私たちオンラインウェブショップ OK!STOREのスタッフもこの春くらいには・・・と予想していたSN-PIXEL V4(以下SNV4と記す)でしたが、急にリリースを早めた為、季節現場がタイトなスケジュールで進行中だったため、こちらも対応などが大忙しでありました。
なので、本当に深夜までSNV4のプログラミングの解析やらサウンドフォントの編集など、これ以上はできないというほどの急ピッチで作業を進めてきました。
既にSNV4をご購入くださって、Bluetooth通信など、新機能をお楽しみいただいている方々も多いと思います。
ここで、OK!STOREならではと申しますか、これまでもXenoPixel、GHV3などのサウンドボードのシステムについての技術情報公開をしてきましたので、今回のSNV4についても少しずつではありますが、OK!STORE流に何回かに分けて書き残しておきたいと思っております。ホント、4月の第二週までは目が回るほどの忙しさなので、何回かに分けて書きますのでお許しくださいませ。
まず、最初。
今回はサウンドファイルのフォーマット(記述形式)について。
ProffieOSでもGHV3でもサウンドフォントに使用するファイルをSDカードに保存してサウンドボードのスロットに差し込んで読み取らせています。
XenoPixelでも同じ方式でSDカードにサウンドフォントが入っていますが、各システムごとにフォルダーの製作の仕方やファイル形式には違いがあります。ファイル形式はちょっとネーミングを間違えただけでも再生されないので、注意が必要になります。
※上記画像はProffie v2.2のものです。SN-PIXEL V4版 ダークセーバー間もなく入荷となります。
サウンドフォントのファイルはWindowsのフォーマットではごく一般的なWAV形式でモノラルで保存したファイルを使用します。XenoPixelでもSNV4もステレオ形式でも再生はできますが、特にBGM音源などはデータ容量が大きくなり、読み込みに時間がかかるため再生にタイムラグが発生します。どうせ、カスタムライトセーバーには一つしかスピーカーが装備されていないので、ステレオ音源で容量が大きいのはSDカードの容量を無駄に使用するだけですね。(笑)
と、ここでご注意いただきたいのはXenoPixelのファイル編集ではMacは使用できません。WindowsPCのみとなります。メーカー確認しておりませんが、おそらくSNV4もMacは避けた方が無難です。
次にファイルネーミング。PFやGHV3については、英文であってもいろんなところから情報が出ているので省略します。当店としてはXenoPixelに関しては開発段階から関わっておりましたし、SNV4に関しても、大まかなセッティングはできてはいても、細かいバグ取りやプログラミングの調整をしていく必要はあるため、まだメーカーとも情報交換を頻繁にしております。
その過程で出てきた情報なども含めて当ブログでお知らせしていきます。
ではSNV4のファイル形式では以下のようにネーミングをする必要があります。
ブラスターブロックのサウンドフォント blst (*).wav ※例 XenoPixel用ではblaster (1).wav となっています。 もしくは blst01.wavというようにカッコで区切らずそのまま半角数字を入力しても作動します。カッコで数字を区切る場合にはカッコの前に半角スペースが必要です。
フラッシュオンクラッシュは Clash: clsh (*).wav ※例 XenoPixel用では clash (1).wav となっています。
ドラッグ用のサウンドフォントは Drag: drag (*).wav ※例 XenoPixel用では drag (1).wav となっています。
※このようにファイル名に半角スペースがある場合には半角スペースが無いだけでも再生エラーとなりますのでご注意ください。
※以下のかっこ内のアスタリスクは半角数字となります。複数のファイルが同じフォルダー内にある場合 例(1)、(2)、(3)のような記述となります。
プリセット変更時の音声案内のファイル。Font name display: font (*).wav もしくは font1.wav、もしくはfont.wavというようにネーミングしても作動します。
Hum: hum (*).wav もしくはhum01.wavというネーミングでも作動します。
Font boot music: in (*).wav
Lock up music: lock (*).wav
Font off music: out (*).wav
Swing sound: swingh (*).wav swingl (*).wav
bgm : track (*).wav
※PF用、GHV3用、XenoPixel用として販売されているサウンドフォントや、オリジナルで製作したWavファイル(モノラル音源)をインストールしたい場合にはフォーマット形式が上記と同じになるように置き換える必要がありますのでご注意ください。
例としてこんな感じになります。
↑ このファイルネームの方法でもOKです。また、
↑ この記述方法でもOKです。
各サウンドフォントはフォルダーごとに仕分けされており、フォルダー名 1~40まで数字だけでフォルダー名が付けられております。
OK!STOREスペシャルプリセットではフォルダー内にサウンドフォント名がわかるようにテキストファイルで記載があります。
そして最後にもう一つset という名前のフォルダーがあります。このset フォルダーにはシステムで使用する音声案内などのwavファイルが格納されており、wavファイル以外にも config.iniというファイルがあります。このファイルだけではありませんが、多くのプログラムの設定内容が記述されております。(この辺りはXenoPixelの時と似てはありますが、config.iniだけでブレードスタイルやエフェクトをコントロールしているわけではないので、プログラミングに心得のない方はあまり手を出さない方が良いかも知れません。
※上記画像はSN-PIXEL V3のものです。
むしろ、ブレードカラー、イグニッションエフェクト、ブレードスタイルであればボタン操作で簡単にできますし、その他の機能にしてもBluetooth機能を使用して編集した方が安全かも知れません。
※OK!STOREとしては独自にオリジナルのプリセットやプログラミングをして出荷しておりますので、ここに書かれている内容が直輸入で購入されたメーカー仕様に当てはまるかどうかは責任が持てません。
※当ブログで公開する情報はあくまでもOK!STOREご購入のSNV4を対象としております。
※他店でご購入された商品についてご質問をお受けすることがありますが、パーツ供給、パーツ販売、操作方法などのサポートについてはOK!STOREでご購入のユーザー様を対象、もしくは最優先としておりますのでご了承ください。
SN-PIXEL V4 ダークセーバーがまもなく入荷!
>> Dark Saber SN-PIXEL V4(予約中)
他にも多くの皆様にお問い合わせいただきましたドゥークー伯爵モデルXenoPixel、そしてサヴァージ オプレス XenoPixelが早ければ来週早々に入荷予定です。
SN-PIXEL V4ではこの夏から秋にかけて、多くのモデルがリリースを控えております。
ちょっとだけお見せしちゃいます。
スターウォーズのPCゲーム初期のころに大人気だった「JEDI KNIGHT」に登場するカイルカターンのモデルなど非常に興味深いです。
「反乱者たち」からはケイナン ジャラス、エズラの初期のブラスターセーバーや後期に登場するセーバーもカスタムライトセーバーとしてリリース予定。
いろいろ楽しみですね!!
それでは次回はconfig.iniに記述されている内容の解説とアップデート情報などをテーマにしてみようと思います。