新潟の遠征から戻ってきました。いや~、とっても楽しい、充実したフェスティバル出演でした!!
ここからはカスタムライトセーバーの話題です。
SN-PIXEL V3 2ボタンタイプのカスタムライトセーバーたち。第3弾まで入荷した中では、一番人気はオビワン ドラマ版、次いでオビワンEP1であります。他のモデルもキャンペーンスタート以来、多くの皆様に楽しんでいただけて嬉しいです!
今回は第4弾として発売する予定のこの2つのモデルを紹介します。
一つ目はアソーカのフルクラム時代のツインセーバー。
いきなり少しだけ脱線した話題ですが、メーカーのデザイナーはプロトタイプを製作時にカラーリングを間違えていました。(笑)
もちろん、下のショートヒルトがプロトタイプで間違ったカラーデザインですね。
現在は正しいカラーリングで市販に向けて準備中です。ご安心を!
少し細かい情報も記載しておきます。
非常に設計の難しいモデルです。大抵のライトセイバーはパイプ形状(円筒形)が基本なのですが、このセイバーは日本刀のような複雑で特殊な形状です。
またそこが最大の特徴でもあるので、大幅に変更したりすることができず、カスタムライトセイバーのデザイナー(設計者)泣かせなのです。
では、何処がそんなにデザイナー泣かせなのでしょう?
このモデルの再現性が難しいのはロングヒルトのサイズ感。
元々はアニメーションの登場人物。正確なデータなどなく、これが正解!ということなどありません。しかし、アソーカ・タノの実写化によって、プロップが製作され、これくらいのサイズ感なんじゃないかといイメージができました。
そんなイメージが確認できるのはマンダロリアンのメイキング映像で、それを見る限りではロングヒルトの方はかなり長いことがわかります。そしてロングヒルトとショートヒルトの長さの違いなども知ることができました。メイキング映像の中でもスタッフがはっきりと言っていましたが、武士が腰に付けている大小2本の日本刀をイメージしています。
グリップは細く湾曲させたい、しかもギミックも組み込みたいと試行錯誤されている様子も映し出されていました。
小道具を担当していたスタッフが分解しているシーンでも確認できましたが、撮影で使用されたこのセイバーのプロップはリチウムバッテリーやネオピクセルかLEDストラップが組み込まれていたようで、ヒルトのエミッターからライトアップが伸び上がっていく様子も映像で公開されていました。
実際に光っているブレードは役者とセイバーの位置関係を確認しやすかったりと、撮影時のメリットも大きかったようですね。
さて、話題をメイキングからSN-PIXELモデルへと戻しましょう。(笑)
今回リリースされるSN-PIXEL仕様のフルクラムモデルはかなり近いサイズ感で完成したようです。
ネオピクセルブレードも7/8インチで、長さ66cmと92cmを付属。ショート用の66cmについてはこのモデル専用で製作されています。この辺りもサイズ感をより正確に再現しようとしているポイントです。
スイッチもメインとなるPWXボタンは写真の位置に装着されています。側面側にある小さなポッチがAUXボタンになります。
このモデルはホワイトカラーのブレードスタイルですが、点灯させると光量がハンパありません。
そして特殊なヒルト形状ゆえにシャーシの設計も専用で型を起こす必要があり、充電やマザーボードのメンテナンス性にも配慮されています。下の写真のマザーボードはSN-PIXELではなくPFですが配置は同じです。
充電ポートもカバーを開けるだけですぐ目視できる場所に付けられているのも助かります。
ヒルトの形状から18650サイズのリチウムイオンバッテリーを入れるのはギリギリですが、うまく収めることに成功しています。乾電池仕様ではとても無理。他社製品で乾電池を使うライトセーバーはどれも単4を3本か6本必要な商品もありますが、フルクラムモデルでは到底無理だと、、、。
インナーシャーシの脱着や交換も簡単です。このシャーシの設計はこのセイバーにとってかなり重要で、XenoPixelモデルではシャーシの強度が確保できなかったのですが、SN-PIXELでは強度もクオリティーも十分高いレベルで完成しました。
ブレードの長さ、ヒルトのサイズ感、シャーシのメンテナンス性などの点で、このフルクラムモデルはお勧めです!
※近日中に発売日とプライスを公開予定。
そして!
