発売以来何度となく仕様変更を受け、改良、改善が続けられてきたXenoPixel。
このブログでも何度も取り上げて話題にしてきました。
ProffieOSが発売されて一気に人気急上昇していく中で、メーカーがXenoPixelが開発着手する前に販売していたEcoPixelというネーミングで販売していたネオピクセルブレード仕様のカスタムライトセーバーモデルがありました。(このヒルト、懐かしい!!)
EcoPixelはSDカードもUSB接続ポートもなく、少量のプログラミングされたサウンドフォントでネオピクセルブレードを駆動させるだけの製品でしたが、照射型ブレードRGB仕様のモデルに比べれば画期的に明るく光るブレードとエミッターから 伸びていくエフェクトなど、かなり安価で楽しめる商品として人気が出そうな予感もしていました。
しかし、OK!STOREでも初回に入荷した分3~4セットだけしか販売歴がなく、次回の仕入れを相談していた時には在庫も無く、メーカーからももう生産しないという返答が返ってきました。それは後々に判明する理由だったのですが、メーカーではEcoPixelをベースとして新しいサウンドボードシステムを開発する企画が実行に移ったころだったのです。
ここまでが現在のXenoPixel開発のベースとなったエピソードで、それ以降初めてXenoPixelの初期の製品を触ってみて、当店としても「よく短期間でここまで」という驚きと「このままでは販売できない」という製品に対する要望がありました。それ以降はメーカーにもフィードバックを送り続け、開発者はアップデートを繰り返しながら、3回目か4回目のアップデートのころに、ようやく商品として販売できる状態に漕ぎ着けたことを記憶しています。
その後はメーカーも私たちも多くの経験を経て、さらに何度かのアップデートと仕様変更やサウンドフォント追加をし、XenoPixelは現在のDD08(8回のバージョンアップを意味している)へのアップデートがされてからは安定しているし、それ以降のアップデートがなくなり必要なくなった為のようで、当OK!店長のブログでも技術的な情報も書くことがなくなるほどトラブルやバグがなくなったと思います。
現在もXenoPixelシリーズは実際のところお手頃な価格面でも、充実した機能面でも、良くできていて、XenoPixelが多くのカスタムライトセーバーモデルに搭載されるようになって愛用中のユーザーも多いことだと思います。
OK!STOREとしてもメーカーの34サウンドフォントからマイナス1として、7つのサウンドフォントを追加インストールし、合計40セットのサウンドフォントプリセット、それぞれにブレードスタイルやイグニッションエフェクトなどをプログラミングしてOK!STORE仕様のXenoPixelシリーズは、ユーザーの皆様からご好評を頂いております。
現在ピクセル系カスタムライトセーバーに限定して実施していますスプリングキャンペーンではSN-PIXEL V4もブルートゥース通信機能を搭載したり、サウンドフォント追加が容易になるmicroSDカードスロットがマザーボードに装備されて、カスタマイズ性が一気にアップしております。こちらもOK!STORE仕様のSN-V4は40セットのサウンドフォントもプログラミングされた状態で、今ではXenoPixelシリーズと肩を並べた存在で、機能面では殆ど差を感じないほど。
たまにお客さんからのご質問でもXenoPixelとSN-PIXELとどちらが良いですか?というような内容で訊ねられることがありますが、どちらも良いです。ハッキリ言えば、ヒルトのデザインや形状、細かい部分の再現など外見的なことや、XenoPixelは1ボタンスイッチでのコントロールでSN-PIXELシリーズは殆どが2ボタンスイッチでのコントロール。まぁユーザーとなられる人の好みだけというのが正直なところなのです。
OK!STOREとしては、選択幅が広い方がお客さんもチョイスしやすいのではと考えてのことだとご理解いただければ嬉しいです。
ここから本題。(笑)
そして今回、XenoPixelとはまた別モノでXENO3というマザーボード搭載モデルがリリースされます。
何か、ネーミングがよく似ているのでバージョンアップしたのか?と思いきや、そうではなく、従来のXenoPixel(DD08 Ver)も販売はそのまま継続。XENO3はまだ搭載できないモデルもあるようで、一部のモデル、シャーシでしかリリースされておりません。
プログラミングやサウンドフォントのフォーマットなどには互換性が無く(後ほど詳しく説明します)、さらにはBluetooth通信機能も搭載され、同時にAndroid用とiOS用と専用アプリもリリースされ、ワイヤレス接続での遠隔操作でのカスタマイズも可能になりました。
これも後に詳しく説明をいたしますが、一つのサウンドボードでネオピクセル仕様にもRGB仕様にも対応している点は最も大きな変化でしょう。従来のRGB-X仕様では安価にカスタムライトセーバーを楽しめるというメリットの代わりに、サウンドフォントの追加もできなければ、プリセット数も少ないというデメリットもありました。
今回のXENO3では、ブルートゥースアプリでの設定や、Configファイルを少しいじってやればネオピクセルにもRGBにも対応しております。「いちいち配線をやり替えるのは面倒だ!!」というユーザーの皆さん、ご安心を!
最も興味深いパーツはこれです ↓
ご覧の通りXENO3のネオピクセル仕様のシャーシ先端に取り付けて使用できるRGBユニットコンバーターが同時にリリースされております。(XENO3にのみ対応しており、従来のXenoPixelシリーズやProffieシリーズ、GHV3シリーズには対応していません)
中空のポリカーボネートブレードとこのパーツがあればXENO3のネオピクセル仕様を手軽にRGB仕様にも変身させられるということ、これは面白いパーツです。
こうやって突然とお知らせが来るので、代理店である私たちも追従することが大変なのでありますが、OK!STOREとしてもすぐにプログラミング解析と、インストールできるようにサウンドフォントプリセットのフォーマットを一つ一つ確認しながら変換して、短い時間で準備を整え、販売スタートをできるだけ早くするように体制を整えてきました。
つい先日も同じようなことが…(笑)
突然リリースされたSN-PIXEL V4。キャンペーン途中の大忙しの時に割り込むように入ってきたばかりだし、毎晩夜中までかかってOK!STORE仕様のSN-V4のプログラミングを完成させ、新しいモデル用のメンテナンスマニュアルを作り、やっとの思いで「よ~~しっ!これでいつオーダー頂いても大丈夫!となったばかり。
そしてナント!今回もまたまた同じようなシチュエーションで、なんだかチャイニーズメーカー戦争に巻き込まれて、振り回されているようにさえ感じます。(笑)
さらに梅だの桜だのとパフォーマー業の方でも現場が超タイトなので、寝る時間を惜しんで働きずくめなのです。これはホントのホントです。
もちろん、そういう状況下でも日本語マニュアルもきちんと製作し、Bluetooth通信用のアプリのダウンロードから使用方法までもマニュアル化しましたので、このブログではさらに掘り下げて「このアプリで何ができるのか?」という視点で書いていこうと思います。
と、いうことで今回のXENO3についても詳しくご紹介しようと思うと数回のブログ記事に分けて書かないと、またまた読みづらい、ズラズラズラぁ~と長文になってしまうので、次回から順番にご紹介していく予定です。
次回ブログでは今回のXENO3は従来のXenoPixelシリーズからどのように変化をしたのか?をしっかり書きたいと思います。
ではまた次回!