サウンドフォントの話題に触れた前回のブログはいかがでしたか?

前ブログに続いてXenoPixelのカスタマイズ方法やメカニズムについての話題です。前回はサウンドフォントについてでした。今回はブレードスタイルを中心にカスタマイズをする手順や、注意事項などを書いていこうと思います。

前ブログにも書きました通り、カスタムライトセーバー用のネオピクセルブレードを駆動するサウンドシステムはProffieBoardやCFX、GHV3などいろんなタイプが存在しています。どれもこれも一長一短でメリットもデメリットもあるので、これが一番という順位が付けられるものではありません。また、これがイイと明言できるわけもなく、あえて言わせてもらうならば、好みの問題です。あるいは自分自身のスキルや環境に合わせて選ぶべきです。

OK!STOREではよりシンプルに、誰もが購入したその日からでも楽しめるようにとの思いからXenoPixelやSN-PIXELが主流で、どちらもネオピクセルブレードと組み合わせて素晴らしいエフェクトや発光力を発揮していて、今回のテーマはXenoPixelのブレード関係のカスタマイズについてです。

では今回はまずブレードスタイルをカスタマイズする方法で、そのメカニズムを知るためにあえてボタン操作によるカスタマイズではなく、TFカード内のsetフォルダの中に記述があるconfig.iniファイルを書き換えることでブレードカラーの変更や、ツイストによるイグニッションやリトラクション機能のON・OFFの切り替える方法なども紹介いたします。

このconfig.iniの記述を変える方法も実際にやってみなくてもイイんです!システムがこうやって機能しているんだな、ということがわかっていただけると思いますし、ボタン操作で設定を変えていく時にも確実に参考になるかと思いますので、是非最後までご一読ください。

ではダウンロードしたDD08を解凍してできたファイルが1~34までのプリセットフォルダとsetフォルダがあります。(前ブログで説明済み)

そのsetフォルダの中身が下の画像です。赤丸印がつけてある「config.ini」というファイルに注目してください。

この config.ini にブレードカラーやイグニッションエフェクトなどのブレードスタイルに関する命令文(指示)が記載されています。

では早速メモ帳などでファイルを開いて config.ini の中身は何が書かれているのか?これを見てみましょう。

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Before you change the data below,please save the original data first to avoid bug.This is very important.If get bug please contact the one send you saber.
#Main blade length(Default 92cm blade,if 82cm blade need to make main blade short then can see drag light effect)
PixelNumber=132
#Side blade length(This for cross guard and double blade saber)
SubPixelNumber=132
#Power on and power off time(ms)
PowerOnTime=2000
PowerOffTime=10000
#preon time(ms)
Preon1Time=1400
Preon2Time=2500
Preon3Time=1920
Preon4Time=1200
Preon5Time=3500
Preon6Time=100
Preon7Time=2500
#Preoff replace in sound number 1,2,3(Three preoff blade style)
PreoffOverride=

#Side blade delay time(ms)(This for cross guard and double blade saber)
SubBladeDelay=200

#Channel volume,MAX 16384,Default 8192
ChannelVolumeMax=7500

#Mixer volume,Default 1900,data over 4500 may destory the speaker
MixerVolumeMax=4500

#Sensitivity of clash,smaller more sensitive
ClashSensitivity=1.5

#Pulling stabbing/stabbing pulling motion on/off,1 is on,0 is off
StabPwrOn=1
StabPwrOff=0

#Twist power on/off,1 is on,0 is off
TwistPwrOn=1
TwistPwrOff=1
#Sensitivity of twist,bigger more sensitive,MIN60
TwistSensitivity=400

#Swing power on/off,1 is on,0 is off
SwingPwrOn=1
#Sensitivity of swing,bigger more big strength
SwingPwrOnSensitivity=1000

