前々回、前回のブログでファイヤーアイテムについていろいろ書きました。

>>ふくやま大道芸2025で使用したニューアイテム

>>ケブラーウイック選択の注意点について

特にファイヤーソード、ファイヤーデビルスティック、ケブラーウイック選択について重点的に書いておりますが、今回はカスタムセーバー、LEDヌンチャクについての話題です。カスタムライトセーバーを使用したセーバースピンパフォーマンスは冬のウインターイルミネーション開催時の大道芸ではOK!ヒロヤソロの演目として、たまに披露させていただくこともありましたが、この2年ほどはお休みしておりました。

しかし今回 ふくやま大道芸2025に参加したのをきっかけにOK!ヒロヤソロからちょんまげケイタとのデュオプレイへとグレードアップして復活。そして新しいアイテムとしてわずか20秒ほど登場したLEDヌンチャク、この二つのLEDアイテムにスポットを当てた話題で書いていきます。

まず、ショーで使用するカスタムライトセーバーについて。

元々はコレクションアイテムとして観賞用であったり、コスプレ用アイテムであったり、実用的な使い方でもセーバースピンやバトルプレイを楽しむ目的が主のカスタムライトセーバー。このカスタムライトセーバーはこの数年でかなり進化しています。サウンドボード、リチウムイオンバッテリー、スピーカーなどの超小型で精密なパーツで組み立てられており、強度抜群のポリカーボネート製のブレードを点灯するシステムは大きく分けて2タイプあります。

1つはグリップ内に高輝度LEDレンズ(CREE製RGB)ユニットが発光しブレード内の光拡散フィルムを照射してライトアップしているタイプと、2つ目はネオピクセルと呼ばれている片面132個のICを搭載したチップがズラリと並んだLEDテープ(LEDストラップ)がブレード内部先端から根元まで組み込まれています。

詳しくはOK!ヒロヤが運営するオンラインウェブショップ OK!STOREOK!店長のブログに大量のテクニカルデータの情報がありますので、本ページでは簡単にしておきます。

 

どちらのタイプ(LEDレンズタイプ、ネオピクセルタイプ)もサウンドボードと呼ばれる基盤(マザーボード)から電力と信号を送りブレードを発光させる構造となっていて、マザーボードをプログラミングしてブレードカラーやブレードエフェクトを設定します。

ヒルト形状も様々で映画などで使用されるいわゆるプロップをモチーフにして設計されるレプリカモデルと呼ばれているリアルなデザインのものと、オリジナルデザインで手に馴染み、使いやすさを追求したものがあります。

スピニングマスターズがショーで使用しているものはXenoPixel、XENO3というサウンドボードシステムを搭載し、ブレードには根元から先端までムラなく、そして強烈なライトアップとなるネオピクセルブレードを装着し、ヒルト(グリップ部分)のデザインはレプリカモデルではデザインのリアルさを追求しているので突起部分が多く、セーバースピンには向かないので、比較的ストレートなオリジナルデザインのものを使います。

↑ これらは実際にショーで使用しているスピニングで特別なプログラミングをしたカスタムライトセーバーたち。

ちなみにですが、リアルさを追求しているレプリカモデルはカッコイイのですが、形状的にはこんな感じ。何と言ってもゴツゴツ感と、それにしても太い!!(笑)映画の設定上はこの形状でも、撮影時はもっと持ちやすい形状だったかも知れませんね。

ヒルトは主にはアルミ合金、ダイカスト、ステンレスなどのメタル素材が使われとても丈夫で精度の高い仕上がりになっています。

分解をしてみると中から樹脂製のシャーシが組み込まれており、心臓部のサウンドボード(画像はXENO3システム)で18650サイズのリチウムイオンバッテリーや小型のスピーカーなども一体化されています。

microSDカードがありますが、このメモリーカードを使ってプログラムを書き換えることが出来ます。確かにノウハウは必要ですが、それほど難しいことではあ

今回のブログテーマとしてはこのプログラミングの話題で、どうやって視覚効果を作ったのかという点がメインでありますので、ここから先はそのプログラミングについてを書いていきます。

