、危険なレベルの場合にはそれなりの対策もしなければならず、パフォーマーである自分たちだけでなく、ギャラリーの皆さんの方が優先で、お客さんを日陰になるように工夫をしたりしていますが、パフォーマーが日陰に入ることができるのは稀なことで1回1回のショーが体力的にも限界ギリギリ。

ショー活動がない日でも道具や機材のメンテナンスや雨対策などでも忙しい毎日を過ごしておりますが、カスタムライトセーバーのことを忘れているわけではありません。(笑)つい最近のことですが、オーストラリアからカスタムセーバーのお問い合わせを頂いて大量質問にお答えしたりして、輸出についての手続き確認に追われたりしております。実際の海外への販売についてはいくつかのハードルもあるため、書類作成など余分な作業が多くなり時間がかかります。

国内での販売についても毎日欠かさず作動確認をして梱包作業と発送業務を繰り返しておりますが、ただ、今年のこの暑さ。猛暑ゆえの運送中の懸念もあります。

最終的に作動確認や商品の梱包は厳重にしておりますが、一旦運送会社に委ねてしまうとどのように扱われているのか気になります。特に気にしているのはこの時期に有りがちな炎天下での放置や保管なのです。真剣に運送会社には「こわれもの注意」や「精密機器」「下積み厳禁」などの注意シールの他にも「直射日光注意」とか「高温注意」などの直射日光での保管や放置を禁止するための注意ステッカーを用意してもらいたいほど。

こういう話題についてはまた別の機会にしますが、最近の炎天下時の置き配指定によるトラブルも心配しています。今シーズンはそのようなトラブルなまだありませんが、昨年は2件発生しておりますので、皆様もお受け取りの際は時間指定で「置き配」を避け、できるだけハンドtoハンドでの手渡しでの受け取りをしていただきたいと真剣に思っております。

さて、今回のブログテーマは新商品の比較や紹介がメインです。

取引先のメーカーから足並みをそろえるようにして新商品の情報が届いておりますので、このところなかなかブログが更新できず、特にカスタムセーバー関連の話題や情報提供などはかなり久しぶりのことなので、溜まっているカスタムライトセーバー新商品情報のお知らせと、今回のもう一つの話題は、このところ良く売れておりますXENO3用RGBコンバーターについてです。

 

まず、2つのメーカーからリリースされましたモデルをいくつかご紹介しますが、いずれも実写版として描かれたものではなくアニメーションの世界から造形モデルです。

アニメシリーズ「テイルズ・オブ・ジェダイ」からはジェダイ ドゥークーのインスパイアモデルが偶然にもNexusとTXQからほぼ同時にリリースされておりますので、いきなりですが両社のモデルを比較してみましょう。ただ、比較画像は掲載しますが、どちらもアニメーション内での描写からのデザインです。いつも書いておりますように、どちらが正確だというものではありません。

まず、少しだけ先にリリースされましたTXQ製の Jedi Dooku から。

ブルーライトのブレードカラーではこんな感じです。

OK!STOREではこちらはSNV4仕様で近日入荷予定です。

 

そしてNexus社製の Jedi Dookuの画像がこちらです。

TXQ社製と見比べてみるとエミッター付近のモデリングはよりリアルかなと感じます。ただ、このモデルの特徴的な部分としてはヒルトの湾曲で、各社とも設計時に苦労するところなのですが、カーブの角度はTXQ社製の方がやや大きく角度が付いております。

しかしながら実用性を考えるとブレード装着時のインサート量や固定方法などを考慮するならばNexus社製の方が強度的には確保できているのかも知れません。(当店ではどちらもまだ現物を確認できておりませんので詳しいサイズなどのスペック情報やシャーシ構造の詳細はまた次回)

そしてブレード装着時の画像です。

どちらも少ない資料を基にデザイナーはよく頑張ったと思います。

ついでに比較用としてもう一つ画像を置いておきますが、映画版に登場するドゥークー伯爵モデルはかなり湾曲が大きく再現されているので、そちらはそちらでシャーシ構造の設計なども含め良くここまでできたというのが本音です。このモデルを3Dプリンターなどで造形してみると製作者の苦労が身に染みてわかります。

 