#Default blade color of each font,Color-Number of font folder,Color order (r,g,b),range0-255
#Default light effect of each font(fire blade=0,steady blade=1,pulse blade=2,rainbow blade=3,candy blade=4,unstable blade=5,crack blade=6)
#Default style of each font(Standard blade=0,blaster blade=1,ghost blade=2,special preon=3/4/5/6/7/8/9)
#Please notice the , symbol Color-1=(255,0,0),1,300,800,3 means Color-Font number=color data,default light effect,on speed,off speed,default style When you change the color,light effect and style,default style will be useless till you delete the config inside each font folder
Color-1=(255,0,0),0,200,900,0
Color-2=(255,255,0),2,500,1000,8
Color-3=(255,255,255),5,1200,1200,0
Color-4=(255,0,0),6,500,700,0
Color-5=(0,0,255),1,500,1000,0
Color-6=(255,0,0),0,300,700,0
Color-7=(0,0,255),1,400,800,0
Color-8=(255,0,0),0,200,500,0
Color-9=(0,255,0),1,200,1000,0
Color-10=(255,0,0),1,400,600,0
Color-11=(0,255,0),2,200,600,0
Color-12=(255,0,0),1,1200,600,0
Color-13=(255,51,255),2,400,600,0
Color-14=(0,255,255),2,300,700,0
Color-15=(150,50,255),1,400,500,0
Color-16=(255,0,0),0,300,700,0
Color-17=(255,128,0),6,300,800,0
Color-18=(255,0,0),1,300,800,0
Color-19=(0,255,0),2,300,600,0
Color-20=(255,255,255),1,200,500,0
Color-21=(255,0,0),1,300,700,0
Color-22=(255,255,255),0,300,1100,0
Color-23=(175,0,255),0,700,1000,0
Color-24=(204,128,255),1,100,1000,0
Color-25=(255,0,0),0,200,600,0
Color-26=(128,255,128),1,200,1200,0
Color-27=(50,160,255),2,300,1000,0
Color-28=(255,0,255),1,300,800,0
Color-29=(255,0,0),0,800,800,0
Color-30=(0,0,255),1,200,800,0
Color-31=(255,0,0),0,200,1000,0
Color-32=(0,255,0),2,200,500,0
Color-33=(255,153,18),0,300,500,0
Color-34=(255,192,203),3,1000,1400,0
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と、こんな感じでとても長い記述です。こんなの見たらゲンナリしてカスタマイズできないよ!と言われる方もご心配なく!一つ一つきちんと説明しますので安心してくださいね。

 

ProffieBoardのプログラミングをした経験や、パソコンでマイコンなどのプログラムを書いた経験がある人は何が書かれていて、どの部分が命令文なのかわかるかも知れません。

ちょっと翻訳しながら、どの行に何が書かれているのか解説してみましょう。

 

 

冒頭の記述にこんなことが書かれています。これは命令文ではありません。ただの注意事項です。(赤い部分が翻訳です)

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Before you change the data below,please save the original data first to avoid bug.This is very important.If get bug please contact the one send you saber.
以下のデータを変更する前に、最初に元のデータを保存してください。非常に重要なことです。という注意が書かれています。
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当たり前のことが書かれているだけで、この文書は無くてもセーバーは作動します。

 

 

で、次の行で…

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#Main blade length(Default 92cm blade,if 82cm blade need to make main blade short then can see drag light effect)
メインブレードのデフォルトの長さ 92cm ブレードを82cm に短くする必要がある場合は、ドラグライト効果を見れます。
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ブレードの先端部分がバチバチと光る効果などブレード極端に短くすると見られなくなることがあるので要注意です。

更に次の行からはブレードエフェクトについての命令文などが書かれています。

 

 

続けて・・・

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PixelNumber=132
ブレード内のネオピクセルのLEDの数を指定しています。(通常は変更する必要はありません。しかしブレード極端に短くする場合、例えば60cmとかにカットした時にはネオピクセルのLED数を数えてこの数字を変える必要があります。)

#Side blade length(This for cross guard and double blade saber)
SubPixelNumber=132
サイドブレード(カイロレンモデル等)やサウンドカード1つでダブルブレードにする場合などのセカンドブレードのLEDの数を指定しています。(通常は変更する必要はありません)

#Power on and power off time(ms)
PowerOnTime=2000
PowerOffTime=10000
電源オン、オフの時間(通常は変更する必要はありません)

#preon time(ms)
Preon1Time=1400
Preon2Time=2500
Preon3Time=1920
Preon4Time=1200
Preon5Time=3500
Preon6Time=100
Preon7Time=2500
#Preoff replace in sound number 1,2,3(Three preoff blade style)
イグニッションエフェクトの起動時間(通常は変更する必要はありません)OK!STOREからの日本語マニュアルに記載してある アウェイクモードで長押ししてボタンが3回点滅してから離すと入れ替わる ブラスターブレード、ブロークンイグニッション、フェーザーイグニッションなどに使われるパラメータのようです。
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ここまでもあえて数字をいじる必要はありません。赤字で少し書いておきましたが、メインブレードを自分で短く加工して取り付けている場合にはネオピクセルのLEDの数を数えてその数で書き換えると短いブレードでもエフェクトによってはブレードの先端を判断したり、ブレードのセンター付近から点灯するような場合にもセンターを判断できるようになるのだと思います。

