新しくリリースされたカスタムライトセーバー、3タイプの中で既にOBI=WAN Drama Variant のXenoPixel も RGB-X も 在庫が1セットずつになってしまいました。(5/27 午前現在)USAでも大変な人気でバックオーダー状態が続いていて、現在も製造待ち。OK!STOREでも次回の入荷が6月中旬以降になってしまう見込みです。

>> Obi-Wan Drama Variant XenoPixel

>> Obi-Wan Drama Variant RGB-X

オーダーを頂きました皆様にはドラマ公開時間までにお届けできるように既に昨日の午前中には発送済みでございます。今夜のドラマ公開はとっても楽しみですね!!

 

今回のブログではOBI=WANではなく、ANAKINのモデルを取り上げたいと思います。

ANAKIN Drama Variant としてリリースされておりますが、EPISODE3に登場したモデルとは非常に似ておりOK!STOREでも出荷時に間違えの無いように注意しなければならない程。

この二つのモデルの比較紹介です。

EP3 Variant

>> ANAKIN EP3 ver3 Variant XenoPixel

>> ANAKIN EP3 ver3 Variant RGB

(残念ながらどちらも ↑ 現在在庫切れです…)

Drama Variantは少しスリムになった感じです。

>> ANAKIN Drama Variant XenoPixel

>> ANAKIN Drama Variant RGB-X

実はOK!STOREの裏話としてEP3 ver〇〇として商品掲載しても良かったのですが、販売をする私たちも、ご購入いただくお客さんにとっても混乱を招くためのネーミングでもあります。

そんなことよりも何処がどう違うのか?どっちを選ぶべきなのか?こちらの話題の方が気になることと思いますので、現段階でわかっていることを記事にしておきたいと思います。

 

インナーシャーシの形状は若干変更がありますが、搭載されるサウンドボード XenoPixel、RGB-Xの仕様は同じです。

 

大きく変わったのはブレードサイズ。EP3 Variantが直径1インチ(25.4mm)、肉厚3mmに対し、Drama Variantは直径が7/8インチ(22.2mm)で肉厚は2mmとなっています。

ブレードに関しては使用用途は好みで大きく分かれると思いますので、どちらが良いとか悪いということは一切ありません。あえて言いますとサバゲ、バトル、チャンバラ好きの方は1インチがお奨め、鑑賞、セーバースピンなどには7/8インチが良いかと僕個人的には思います。

コレクション用としてはどちらも特徴があり、別モデル感も強いので並べて飾っておくのもアリかと…。ブレードにかんしてはこんなところですが、そのブレードの固定方法、すなわちエミッター付近の構造や形状が変わりました。


↑ EP3 Variant はプレス加工で形成されておりクリップ式です。イモネジは1個ですが、ブレード固定にも一役買っております。初代のグラフレックスの時からプロップに忠実という点ではこちらの方が正しいのかも知れません。(も、沢山プロップや情報が溢れており、正解不正解などないと思いますが…)

↑ 対して Drama Variant はヒルトに一体形成となっていました。ブレードのイモネジ固定は同じく1ヵ所ですが、十分なほどのブレードインサート量が確保できていることと、EP3 Variantではクリップの部分が黒いパイプ状のパーツと一体となり、ラビットイヤーの部分はヒルトと一体となり、それぞれに強度が向上しております。

エミッター付近ではもう一つ違いがあります。

EP3 Variantがブレードを起動すると光っていたこの部分。 Drama Variantは光りません。

ブレードをグリーンに点灯させている方がEP3 Variantです。

 

続いてスイッチボックス周りのデザインです。


↑ EP3 Variant

↑ こちらはDrama Variantです。縦方向に少し長くなり、サイドのスライドノブ(ゴールドのパーツ)のようなものも少し大きくなり突出量もあります。

このスイッチボックスで大きな違いとなっているのはサーキットパネル(上面の部分)ですね。デザイン的にはこれも少し長くなっている以外は同じように見えますが、EP3 Variantは樹脂(本当の電子基板と同じ素材)に対し、Drama Variantは金属プレート製です。(おそらく真鍮)

内部構造も少し変わりました。分解したところをお見せしましょう!


スライドしてサーキットパネルを抜き取ります。スイッチボックスの上面に板バネが見えるでしょうか?これでプッシュロッドを押さえている構造です。

板バネを外すとプッシュロッドが見え、その下にボタンスイッチがあります。

この構造によってスイッチの操作感がより良くなっていると感じました。

 

続いては、グリップ周りです。製造元のエンジニアによればグリップテープの粘着性を向上させることができたのでリベット(現物は六角穴のボタンボルトでリベットを再現)をなくすことができたそうです。

これまでLUKE Graflex Variant、ANAKIN EP3 Variantを取り扱ってきて何度か製造メーカーによる仕様変更があった部分です。

グリップテープ変化の歴史(?)を見てみましょう。(笑)

 

リベット1個タイプです。実はこのモデルがリリースされた時には1個タイプのグリップテープが装着されていました。どのメーカーも苦戦しているところなのですが、テープの粘着力が十分でなく剥がれてくることがあったために、両端で2個止めとして剥がれを防いでいたと思われます。

「リベット」と呼称していますが、劇中のプロップではブラインドリベットで固定されていたようですが、本製品ではボタンボルトでネジで固定されています。固定というよりはデザイン上のことだけで、強度にはほとんど影響がありません。

Drama Variantは縦方向に少し長くなりました。リベットもなくなりました。もともと、LUKE Graflex のプロップでも最初はリベットがなかったので、そこを意識しての事かも知れません。(あくまでもメーカーの意図なので)

ま、ANAKIN モデルとして紹介はされていますが、EP3以降はオビワンが持ち帰り、ルークに渡すまで保管していたという設定なので、このモデルがLUKE Graflex Variantに繋がっていくのです。

ホルスター用のベルトクリップが装着されています。これによってグリップエンドのDリングもなくなりました。スッキリとしたデザインです。

 

 

さて、グリップ内部も見てみましょう。↓

↑ EP3 Variantのグリップ内部です。グリップを外すと更にシャーシーカバー(パイプ状のパーツ)がありますが、Drama Variantにはありません。グリップの内径がシャーシカバーの内径と同じになっているため必要なくなったそうです。

本来のシャーシカバーの役割はバッテリーホルダーからのバッテリー脱落。Drama Variantは、ここは精巧にできており、バッテリーホルダーから外れることはありません。

 

こうして2つのANAKIN モデル違いをご紹介しました。

コレクションとしても観賞用としても、また実際に振り回しても手ごたえのある両モデルです。