みなさま!こんにちは!!OK!STOREの店長です!

ついに梅雨入りで雨の日が多くなりつつありますね。パフォーマンス活動もやり難い日が多くなると嫌だなぁと思ってます。

 

ここ数回のOK!店長のブログでは、ライトセーバーについて様々な情報公開をしておりますが、スペック(仕様)として一番説明が難しいのがサウンド。カスタムライトセーバーにはライトスタイル、エフェクト、サウンドフォントというものが、すべてのライトセーバーに装備されています。

まず、サウンドフォントというものについて書く前に一通り機能についての説明をしておきます。

ライトスタイルというのは、ブレードがどのように光るのか?単色でレットやブルー、グリーン、パープル・・・とカラーもいろいろで、RGBともなると1本で何色もできるし、最近当店で取り扱っているものはインフィニットRGBといって無段階にカラーチェンジしていくという優れものもあります。そしてネオピクセルのように無段階変化し、更には視覚効果的にブレードが起動する状態や作動中の絶妙なフリッカー、フラッシュ、ウェーブと表現力まで発揮しています。ブレードの一部分だけカラーを変えて一度にいくつもの発色をすることも可能です。

 

エフェクトとは、作動中にブレードやヒルトに振動や揺れを感知すると、ブレードがフラッシュしたりしながら、「ビシっ」とか「ウォ~ン」と効果音がでますが、それの事。ヒルトのボタン操作でも鍔迫り合いの状態などを表現することも簡単にできちゃうんです。これらの効果のことを「ブラスター」とか「ロックアップ」などと独特な呼び方をしています。カスタムライトセーバーにはこうしたエフェクトがものすごく多く含まれています。

いろんなエフェクトを紹介する動画をOK!STOREで販売しているTYPE-10で見てみると。

この動画撮影で使用したのは ぼくが実際にショーのダブルブレードパートで使うライトセーバーです。

 

そしてサウンドについて。
ライトセーバーが発する音なのですが、ライトセーバーのエフェクトやBGMなどプリセットの選択に応じて作動音とBGMと、動作に対しての効果音が再生されるシステムになっています。これら1つのプリセットで使うサウンドをまとめた集合をサウンドフォントと言っています。プリセットごとにサウンドも無数にあり、基板のメモリに書き込まれていたり、ネオピクセルのライトセーバーはTFカードに保存されています。

ネオピクセル用のサウンドボードはこれです。

スピーカーはこの部分(ポンメル)にあり、ここからサウンドが出ています。

こうした要素が組み合わさってライトセーバーを振り回す楽しみがあるのです。

少し前のカスタムライトセーバーやオモチャとして販売されているTOYセーバーについては起動音や作動中の音、オフにした時の格納音くらいしか再生されずで正直物足りないくらいでしたが、しかし最近のカスタムライトセーバークオリティーは想像を遥かに超えるサウンドを使用していますし、手にして振り回してみると驚くほどの表現があります。

サーバー障害発生前の消滅したブログも含めてライトセーバーについての話題を多数書きましたが、セーバースピンのための外観的な話題が多く、ライトセーバーから発せられるサウンドについて触れるのは初めて。

前説が長くなりましたが、今回のブログはライトセーバー特有の「プッシュゥゥゥ~~」「ブォ~~ン」というあれの話題です。

 

それではOK! 店長のライトセーバーの出会いエピソードから。(笑)

OK!店長は子供のころ、既にライトセーバーを持っておりました。トイザらスなどで売っている3000円~4000円くらいのプラスチック製でブレードが4段階くらいの分割になっているタイプ。これはこれでよく出ていたし楽しくチャンバラをして遊びました。

※当時は10本ほどありましたが経年劣化のため、残っているのはこの3本のみとなりました。

オモチャのセーバーでもブシュ~~ンと起動するときの独特な音が入っていて気分も最高!!ってな感じでした。海外出張が多かった父親が帰国すると良くスターウォーズのフィギュアを買ってくれたりもして、どんどんスターウォーズマニアに。(笑)そして…ついにハマりました。(笑)僕個人的にも家族の良き思い出です。

 