かなり前ですがOK!STOREでも撮影用に短いネオピクセルブレード72cmを製作したことがありましたが、ブレード先端のメルト(dragエフェクト)が発動しなくなったという経験がありましたが、実は発動していないのではなく、PixelNumberの数字を変えていないので実際にはカットして無くなってしまっているLED部分で発動していて目視出来ないだけという状態になっていたと思われます。

サブブレードに関してはそのようなエフェクトが無いので特に数字を変える必要はありません。カイロレンモデルも同様です。カイロレンモデルのユーザーはむしろ次の項目の方が興味あるかも…。

 

さらに続けて・・・

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#Side blade delay time(ms)(This for cross guard and double blade saber)
SubBladeDelay=200
サブブレードの遅延効果。メインブレード起動からどれほど遅れて起動させるかを設定。

#Channel volume,MAX 16384,Default 8192
ChannelVolumeMax=7500

#Mixer volume,Default 1900,data over 4500 may destory the speaker
MixerVolumeMax=4500

音量の設定です。変更の必要はありません。チャンネル音量とミキサー音量との最大音量を設定してあり、スピーカー保護のためでもあるようです。(OK!STOREではこの部分の数字を変えたことはありません。また、変える必要もないと思います)
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カイロレンモデルをお持ちのユーザーはサブブレードの遅延効果をSubBladeDelayに記載されている数字でカスタマイズできます。カイロレンモデルなどではこの数字を増やせば遅れが大きくなり、0に設定すればメインブレードと同時に起動するというように好みで設定できます。現状に満足している人は変える必要などありませんが…。

 

また、大尋問官モデルではメインブレード回路に2本のネオピクセルブレードが接続されているメカニズムとなっているためこのSubBladeDelay の数字には影響を受けません。

そして音量について。最大値を指定してあるので破損防止のための記述です。現在のXenoPixel DD08の新しいサウンドフォントでは程良く音量も制御され音割れも無く、それでいて最大限の音量で再生され、実際にまぁまぁの大きな音です。

カスタマイズとは違う話題で脱線します。(笑)
モデルによってはポンメルの形状、ヒルトの長さによって音量が違って聞こえる場合があります。これはconfig.ini に記述してある数字の影響ではなく、スピーカーからの共鳴効果によるものです。シャーシに取り付けられているスピーカーは同じ仕様(一部除く)なので発する音量は殆ど同じなのです。

市販のステレオなどのスピーカーを例に わかりやすく言えばスピーカーユニットは同じでもスピーカーボックス(箱、またはキャビネットとも言われてます)が大きいか小さいかでスピーカーから出た音の共鳴効果で耳で聞こえる音量も変わってきます。ポンメルだけが独立して取り外しができるモデルをお持ちの方は試しにポンメルだけ外して作動音を確認してみるとその違いは明確にわかります。

では話題の路線を戻します。

この辺りからはカスタマイズのお役に立てる部分かも知れません。

 

 

いよいよ次はモーションコントロールに関わる部分です。特にカスタマイズで重要な部分へと進んでいきます。

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#Sensitivity of clash,smaller more sensitive
ClashSensitivity=1.5

この行にはクラッシュ時の感度に関する数字が書かれています。1.5よりも小さくすると感度が敏感になります。あまり小さくし過ぎるとちょっとした振動でもフラッシュオンクラッシュが発動してしまいうっとうしいかも。

 

これより下はXenoPixelのモーションコントロールを使うか否かを設定できます。

#Pulling stabbing/stabbing pulling motion on/off,1 is on,0 is off
StabPwrOn=1
StabPwrOff=0

この行はスタブ(突く動作)でブレード起動のONとOFFでそれぞれ機能させるかを決定できます。数字の1は使う、数字の0は使わないという命令となります。スタブで起動させたくない人は0にしておきましょう。

 

#Twist power on/off,1 is on,0 is off
TwistPwrOn=1
TwistPwrOff=1
#Sensitivity of twist,bigger more sensitive,MIN60
TwistSensitivity=400

この行はツイスト(ひねる動作)でブレード起動のONとOFFでそれぞれ機能させるかを決定できます。数字の1は使う、数字の0は使わないという命令となります。ツイストでの起動をさせたくない人は両方とも0にしておくと良いと思います。

またツイストの感度も数字で決定できます。400よりも上が敏感になります。もちろんon・offを0に設定してあれば関係ありませんが。

 

#Swing power on/off,1 is on,0 is off
SwingPwrOn=1
#Sensitivity of swing,bigger more big strength
SwingPwrOnSensitivity=1000

