前回は、TYPE-13ネオピクセルモデルのブレード発光やエフェクトを動画でご紹介しました。
これは、ヒルトの内部的な構造の違いで、発光の仕方やエフェクトの見栄えが変わる話題でしたが、今回はヒルトの外部的な部分についてご紹介します。

4月に入荷したライトセーバーには、機能的に同じでも外観のデザインを少し変えたカスタマイズバージョンが加わりました。

更には、ヒルトのカラーバリエーションについても紹介します。

ライトセーバーマニア、ライトセーバー好きの皆さんはよくご存じだと思いますが、一般的には「ポンメルって何?」って思われる方も多いと思います。

ライトセーバーと一口に言っても、各部分には細かな名称が付いております。

バリエーションの紹介をする前に、ライトセーバーの構成部品について少しお話します。
こちらは、TYPE-12、TYPE-13のヒルト(どちらもヒルトの側は同じで、内部の構造に違いがあります)で、各部分の名称を一枚の写真で表しています。

そして、内部も。

更に、これがエミッターと呼ばれているブレードを固定する部分です。

そしてこれが、ポンメルでございます!!!
これだけ見ると、何かのギアのようですよね。

カスタムライトセーバーではこのパーツの奥に小型大音量のスピーカーが収められており、デザイン的な事だけではなく、機能的にも重要な役割を持っています。
ライトセーバーのインナーシェルに取り付けられている小型スピーカーはむき出しのままでは音量がそれほど大きくありません。

グリップを装着してポンメルを取り付けて、初めて大音量となります。アウターパーツは固いジュラルミン素材でできているので共鳴効果を持っています。

大道芸やイベントで使用する音響機材もスピーカーだけ鳴らしてもお客さんまで届く音にならない、スピーカーボックスに取り付けて初めて大きな音になるという原理と同じです。

グリップの素材やポンメルの形状がスピーカーキャビネットの役割で音量に大きく影響しているんです。

ちなみにですが、他のライトセーバーのポンメルも比べて見てみましょう。

まずは、現在は販売していないTYPE-2のポンメル。ステンレスネットでスピーカーをガードしています。

既に少し懐かしいモデルとなってしまいましたが、OK店長はパフォーマンスドラゴンを操る際に、このモデルも未だに愛用しております。

続いて、OK!店長もショーで初代ダブルブレードとして使っていたTYPE-3のポンメル。ネジ加工があります。

ダブルブレードに接続するときのアタッチメントに穴がいっぱい空いているのも音の通りを良くするための構造なんです。ちなみに夜中にウチの中で秘密練習するときにはこの部分を布で巻いてしまうとか、アタッチメントにティッシュでもガッツリ詰め込んでおけば、サイレンサーの効果があります。

そしてTYPE-5のポンメルも、ネジ加工がありダブルブレードとして簡単に接続できる構造になっています。そしてステンレスネットタイプでかなり大きめの音です。

ダブルブレード用のアタッチメントにも穴が開いているのが確認できますね。

TYPE-5に限ったことではありませんが、ライトセーバーを振り回していると、劇中に聞くアレ、ブォ~~ン、ブォ~~~ンという独特の作動音。アレの効果音にも一役買っているんです。ドップラー効果みたいにライトセーバーを振り回すことによってポンメルから発せられる効果音にドップラー効果が付くというわけ。
OK!店長のショーにはあまり関係ありませんが、ライトセーバーで遊ぶ時、鑑賞する際、チャンバラ、セーバースピン、サバイバルゲームでも!これは「ライトセーバー使ってるぜ!」と言う気分を盛り上げる重要なことです!!

そして、TYPE-7、TYPE-8、TYPE-10、TYPE-11は共通のポンメル。こちらはポンメルがそのままダブルブレード用のアタッチメントになるように設計されています。

この形状は本当によく考えられていると思います。特にTYPE-7以降のライトセーバーにはサウンドフォント、BGM機能、エフェクト効果が入っていますので、そういう音的な効果を効率よく外へ出すような形状です。一見シンプルですが、フタをしちゃっているような形状でここに共鳴効果があり、横穴と縦穴が同じ位置になるように切削加工されているんです。

ダブルブレードにするためには片方のライトセーバーのポンメルを外すだけ。もう片方のポンメルにそのまま取り付けられます。

2本のライトセーバーから発せられる効果音がこのパーツを通して外へ出てきますが大迫力です。なんども書きますが・・・OK!店長のショーではあまり恩恵はありませんが。(笑)

そしてTYPE-9のポンメル。これは美しくカッコイイ!!メカニカル感満点で、ライトセーバーホルスターへ装着する際のパーツまで初期装備されており、より劇中に登場するモデルの雰囲気があります!

このライトセーバーは現在もショーでの前半、ツインセーバーのパートで使っていて、外観的にも一番気に入っているライトセーバーです。

そしてこれも大音量で、スピーカーもこんな感じでグリップ内に収められています。

TYPE-12、TYPE-13と一緒に入ってきた新型のTYPE-14。こちらは2タイプのポンメル形状が選択できるようになっております。

これと、

これです。

ポンメル形状を並べて比較してみると、違いが分かりやすいと思います。

形状はお好みでチョイスするとしても形状の違いだけでなく、フラットな部分の面積も違います。気にするほどではありませんが、多少ですが音の響き方にも違いが感じられるんです。

余談ですが、劇中に登場するキャラクターが使用するライトセーバーのモデルで、どれに近い雰囲気がするか?と言うと、映画に登場するライトセーバーより、今パソコンやPS等のゲームにしか登場しないオリジナルキャラクターが使用している感が強めです!
個人的にはスターキラーや、ダースマルガス辺りが好んでそうな(笑)

最後にTYPE-15-EP6です。これはセーバースピンパフォーマンス向けということではなく、コレクション、ゲーム用、コスプレ用としての販売の意味合いが強く、グリップの太さもポンメルの大きさも別格です。

もうね、カッチョエエ!!!!!!!としか言いようがありません(笑)

当OK!STOREで取り扱っているカスタムライトセーバーの中では、一番観賞用に向いているモデルでしょう。
このEP6ルークスカイウォーカーのプロップモデルでよく議論される、例の細い部分も、こちらは中々に細く再現されており、またDリングもちゃんと三角形の物が装備されており、再現度もかなりの物だと感じました。
もちろんスピンやチャンバラも出来なくありませんが、この美しさと重厚感からすれば、軽いスピンと後は見て楽しむのが良いと思います。

ポンメル形状もプロップモデルが良く再現されていて素晴らしい!!シビレます!!

ということで、今回のブログはポンメルとサウンドの関係についてご紹介させていただきました!

 

ライトセーバーについてはオンラインウェブショップ OK!STOREの各商品説明ページをご覧くださいね!!