そして次のモデルは「誰の?」となるかも知れません。

こちらはライトセーバー図鑑の86ページに記載されている「古代のクロスガードライトセーバー」として紹介されていたモデルがモチーフです。

ライトセーバー図鑑をお持ちであれば86ページを開いてご覧になると「なるほど!」と思うでしょう。OK!STOREとしてもこのモデルをメーカーが製造するとは予想しておりませんでした。(笑)

ボタンスイッチも充電ポートも露出したところにあるのでメンテナンスは楽にできると思います。

ヒルト自体も長めでしかもクロスガード。カイロレンモデルが270mmに対し本製品が365mmと10cm近く長いいことがわかります。これを腰からぶら下げているだけで目立ちそう。

アニメシリーズ「Rebels」(日本でのタイトルは「反乱者たち」)の(シーズン2の23話だったかな?)で画面に登場したはずで、どのジェダイが使用していたものかまでは描かれておりません。なので、ライトセーバー図鑑でも「古代の…」とだけ記載されております。ヒルトのモデリングは良くできており、クロスガード仕様がお好きな方ならこのチョイスもアリのような気がします。

 

アニメシリーズ「Rebels」(日本でのタイトルは「反乱者たち」)からもう一つ。Kanan Jarrus(ケイナン・ジャラス)のモデルがTXQからも登場です。

同モデルは既にNexus(旧LGT)から発売されておりますが、こちらTXQ社製はよりリアルに細かいところまで作り込まれているように思いますが、率直なところ価格差だと思いますし、やはりアニメでの登場物なのでそのあたりのことは何とも…。細部まで画像を載せておきます。

 

更にもう一つというか、アニメシリーズ「Rebels」のもう一人の主人公 Ezra Bridger(エズラ・ブリッジャー)のモデルです。

Ezra Bridger(エズラ・ブリッジャー)のモデルは初期のデザインはNexus(旧LGT)からも発売されておりましたが、今回TXQがリリースしたのは後期のデザインモデル。アニメを見ていても、経常的にみても、機能面でも大幅に変化したなと感じました。一人の人物が成長や暗黒面に落ちるなどの変化があっても、ライトセーバーのデザインでは何らかの共通点や継承されたパーツなども見られるのですが、エズラのモデルは初期のころと後期のモデルとでは大きな違いがあります。というか、まったくの別物です。(笑)

このモデルもアニメーションからなのでデザイン的な工夫が随所にあります。まずはアニメでのデザインにより近づけたディスプレイ用のヒルトはこちら。

そしてブレード装着など実用的なヒルトがこちらで、エミッターのブレード装着部分とポンメルのスピーカーカバーのパーツが変わります。

ちなみに初期のころのブラスター機能付きで描かれていたのはこちら。

共通点としては何らかのアジャスト機能のパーツを表現した赤い時計の針のような形状の部品だけ。(笑)

どちらのモデルも取り寄せ可能です。お問い合わせください。

 

他にもアニメーションやゲームの世界からモデリングされたカスタムライトセーバーは沢山あります。

プロップなどが実在する映画版のモデルをモチーフにしたカスタムライトセーバーよりも製作が難しいとされているアニメーションからのデザインのカスタムライトセーバーを紹介しましたが、もしかすると近日公開されるドラマ「アソーカ」にもいくつかのモデルが画面に登場するのかも知れませんね。

 

今回のブログでのもう一つの話題はRGBコンバーターです。

このところXENO3仕様のカスタムライトセーバーと一緒にご購入される方も多くなりました。これまで販売した時のトラブルは皆無ですが、もう一度装着方法や注意点などを書き留めておきたいと思います。

過去にも一度このパーツに関して取り上げておりますので、こちらも合わせてご覧ください。

>>XENO3用 RGBコンバーターユニット販売

重複する内容もありますが、新たな視点でこのパーツについての装着方法を書いておきます。また、これからご購入をお考えの方も一緒に購入しようとするモデルに装着可能かどうかも下記の記事を参考にご確認ください。