基本的なプログラムはマザーボードのICにあらかじめ書き込まれているので、一般的には書き換えができません。ユーザー設定のプログラムはmicroSDカードにconfig.iniというテキストファイルがあり、WindowsPCなどのテキストエディターで簡単に書き換えることができます。

microSDカードにはプログラムを保存した「setting」フォルダーと、サウンドフォント(各種キャラクターの効果音やBGM)をまとめたサウンドフォントフォルダー(番号のみ)があります。「upfirmware」となっているフォルダーはサウンドボードのバージョンアップ用のファイルが格納されています。

いよいよプログラミングの本題となりますが、その前に、興味のない人にとっては頭が痛くなるような話題に突入しますので最後の方へ飛んでいただいて構いません。(スピニングのリハ動画をお楽しみください。)

config.iniは以下のような記述になっています。(多少バージョンによって変わります)※現在の最新XENO3はv1.3.3です。

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#BEFORE YOU CHANGE THE DATA BELOW,PLEASE SAVE THE ORIGINAL DATA FIRST TO AVOID BUGS, LOSS OF DATA OR GLITCHES. THIS IS VERY IMPORTANT. IF YOU FIND ANY ERRORS OR BUGS, PLEASE CONTACT YOUR VENDOR DIRECTLY

#CONFIG CREATED DATA
created=Jan 11 2023 17:36:49

#BULETOOTH SWITCH,0 MEANS OFF,1 MEANS ON
bluetooth=0

#PIXEL SABER AND RGB SABER SWITCH,1 MEANS PIXEL , 0 MEANS RGB
pixel_or_rgb_saber_firmware=1

#SWITCH NUMBER(MAX 2 SWITCH)
button_number=1

#(ONLY FOR PIXEL SABER WITH RGB ADAPTER)PIXEL AND RGB SWITCH,1 MEANS PIXEL , 0 MEANS RGB
software_of_pixel_or_rgb=1

#MAIN BLADE LENGTH(DEFAULT 92CM BLADE IS 132,IF 82CM BLADE IS USED YOU WILL NEED TO MAKE MAIN BLADE LED NUMBER LESS TO SEE DRAG LIGHT EFFECT)
main_blade_pixel_led_number=132  ※ブレード内のネオピクセルのLED数、つまりブレードの長さを変えた時に設定変更が必要です。

#SIDE BLADE LENGTH (THIS FOR CROSS GUARD AND DOUBLE BLADE SABER CORES) DEFAULT IS 132, WHICH WILL NEED TO BE CHANGED BASED ON ACTUAL BLADE LENGTH/PIXEL COUNT
side_blade_pixel_led_number=132

#SIDE BLADE DELAY TIME(MS) (THIS FOR CROSS GUARD AND DOUBLE BLADE SABER CORES) DEFAULT 1000
side_blade_delay_time=200

#MOTOR SPEED(THIS IS FOR ROTATING CRYSTAL CHAMBER)
motor_speed=50

#MATRIX LED SCREEN SWITCH,0 MEANS OFF,1 MEANS ON
led_screen=0

#0-100% MAX VOLUME FOR BOARD – 100 IS DEFAULT – ANY HIGHER MAY DAMAGE SPEAKER AND VOID WARRANTY!
volume=80  ※シャーシにある小型スピーカーから出力する音声、BGMなどの音量調整

#0-100% CURRENT VOLUME FOR BOARD
current_volume=60

#MAX=100 BRIGHTNESS OF BLADE. DEFAULT IS MAX – 100%
dimming=100  ※ブレードライトアップの明るさ

#FLAHS ON CLASH CONTROL ON,0 MEANS OFF,1 MEANS ON
flash_on_clash=1  ※ブレードに衝撃が入った場合のエフェクト発動

#ADJUST THE SENSITIVITY OF CLASH, LOWER NUMBER MEANS EASIER TO ACTIVATE CLASH. DEFAULT IS 4.5
clash_sensitivity=4.5  ※衝撃入力感度の調整

#ADJUST DEEP SLEEP TIME(MS) DEFAULTS ARE ON 1000, OFF 10000, AUTO OFF 1800000(MIN 60000, MAX 3600000)
power_on_time=1000  ※起動スイッチの長押し時間
power_off_time=10000  ※起動スイッチでの電源オフ時 長押し時間
auto_power_off_time=1800000

