今回はXENO3、XRGB3の最新ファームウェア アップデート情報について情報提供したいと思います。

つい最新メーカーから最新のXENO3用、XRGB3用の  V1.2.5 アップデートファイルが提供されました。

当ブログ記事でアップデートファイルのダウンロードもできるようにしておきますので、ご自身のセーバーをアップデートしたい方は自己責任で行ってください。

ご注意いただきたいのは、スマホやパソコンなどどんな電子機器でも同じですが、アップデート中にバッテリー切れや電源オフ等でマザーボードの書き換えに失敗した場合は、それ以後正常起動できなくなったり、元に戻せなくなる場合もありますので慎重な作業をしてください。

 

まず、当店オンラインウェブショップ OK!STOREで取り扱いのあるXENO3、XRGB3仕様のモデルが対象です。しかし、2023年10月から当店のストアホームページ、もしくはフリマアプリアカウントからご購入いただきました当確モデルに関しては全て最新バージョンにアップデートをして作動確認後に発送しておりますので、今回のアップデートは必要ございません。

また、アップデートをしなくても従来のV1.0.0、v1.2.0、v1.2.2のままでも何も問題ありませんので、どうしても作業をしなくてはならないものではありません。あくまでも微細なバグや一部サウンドフォントの音質を若干向上させたり、config.iniから操作できる項目が増えたりという程度で絶対的に必要なことではありません。

カスタマイズに知識があり、ご自身のセーバーに不具合があったり、気になる方は以下の手順をお読みになってから実施してください。

 

XENO3もXRGBも基本的にはmicroSDカード内に保存されているサウンドフォントプリセットは同じものですが、マザーボードのファームウェアについてはそれぞれ専用のアップデートファイルがあります。間違えたアップデートファイルを使用しないためにご自身のセーバーの仕様をよく確認してください。

シャーシに搭載されているマザーボード(XENO3、RGB3)を目視しても同じ形状、同じ色なので違いはなく判断できません。ブレードが取り付けられているエミッター内部をみてPogoPin基盤が見えるか、LEDレンズユニットが見えるかを確認するのが一番単純で確実です。

・PogoPin基盤+ピクセルブレード は XENO3です。

・LEDレンズユニット+中空ポリカーボネートブレード はXRGB3です。

 

それでは実際のアップデート作業を説明します。XENO3もXRGB3も作業手順は同じです。

まず、v1.0.0という初期の頃のXENO3ユーザーは直接今回のアップデートファイルをインストールできません。v1.2.5のインストールは現状でバージョンがV1.2.0か、v1.2.2のXENO3とXRGB3のみが対象です。

v1.0.0からは一旦v1.2.0へとアップデートをした上でv1.2.5へもう一度アップデート作業をする必要があります。つまり2段階でアップデートをします。

ダウンロードファイル(くれぐれもダウンロードする段階でアップデートファイルを間違えないでください)

・XENO3 v1.2.0 アップデートファイル(v1.0.0からはこちを先にインストールしてください。)>>XENO1.20update

 

・XRGB3 v1.2.0 アップデートファイル(v1.0.0からはこちを先にインストールしてください。)>>XRGB12.0update

 

①パソコン(WindowsPC)にダウンロードしてからzipファイルの解凍後に生成される「update.bin」を使用します。

②ご自身のセーバーからリチウムイオンバッテリーを取り外した上で、シャーシのカードスロットからmicroSDカードを取り出し、USBカードリーダーなどに取り付けパソコンで開きます。

③microSDカード内のファイルが見られるようになったら「setting」フォルダー内へ「update.bin」をコピーします。

④microSDカードをシャーシのカードスロットへ戻し、リチウムイオンバッテリーをホルダーに取り付けてください。しばらく待つと自動的に「beginning update!!」と音声案内がありアップデートが始まります。

⑤数秒待ちますと「update successful」とアップデート成功の音声案内があり完了です。

⑥セーバーを組み立ててブレードを取り付けて作動確認をして作業は終了です。

 

尚、XENO3でも、XRGB3でもBluetooth通信機能が使える場合にはブルートゥースアプリ「Xeno Configrator」と接続してアプリ内のアップデート機能を使用してもv1.0.0からv1.2.0へのアップデートが可能です。
※当方ではBluetooth通信機能についてのサポート、操作レクチャーは行っておりませんのでブルートゥースアプリの使用はあくまでも自己責任でお願いします。

※基本的に日本国内向け仕様ではBluetooth通信機能がオフにしてあります。

 

 

続いてv1.2.0からv1.2.5へのアップデートです。

・XENO3 v1.2.5 アップデートファイル >>update v.1.2.5 pixel

 