続いて、劇中の設定上アソーカ・タノのかつてのマスターだったアナキンがダークサイドに落ちてからのセイバーも登場します。有名なこれです! ↓↓↓
どの時代のをモチーフにしたのか?この商品をデザインしたスタッフに聞くことはできませんでしたが、グリップテープのリベット(OBI-WANドラマ版では小さなボルト)が無いことと、グリップテープの長さがEP4~EP6までの長さのような思えます。
個人的にはEP5の仕様をインスパイヤしているのかと・・・。
スイッチレバーは無いタイプです。撮影時も無いことが多かったようですし、振り回して遊んでいる時にはじゃま(笑)なので、OK!店長的にはあっても無くても気にしません。
このモデルもグリップの中身がどうなってるのかを見てみましょう。この製品は完成直後でまだOK!STOREにも届いていませんので詳細はわかりませんが、赤いインナーパイプは18650リチウムバッテリーのサポートカバーになっていると思います。
ベイダーのモデルはグリップサイズを再現しようとするとどうしてもインナーシャーシとヒルトにクリアランスが大きくできてしまうため、サポートカバーが無いと振り回したり衝撃でバッテリーがホルダーから外れてしまいます。それを防ぐためのパーツで、同じようにXenoPixel仕様のモデルにも装着されています。
余談ではありますが、自分のコレクションとして持っているマスターレプリカやHasbro(ハズブロ)では単3アルカリ電池を使用しています。3本とか6本とかをこのグリップ内に収めようとすると物理的にヒルトは太くなってしまい、アナキンEP2に関しては全体的に120%くらい大きくなっています。
内部にXenoPixelのシャーシアッセンブリを組み込んだ経験が2度あり、当然XenoPixelを駆動させるには18650リチウムバッテリーを装着しましたが、グリップ内はスカスカの状態でそのクリアランスを埋めるためのシャーシのアウターを3Dプリンターで製作したほど。
その時のブログ記事です。
>> マスターレプリカ ANAKIN EP2のXenoPixel改
なので、レプリカセイバーでもカスタムライトセーバーでもブレードを点灯させるためのギミックを組み込むため、そこを優先させればデザインは若干左右されてしまう宿命にあるのかも知れません。
その点においてはカスタムライトセーバーでは殆どのメーカーがリチウムイオンバッテリーやリチウムポリマーを電源として採用しているので外見的なデザインがギミックに左右されることなく、より正確にできるメリットがあると言えます。
さて、当店の取り扱い商品の話題へと戻ります。
ついでと言っては何ですが(笑)、まずXenoPixel仕様モデルの比較です。上が先月発売されたメーカー曰くドラマ版Variant の新しいモデル。下は従来からあるEP4 Variantのダースベイダーモデルで2つのXenoPixelモデルの比較画像です。現時点では下のモデルが圧倒的に人気です。
上の写真で上側にあるヒルトデザインのベイダーモデルは当店には在庫がございません。
お取り寄せ商品として記載しておりますので、ご希望の方お見えでしたら下記リンクからどうぞ!
>> VADER Drama Ver Variant RGB-X(取寄せ商品)
>> VADER Drama Ver Variant XenoPixel(取寄せ商品)
続いて、下の写真は上がXenoPixel仕様のドラマ版Variant、下が今回リリースのSN-PIXELのダースベイダーモデルの比較画像です。どちらも製品のモデリングとしての仕上がりはかなりイイ感じです。
前回XenoPixelモデルの新Vaderモデルの写真を公開した時にも、いろんなご意見がありました。
>> これは?どうなの?
今回のSN-PIXEL V3 Darth Vaderモデルもいろいろ細かいところでは「ここをこうしたい!」という要望をお持ちの方もいるかもしれません。
劇中で使用されたプロップの完全レプリカモデルを製作するのはとても難しいモデルも数多くあり、特にDarth Vaderモデルに関してはEP4~EP6、EP3、ローグワン、ドラマ OBI-WANなど多くの登場シーンがあり、細部まで見ていると「え?これ、この部分、いつの?」となってしまいがちで、完全なレプリカモデルとしてスタンドに乗せて飾っておくだけなら、その正確さも必要かと思うんですが、やっぱりカスタムライトセーバーの醍醐味は起動させて振り回して遊べること。いろんなサウンドフォントを楽しめて、時にはブレードカラーも変えたりして、そして豊富なエフェクトで遊べることこそがカスタムライトセーバーの一番の魅力でしょう。
また、自分でプロップ仕様へとカスタマイズで近づいていくのもカスタムライトセーバーの楽しみの内でしょう。ほとんどのパーツが金属で切削加工で仕上げられていますし、重量感もあり、モデルも本当に良くできております。
※近日中に発売日とプライスを公開予定。
それでは、また!!