#MOTION CONTROL ON,0 MEANS OFF,1 MEANS ON
motion_control=1   ※セーバーを動かした時に動作させる各種コントロールを使用するか否かの設定

#PULL PUSH MOTION CONTROL ON,0 MEANS OFF,1 MEANS ON
pull_push_on=0

#PUSH PULL MOTION CONTROL OFF,0 MEANS OFF,1 MEANS ON
push_pull_off=0

#ADJUST THE SENSITIVITY OF PUSH, LOWER NUMBER MEANS EASIER TO ACTIVATE PUSH. DEFAULT IS 18
push_sensitivity=18

#ADJUST THE SENSITIVITY OF PULL, LOWER NUMBER MEANS EASIER TO ACTIVATE PULL. DEFAULT IS 8
pull_sensitivity=13

#SWING ON MOTION CONTROL, 0 MEANS OFF,1 MEANS ON
swing_on=0  ※セーバーをスイングさせてブレードイグニッション(起動)する

#ADJUST THE SENSITIVITY OF SWING, LOWER NUMBER MEANS EASIER TO ACTIVATE SWING. DEFAULT IS 400
swing_sensitivity=400  ※スイング動作の感度設定

#ADJUST THE SENSITIVITY OF ACCENT SWING,LOWER NUMBER MEANS EASIER TO ACTIVATE SWING. DEFAULT IS 40
accentswing_sensitivity=40

#TWIST ON MOTION CONTROL, 0 MEANS OFF,1 MEANS ON
twist_on=0  ※セーバーを捻ってブレードイグニッション(起動)する

#TWIST OFF MOTION CONTROL,0 MEANS OFF,1 MEANS ON
twist_off=0  ※セーバーを捻ってブレードリトラクション(消灯)する

#ADJUST THE SENSITIVITY OF TWIST, LOWER NUMBER MEANS EASIER TO ACTIVATE TWIST. DEFAULT IS 250
twist_sensitivity=220  ※捻る動作の感度設定

#ADJUST LIGHT EFFECT OF PRE-ON BLADE MODE TIME(MS) (ADJUST THE LIGHT EFFECT TO MATCH THE PRE-ON FONT TIME) PLEASE BACKUP DEFAULTS BEFORE EDITING!
blade1_on_time=1600
blade2_on_time=4000
blade3_on_time=1920
blade4_on_time=900
blade5_on_time=2600
blade6_on_time=200
blade7_on_time=2500

#ON INSERTING SD CARD BACK ON BOARD, SABER WILL BEGIN FROM CORRECT FONT. 0 MEANS OFF,1 MEANS ON
current_font=1

#BLADE MODES ON SWITCH,0 MEANS OFF,1 MEANS ON. THESE ARE ALL DEFAULTED TO OFF (0)
torch_mode=0
velocity_mode=0
multiblock_mode=1
multilock_mode=1
lightning_block_mode=1
blaster_mode=0
ghost_mode=0