そのころに手にして遊んだライトセーバーとは次元の違うものになっているのが今のカスタムライトセーバーですね。

それと劇中に登場する、というか、撮影で使用したプロップを忠実に再現したプロップモデルと呼ばれているセーバーがあります。

どちらも中身に使用するサウンドカードは同じようなスペックを持っていて、カスタムセーバーとプロップモデルとの違いは、主に外観的な形状の違いです。

プロップモデルは、その劇中に登場する持ち主のモデルに合わせてライトのカラー、エフェクト、サウンドをプログラムしていますが、カスタムライトセーバーは比較的自由な発想でオリジナルなプログラムをしていたり、プロップモデル用のプログラムを流用しているのでサウンドカードに組み込まれているエフェクト(プリセットエフェクト)がとても多く多彩な効果で楽しめるという特徴があります。

プロップモデルは外観的にコピーをしていくので、そのヒルト形状を再現するのに加工費用がかさみ高価な商品になります。

一方、カスタムセーバーはヒルト形状もインナーボディーに合わせて設計されているので、形状も自由に加工しやすくなります。

プロップモデルの代表的なものはLukeが最初に手にするEP4タイプやダースベーダーが愛用するセーバー、そしてLukeがジェダイになってから使うEP6タイプなどが有名です。

6月からはOK!STOREでもプロップモデルの販売を開始しますが、僕がショーで使用するのは、やはりセーバースピンがやり易いものという基本的なライン引きがあり、ヒルトの形状的にべーダーさんとかルークさんのはスイッチボックスが大きく出ているので対象外。

プロップモデルも大好きで個人的にはコレクションしたいのですが、これらは本当に高価で低価格なものでも50000円を超え、高額なものだと200000を超えてしまっているものなどもざらにあります。OK!STOREでは少しでも安価にプロップモデルを取り扱えないかと考え抜いてラインナップを決定しました。

とてもショーでは扱えるものでもないので、パフォーマンス用としては機能優先、エフェクトが重要という商品バリエーションに徹しているわけです。

そのカスタムセーバーのジャンルでは自由な発想のエフェクトがどんどん登場してきております。


※この見慣れないカスタムライトセーバーも6月より販売開始のニュータイプです。

ここでやっと本題のサウンドについて。「自由な発想」というこの一言で実に多くの効果音が誕生しています。大方はスターウォーズファンやゲームマニアが製作しているようですが、映画やゲームに登場しそうな「いかにも」という効果音。

 

それではサウンドの話題に戻ってサンプルをお聞きください。

代表的な起動音なこんな感じ。

他にも起動音はちょっとダークサイド的な…

更にシス感たっぷりな…

と起動音だけでも何十通りもあります。

 

ブラスターというエフェクトの交換音に設定されているのは…

とか、こんな感じのもあります。

 

作動音というのはライトセーバーを起動したときからこんな音が絶えず再生がされています。

これは静止状態での作動音です。

ほんの一部でこのような作動音も数えきれないほどのタイプが用意されています。

 

そしてスイングした時などの動きに対して再生されるサウンドは…

という感じです。

 

他にもクラッシュ音はこんなのがあったり…

別タイプでは

ブレードに強い衝撃があると再生されます。

珍しいのフォースと呼ばれている特殊効果ではこんな効果音が登場します。この音が鳴るときにはブレードはどんな光り方をしているのでしょう?

 

サウンドフォントの一部をサンプルとして再生できるようにしましたが、こんな楽しいサウンドが無数に入っているので、ライトセーバーをちょっと手にしたくらいでは気が付けない音もあるくらいです。

 

ネオピクセルブレードのライトセーバーでTFカードスロットルが装備されているモデルはWAVファイルとして保存されているので、ファイル形式とファイル名だけ同じにすれば自分で製作したサウンドに置き換える技も。

ちなみにOK! 店長のショーで使用しているライトセーバーのスイッチONのときの確認音としてこんなサウンドを仕込んであります。

もう一つはこんなサウンドもね。

 

と、今回はカスタムライトセーバーのサウンドについて紹介しました。

各動作については無限大で、その時に再生されるサウンドも無数に用意されていますので、ブログなどでは紹介しきれないし、文字であらわすことなど無理なので、ほんの一部分だけ機能やサンプルを紹介させていただきました。

 

今回のブログは長かったねぇ、(笑)初の音の話題でお届けいたしました!それではまた!