今度はスイング(振る動作)でブレードを起動させるかの設定です。記述では1になっていますので、セーバーを大きく振ればブレードが起動します。

1000という数字も他のモーションコントロールと同じようにスイングの感度を指定している数字です。1000よりも大きな数字にすれば感度が敏感になり、数字を小さくすれば鈍感になります。
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激しいバトルやチャンバラ、サバイバルゲームなどにXenoPixelを使用している人は思わぬところでブレードが起動してしまったり、逆にブレードが消えてしまったりと、ハプニングになりかねないかも。そういう場合はこれらの機能は全部 0(使わない)に設定する方が使いやすいかと思います。

そしていよいよラスト!!いや~長かった config.ini の解説(笑)大変ですが、ま、お役に立てればと思って頑張りました。

そして次が最後です。1~34までのプリセットごとのブレードカラーに対する記述です。ここを制覇してマスターすればブレードカラーを数字で設定することも可能で、一度設定をした config.ini をパソコンや別のTFカードで保存しておけばいつでも自分のオリジナル設定のブレードカラーに戻せるという裏技も可能です。

 

さあ!クライマックス!!XenoPixelのカスタマイズでは最も重要かつ役立つ部分なのでじっくり解説してみましょう。

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#Default blade color of each font,Color-Number of font folder,Color order (r,g,b),range0-255

各ブレードカラーの設定が プリセットフォルダ番号、RGBによるカラー指定を0~255の範囲で設定しています。

#Default light effect of each font(fire blade=0,steady blade=1,pulse blade=2,rainbow blade=3,candy blade=4,unstable blade=5,crack blade=6)

各フォントのブレードエフェクトが次の数字によって指定されています。ファイヤーブレード=0、スタディーブレード=1、パルスブレード=2、レインボーブレード3、キャンディーブレード=4、アンスタブルブレード=5、クラックブレード=6)

#Default style of each font(Standard blade=0,blaster blade=1,ghost blade=2,special preon=3/4/5/6/7/8/9)

各フォントのブレードスタイルが次の数字によって指定されています。スタンダードブレード=0、ブラスターブレード=1、ゴーストブレード=2、スペシャルプリセット=3/4/5/6/7/8/9)

#Please notice the , symbol Color-1=(255,0,0),1,300,800,3 means Color-Font number=color data,default light effect,on speed,off speed,default style When you change the color,light effect and style,default style will be useless till you delete the config inside each font folder

下の記述で書かれているリストの数字の意味は、記号 Color-1=(255,0,0)はブレードカラーのRGBを数字で指定して基本ブレードカラーを決定、1,300,800,3 の数字はブレードスタイル、ブレードイグニッションスピード(起動の速さ)、ブレードリトラクションスピード(オフの速さ)、ブレードスタイルを意味します。
注意。スタイル、各フォントフォルダー内の構成を削除するまで、デフォルトのスタイルは反映されません。

Color-1=(255,0,0),0,200,900,0
Color-2=(255,255,0),2,500,1000,8
Color-3=(255,255,255),5,1200,1200,0
Color-4=(255,0,0),6,500,700,0
Color-5=(0,0,255),1,500,1000,0
Color-6=(255,0,0),0,300,700,0
Color-7=(0,0,255),1,400,800,0
Color-8=(255,0,0),0,200,500,0
Color-9=(0,255,0),1,200,1000,0
Color-10=(255,0,0),1,400,600,0
Color-11=(0,255,0),2,200,600,0
Color-12=(255,0,0),1,1200,600,0
Color-13=(255,51,255),2,400,600,0
Color-14=(0,255,255),2,300,700,0
Color-15=(150,50,255),1,400,500,0
Color-16=(255,0,0),0,300,700,0
Color-17=(255,128,0),6,300,800,0
Color-18=(255,0,0),1,300,800,0
Color-19=(0,255,0),2,300,600,0
Color-20=(255,255,255),1,200,500,0
Color-21=(255,0,0),1,300,700,0
Color-22=(255,255,255),0,300,1100,0
Color-23=(175,0,255),0,700,1000,0
Color-24=(204,128,255),1,100,1000,0
Color-25=(255,0,0),0,200,600,0
Color-26=(128,255,128),1,200,1200,0
Color-27=(50,160,255),2,300,1000,0
Color-28=(255,0,255),1,300,800,0
Color-29=(255,0,0),0,800,800,0
Color-30=(0,0,255),1,200,800,0
Color-31=(255,0,0),0,200,1000,0
Color-32=(0,255,0),2,200,500,0
Color-33=(255,153,18),0,300,500,0
Color-34=(255,192,203),3,1000,1400,0
================================