・XRGB3 v1.2.5アップデートファイル >>update v1.2.5 XENO3RGB

最新のv1.2.5へのアップデート作業手順も同じですが、ただし、すべてのサウンドプリセットフォルダーから「.font」ユーザー設定ファイルを削除してからv1.2.5のアップデートを行ってください。ご自身でユーザー設定した場合は「,font」ファイルの削除は必要ありません。というのも、ユーザー自身で意図的に設定してある場合は良いのですが、ボタン操作しているうちに無意識に設定を変えてしまっている場合でも「.font」ファイルを残したままアップデートをした場合、その設定がアップデート後も引き継がれてしまいます。

v1.2.2までのバージョンでは「setting」フォルダー内のconfig.iniに全サウンドフォントのブレードカラー、ブレードスタイルのプログラムが記述されていますが、v1.2.5へアップデートするとサウンドフォントごとに設定ファイルが「1」「2」「3」などのサウンドフォントプリセットが格納されているフォルダーに「fontconfig.ini」というファイルへと自動的に移り変わります。

 

それでは下記が作業手順です。

圧縮ファイルをパソコン上で解凍してから「update.bin」をmicroSDカードの「setting」フォルダーに入れてリチウムイオンバッテリーを取り付けるだけでアップデートが自動的に開始されます。

※バージョンV1.0.0、v1.1.0のXENO3モデル、およびXRGB3モデルは一旦V1.2.0へとアップデートしてから当ファイルでアップデートする必要があります。

※こちらのアップデートもBluetooth機能がONになっているセーバーはブルートゥースアプリ「Xeno Configrator」からもアップデート可能です。

 

アップデートに失敗したり、デフォルトの状態に戻したい場合もあると思います。v1.0.0用のアップデートファイルを一応ダウンロード可能にしておきます。

・XENO3用 v1.0.0 >> Xeno3 Default

※XENO3のv1.0.0は初期値に戻すためには「setting」フォルダーごと入れ替える必要がありますのでダウンロードファイルを解凍するとsettingフォルダーが生成されます。ダウンロードに時間を要しますのでご注意ください。

 

・XRGB3用 v1.1.0 >>RGBupdate

※XRGB3用に限っては一番初期のv1.0.0は重大なバグ(ブレードカラーが全てブルーになってしまう)があり、こちらでダウンロードできるのはそのバグ修正後のv1.1.0となります。

 

・XENO3 v1.2.2(現状の最新バージョンの一つ前用のアップデートです、v1.2.5からダウングレードする場合に使用できます) >> v1.2.2 update

 

 

 

v1.2.5へのアップデートに成功した場合、以下の点に変更やご注意いただく点がございます。

・ブレードエフェクト、ブレードスタイルの安定性向上

・OK!STORE仕様の50サウンドフォントプリセットもv1.2.5で問題なく作動することを確認しております。

・config.iniにおいてBluetooth機能のON/OFFが可能(元々Bluetooth機能をプログラムでオフにしてある場合にはconfig.iniからのONはできません。)

・サウンドフォント再生時の音質の向上(v1.2.5では再生ボリュームが60%に設定されているため音量が小さく感じられることがあります。)

・注意!ブルートゥースアプリ「Xeno Configrator」を使用してメーカーの工場設定値に戻す「初期化」「リセット」を使用しないでください。

・v1.2.5ではRGBモードとPIXELモードの切り替えがボタン操作でできません。従来はパワーオフ後にさらにボタンを押し続けることで「pixel to rgb」、「rgb to pixel」と音声案内がありモード切替が可能でしたが、電源オフの操作時にそのまま長押しをしていて、意図しない状況でRGBモードへ切り替わってしまい、それに気付かないユーザーが「セーバーが壊れた」と勘違いする事案が多く、現在はconfig.iniでの記述もしくはブルートゥースアプリから対応するように変更となりました。

・充電に関しては従来のバージョンから一貫して同様です。シャーシ、もしくはヒルトに装着されている充電ポートを使用しての充電には5V1AのUSB充電器をご使用ください。最近多くなった5V2A以上のスマホ用急速充電器は使用できません。

 

あくまでもアップデート情報はすべてのカスタムライトセーバーユーザーが楽しめるために提供しており、必ずしもアップデートをしなければならないものではなく、またOK!STOREとして推奨しているわけではありません。現状のままでも通常通り作動して安定している場合にはアップデートしない方が良い場合もありますので、ご自身のカスタムライトセーバーにとって必要か否かを十分にお考えになってからにしてくださいね。

 

このアップデートとブルートゥースアプリに関するお問い合わせは受け付けておりません。どちらも自己責任です。また、現在もサポート担当は忙しい毎日です。破損させてしまった場合でも修理依頼、お問い合わせいただいてもすぐに返信、対応ができない場合もありますのでどうかご了承くださいませ。

 

今回のXENO3、XRGB3 最新アップデート情報は以上です。