#SWITCH CONTROL SOUND, 0 MEANS OFF,1 MEANS ON. USEFUL FOR HILTS WITHOUT LED LIT SWITCH/BUTTON
countdown=1

#DEFAULT FONT EFFECT SETTINGS
#EACH SECTION EXPLAINED BELOW BASED ON THIS EXAMPLE FORMAT: FONT1=(0,0,0),A,B,C,D,E,F,G,H
#FONT1 IS THE FONT FOLDER NUMBER
#(0,0,0) IS THE DEFAULT BLADE COLOR OF EACH FONT,COLOR ORDER DATA (RED,GREEN,BLUE),WITH A RANGE OF 0-255 EACH. (0,0,0) IS NO LIGHT, (255,255,255) IS WHITE LIGHT, (255,0,0) IS RED LIGHT, ETC.
#’A’ IS DEFAULT HUM LIGHT EFFECT OF EACH FONT. REPLACE ‘A’ WITH ONE OF THE FOLLOWING: (FIRE BLADE=0,STEADY BLADE=1,UNSTABLE BLADE=2,RAINBOW BLADE=3,CANDY BLADE=4,CRACK BLADE=5,PULSE BLADE=6, FLASHING BLADE=7)
#’B’ IS DEFAULT BLASTER LIGHT EFFECT OF EACH FONT. REPLACE ‘B’ WITH ONE OF THE FOLLOWING: (LIGHT EFFECT1=0,LIGHT EFFECT2=1,LIGHT EFFECT3=2)
#’C’ IS DEFAULT FORCE LIGHT EFFECT OF EACH FONT REPLACE ‘C’ WITH ONE OF THE FOLLOWING: (LIGHT EFFECT1=0,LIGHT EFFECT2=1)
#’D’ IS DEFAULT LOCK UP LIGHT EFFECT OF EACH FONT. REPLACE ‘D’ WITH ONE OF THE FOLLOWING: (LIGHT EFFECT1=0)
#’E’ IS DEFAULT FLASH ON CLASH LIGHT EFFECT OF EACH FONT. REPLACE ‘E’ WITH ONE OF THE FOLLOWING: (LIGHT EFFECT1=0,LIGHT EFFECT2=1,LIGHT EFFECT3=2)
#’F’ IS DEFAULT STYLE OF EACH FONT. REPLACE ‘F’ WITH ONE OF THE FOLLOWING: (STANDARD BLADE=0,VELOCITY BLADE=1,TORCH BLADE=2,BLASTER MODE=3, GHOST MODE=4, SPECIAL PREON=5/6/7/8/9/10/11)
#’G’ IS ON SPEED OF EACH FONT. 200 IS A BASIC DEFAULT, HIGHER NUMBERS ARE SLOWER ON SPEED
#’H’ IS OFF SPEED OF EACH FONT. 500 IS A BASIC DEFAULT, HIGHER NUMBERS ARE SLOWER OFF SPEED

#END MEANS DATA UNDER THIS COMMAND DO NOT AFFECT OPERATION
end=1

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全て英語表記で#の後はプログラムとしてのコマンドではないので、大抵は#マークの後にはその行の説明文となっているため、少し慣れればそれほど難しいことは無いと思います。また、赤字で少し日本語化して書き添えておきました。

最後の方のブルーの文字にしてある部分はブレードスタイルといって、ブレードの光らせ方や視覚効果が基本プログラムによって保存されており、それらを呼び出すための番号のインフォメーションです。

#BLADE MODES ON SWITCH の各種エフェクトについてはアクションに応じて自動で発動するエフェクトで、どういうものなのかは以下の動画で見ることが出来ます。

 

 

このブレードエフェクトとブレードカラーについてはサウンドフォントフォルダーに番号で仕分けられていてセーバーのボタン操作で切換えることができるシステムになっています。

そのサウンドフォントフォルダーにも「fontconfig.ini」というユーザー設定ファイルがあります。こちらはたった一行で記述されております。

1=(0,0,255),1,0,0,0,0,0,200,650

説明しましょう。1はサウンドフォントの番号、(0,0,255)はブレードカラーでこれはブルーの設定となっていることを示しています。続いて1,0,0,0,0,0, まではブレードスタイルとブレードに衝撃入力があった場合のエフェクトやカラーチェンジする時の色。

 

ふくやま大道芸2025スペシャルナイトでも使ってみましたが、見ているギャラリー側からはわかり難かったかも知れませんが、ブレードを振ったり、デュエルシーンのパートでブレードをぶつけあったりしたときにブレードがフラッシュしたいた、あの視覚効果を設定するところ。このページ下の方に練習時のリハ動画をフルで載せておきましたので、その動画内のデュエルシーンでは見ることが出来ると思います。

そして最後の200と650の数字はブレードイグニッション(起動時)とブレードリトラクション(消灯時)のスピード。

ふくやま大道芸2025スペシャルナイトではスピニングパートのオープニングでグリーン、パープル、ブルー、レッドの4本を順番に起動させていますが、微妙に4本とも起動スピードを変えてあります。ちなみに起動音のグリーン(LUKE SKYWALKER)、パープル(Mace Windu)、ブルー(ANAKIN SKYWALKER)、レッド(Darth Vader)をモチーフにしたサウンドフォントとイメージしたプログラミングをしてありました。