では、ここは重要なのでもう少し詳しく説明を書いておきます。

12番目のフォルダー Darth Vader を例にします。

Color-12=(255,0,0),1,1200,600,0  と書かれていますが、12番のフォルダーに対して実行されるブレードの命令文です。255,0,0はR(赤),G(緑),B(青)の順番に書かれた色の指定。Rの赤が最大値で他の緑と青は0なので、真っ赤な基本ブレードカラーであることがわかります。ベイダーのプリセットなので当然です。(笑)

続いて1と指定されているのはスタディーブレードが指定されています。標準的で一番普通に光っているヤツです。ピカピカとフラッシュもしなければフリッカー(点滅)もしないヤツです。

1200と記述されているのはブレードのイグニッションスピード。Vaderのプリセットというだけあってかなりスローにブレードの光が先端に向けて伸びていきます。サウンドフォントとの相乗効果で不気味な印象です。

600と記述されているのはリトラクションスピード。点火スピードに対して少し速度アップされています。

最後に0 と書かれているのは スタンダードブレードを指定しています。

例えば(255,0,0)の直後に書かれている数字の1を0に書き換えるとカイロレンのメインブレードのようにファイヤブレードに変わります。また、最後の0という数字を1に変えるとブラスターブレードに変わり、ボタンスイッチをクリックした時だけブレードに光が走る視覚効果になります。

※注意!!!数字をパソコン上で書き換える場合には半角文字で!全角数字は認識できませんのでエラーの原因になります。

このように34プリセットごとに細かく設定してあるので、よほどの拘りでもない限りカスタマイズの必要すらないかも知れません。

これでブレードの各種効果やカラーの設定がどのようにされているのかがわかっていただけたと思います。総合的に言うのなら機能はすべてXenoPixelのマザーボード内にあって、それをプリセットごとに呼び出す命令文がTFカードのconfig.ini に書かれている記述なのです。

もちろん、どのエフェクトの設定もセーバーが組み立てられた状態でボタン操作によってカスタマイズできますが、唯一、イグニッションスピードやリトラクションスピードはボタンスイッチではできないのでこのブログに書かれていることは更なるカスタマイズを求めている人のお役に立てたと思います。

ここまでできるとProffieBoardやGHV3でなくても、それら上位モデルに近いカスタマイズが楽しめることもわかっていただけたと思います。ネオピクセルブレードの光量やサイズも変わりません。

何度も書き恐縮ですが、OK!STOREではProffieBoardやGHV3も取り扱いがあります。バックオーダーを頂ければ購入可能です。決してProffieBoardやGHV3に対して否定的なわけではなく、XenoPixelを余すところなく存分に楽しんでお使いいただければと思って書いております。当店としても、あくまで販売コンセプトで 「誰でも簡単に、そしてシンプルにカスタムライトセーバーを楽しんでいただけるベストラインナップを探し求めて!」でXenoPixelとなりましたし、XenoPixelの前章となったEcoPixelというサウンドボードがあったのですが、その時から開発やフィードバックに参加していたので、愛着もあり、細かいところまで理解をしていたのでXenoPixelがOK!STOREの主力商品となっているというようにご理解ください。

 

また、現在キャンペーン続行中のSN-PIXELに関しても同様に開発段階からフィードバックを続けており、メーカーからも意見を求められるアドバイザー的なポジションにおります。

まもなくSN-PIXELシリーズ第四弾が入荷してきますが、一部の商品はサウンドフォントが新しいプリセットにバージョンアップしております。

特に期待のDarth Vaderモデル、アソーカ フルクラムモデル、オビワンEP1モデル、パルパティーンモデルは既に新サウンドフォント搭載が確認できました。到着次第動画も含めてインプレッションを公開する予定でスタンバイしています。

ただ商品が…。(笑)現在はまだ空港で足止めされて、飛行機の搭載順番待ちの状態ですが、間もなく当店に到着すると思いますが…。(泣) 少し前のブログやキャンペーンのお知らせページにも告知を記載しましたが、第四弾の商品と在庫が無くなっている商品の入荷はキャンペーン期間終了後、もしくはギリギリ(まさに限界ギリギリキャンペーンです 笑)になることからキャンペーン期間をちょっとだけ延長しました。

こちらでご確認ください。

>> SN-PIXELキャンペーン延長のお知らせ

>> SN-PIXEL V3 限界ギリギリ!キャンペーンのお知らせ

 

やっと様々なイベントも解禁になってカスタムライトセーバーを屋外に持ち出す機会も増えそうですね!!それでは、また!