まず最初にこのRGBコンバーターは一体どういうパーツなのか?ここをきちんと説明しておく必要があると思います。

XENO3はネオピクセルブレードを装着して様々なブレードスタイル、ブレードカラー、エフェクト、サウンドフォント、モーションコントロールなどを組み合わせて多彩な表現が楽しめるカスタムライトセーバーのサウンドボードシステムとしての名称です。XENO3サウンドボードのマザーボードにはSDカードスロットが装着されていて、多くの機能設定やアップデートなどをSDカード内で処理するように設計されています。

ブレードの光り方やブラスターガードやロックアップ、メルトなどの各エフェクトが発動したときのブレードカラーの変化などもリアルに表現されていて起動させるだけでも楽しめるカスタムライトセーバーです。ネオピクセルブレードとの組み合わせで本領発揮をし、その光量は圧倒的です。

このXENO3のネオピクセルブレードを外してもシャーシの先端に装着されたPogoPin基盤には複数のLEDが組み込まれているためにブレードが無くてもエミッター内部はライトアップされますので、ブレードプラグ装着時などの点灯であれば十分な光量なのでRGBコンバーターのような強力なLEDは必要ありません。

しかし、標準のポリカーボネート中空ブレードを装着してもさすがにPogoPin基盤のLEDだけではブレード先端までライトアップするほどの光量はありません。

例えばXENO3を所有していて、ディスプレイも楽しみたい、そしてブレード点灯させたときにエミッターからブレードライトアップが伸び上がっていくのも楽しみたい、更に多くのエフェクト発動も楽しみつつサウンドフォントも切り替えながら様々なサウンドも満足したい、というユーザーにはリーズナブルな上に、多少の知識があればプログラムの変更などもできてしまうという、ニーズにピッタリなのがXENO3です。さらにこのXENO3をもっとブレードを軽量化し、セーバースピンやバトルプレイも楽しみたいと思うユーザー向けなのがRGBコンバーターです。

XENO3シャーシの先端のPogoPin基盤に被せるように装着するだけなので、バッテリー脱着ができるほどの分解作業ができれば誰にでも簡単に装着でき、XENO3をネオピクセルブレードではなく、標準の中空ブレードを装着し、十分な光量でブレードを点灯することができるようになるパーツなのです。

XENO3を持っているけどネオピクセルブレードでチャンバラをしたくない、セーバースピンもやってみたいけどブレードが重く感じるという場合には役立つパーツです。

装着できるシャーシはXENO3仕様で、1インチ ネオピクセルブレードのモデルに限ります。下の画像の先端形状のシャーシ(XENO3の一番標準的なシャーシ)に適合します。

装着はノックの位置をRGBコンバーターのL型の切り欠きに合わせて装着しするだけです。

XENO3のプログラムや設定を変える必要は一切ありません。シャーシに装着するだけです。

では点灯させた状態ではどんな感じなのでしょうか?

XENO3のPogoPin基盤だけでの点灯時とRGBコンバーター装着時の点灯とで光量の差がわかりやすいように動画にしてみました。

明確にしておきますが、このRGBコンバーターはXENO3専用でXenoPixelやSN-PIXEL V4、SN-PIXEL V3には使用できません。また、OBI-WANドラマ版、OBI-WAN EP4、LUKE EP6 、LUKE ROTJ、Leia、TYPE-X01などのエミッターがネック形状になっているモデルには装着できません。当然ですが、ダークセーバーなどの特殊ブレードも無理です。

当店で装着確認しているモデルはLuke EP4 Graflex Variant、ANAKIN EP3 Variant、Rey EP9 Variant、Darth Vader EP4 Variant、Vader ROTJ Variant、 Cal Survivor Variant、Qui-Gon EP1 Variant、Obi-Wan EP1 Variant、Kanan Jarrus Variant、Mace Windu Variant、TYPE-X02、TYPE-X03 、Revan Ver1 Variantなどがあります。

セーバースピンやバトルだけを楽しみたいユーザーは最初からRGB-XやXRGB3をご購入されれば良いと思うのですが、XENO3のように豊富なサウンドフォントを楽しみたい人やお気に入りのデザインのヒルトでネオピクセルブレードもRGBブレードも両方を楽しみたいという方には、良いカスタムパーツだと思いましたので今回改めてご紹介させていただきました。

 

次回のブログテーマはアソーカのモデルについてを予定しております。