ブレードカラーの(0,0,255)ですが、プログラム上ではRGB(レッド、グリーン、ブルー)を、パラメーター(数字)で設定します。

例えばブルーであれば0,0,255であり、グリーンであれば0,255,0となります。つまり0から255までの数字の大きさでカラーを混ぜ合わせた発光が細かく調整可能です。255,255,255はホワイトになります。

あと、本番時の効果音については流石にセーバーからは直接音をPAに送れないので、僕がサンプラーでポン出ししておりました。

 

 

続いてLEDヌンチャクはプログラミングのユーザー設定はボタン操作のみ。iniファイルのテキスト編集はありません。

ヌンチャクのグリップ部分にある小さなボタンでブレードカラーを変えたり、フラッシュさせたりをする程度で、本番中の取り扱いは簡単でした。今回のふくやま大道芸2025スペシャルナイトで初登場したアイテムで、少し前に「何かに使えそうで面白い」という気軽な気持ちで練習していたもので、本当は金曜日の前夜祭のネタにするつもりでしたが、メンバーの都合や移動時間などで間に合わせることが不可能だったため、スペシャルナイトでほんの一瞬の登場となったわけです。

このLEDヌンチャクは他社のものとは違ってカスタムライトセーバーのノウハウが使用されており、ブレード内は先端までムラなくライトアップされるようネオピクセルが使われています。

ネオピクセルとサウンドボードとは一体型でリチウムポリマーで駆動しています。

ボタン操作でブレードカラーも簡単に変えられるので、イベント時に背景の色と同化しないような設定をすることも可能で助かります。

基盤構造も丈夫ですが、2本が連結されているチェーンも材質はステンレス製でしっかりと固定されていて、振り回すアイテムだけあって非常に丈夫にできていることは事前に確認しております。

 

今回は少し変わったアイテムをどうやってステージまで持ち込んで使いこなすか、そういう視点で書いておりますが、なかなかの長文になってしまっているので、動画をふたつ載せておきます。

 

最近、大道芸を見に来てくださる皆さんから、ふくやま大道芸2025スペシャルナイトの話題をよく聞きます。当日の様子は映像をお客さんから頂いて製作したものなので、そのもの全てをそのままお見せすることはできませんが、ダイジェスト版を製作して公開しております。↓ こちらです。↓

 

今回のブログテーマでカスタムライトセーバーやLEDヌンチャクについての話題でしたので、特別にスピニングマスターズが練習時に撮影し、最終的にパフォーマーがルーティンを憶えるのに見ていた確認用動画というのがあり、それを一時的に公開いたします。

スペシャルナイトの本番当日に実施したスピニングのパート全ルーティンがこれです。↑

撮影エピソードですが、練習時には照明は一切なく陽が落ちると真っ暗になるので撮影順を逆にしています。特にファイヤージャグリングは明るいうちに撮影する必要があります。

逆に殆ど手からアイテムが離れないセーバースピンパフォーマンスなどは一番最後に撮影をして、映像編集で全ルーティンを通した状態で確認できるようにしてそれぞれが練習できるようにしました。これはスピニングマスターズはメンバーそれぞれが離れたところで暮らしているので、個別でも練習ができるようにこのような動画を製作してルーティンを体に覚えさせます。

僕自身も音出しのタイミング、サンプラーでの効果音ポン出しなど動画でオペレーションを練習をしました。

 

今回はカスタムライトセーバーとLEDヌンチャクの話題でしたが、こういうちょっと変わったアイテムを使って、風変わりなことにチャレンジしてみるというのもスピニングらしいところですし、メンバー全員スターウォーズ好きなので「好きこそものの上手慣れ!」というコトワザどおりでしょうか。(笑)

これから夏の花火シーズンやお祭り行事、冬のイルミネーションのシーズンなどブレードアップさせてご披露する機会もあるかと思います。ナイトパフォーマンス向けのアイテムなので、なかなかチャンスは少ないのですが、一度は生でご覧いただきたい演目です!!