今週は大寒波襲来で車移動とかいろいろ大変そうです。しかも一旦雪が降って積もってしまうと週末のパフォーマンス活動には大きな影響となってしまうので困ります。東海地区は今のところは大丈夫ですが…。皆様の地域ではいかがですか?

 

さてさて、今回のブログは久しぶりにProffieボードの話題です。ここ2~3回は続けてProffieボードの話題中心の予定です。

OK!STOREではProffie v2.2サウンドボード搭載のカスタムライトセーバーが入荷するのは久しぶりのことです。過去にも取り扱ったことはあり、どのようなものなのかは熟知しております。

数年前にはネオピクセル仕様のカスタムライトセーバーとしては、このサウンドボードが主流で、当店でも多くのモデルでProffie仕様を販売をしておりました。20セットほどのプリセットが組まれており、購入後にすぐに起動させることは可能で、スムーズスイングや多くのブレードスタイルなど画期的な機能が魅力的でした。


しかし自分でオリジナルのブレードスタイルやサウンドフォントを追加しようとするとパソコンでの接続が必要で、さらに奥へと踏み込んだカスタムを楽しもうと思うとプログラミングの知識が不可欠となって、なかなか初心者にはすぐに楽しめるようなものではないという印象が拭い去れないものでした。

OK!STOREで販売をする以上は、まずは機能をすべて確認し、操作ができるようになってからマニュアル作成や動画の撮影などに着手するのですが、実際にパソコンに接続してプログラムをしてみたりサウンドフォントを変えてみたりして、自分自身がパフォーマンスショーで使用するセーバーをオリジナルで製作したりもしましたが、やはり少しイグニッション時のライトアップのスピードを変えたいというだけでも仕様変更は大変で、プログラミング環境が整ったパソコンに接続できるところへ行かなければそれができないという面倒さがつきまとっていて、自らも不便さを感じていた次第です。

その後、GHV3という新しいサウンドボードなども出現し、そのフレコミは「パソコンへの接続をしなくてもカスタマイズが気軽にできる」というものでしたが、GHV3に関しては、そのカスタマイズに使用するモーションコントロールでの設定方法をかなりやり尽くしてみてあることに気づきます。
※以下のリンク先に過去の記事に操作方法の動画は残してあります。

>> GHV3の操作マニュアル①「サウンドメニュー」
>> GHV3の操作マニュアル②「ボリュームコントロール」と「省電力モード」
>> GHV3の操作マニュアル③「ブレードカラー変更」
>> GHV3の操作マニュアル④「セーバーエディター」
>> GHV3の操作マニュアル⑤「イグニッションスピード・リトラクションスピード」
>> GHV3の操作マニュアル⑥「エフェクトメニュー」
>> GHV3の操作マニュアル⑦「アクセントメニュー」と各操作方法
>> GHV3&XenoPixelの操作マニュアル番外編 BGMの入れ替え
>> GHV3&XenoPixelの操作マニュアル番外編②

 

例えばボタンを長押しして「〇〇のモードに入る」、そしてヒルトを下に向けてツイストしながら「〇〇の設定をする」というようなブレードを上に向けてとか、下に向けてとか、ヒルトをツイスト(ひねる)したり、スタブ(突き出す)したりの動作が、多機能なゆえにシビア過ぎて、慣れるまでに相当な時間を必要としていました。

簡易的にシャーシに組み込んでみて初めてテストを開始しましたが、更に意外な落とし穴というか、GHV3は当時はまだまだ安定しているサウンドボードだとは言えない状態で、設定中にフリーズしてバッテリーの脱着をしての簡易リセットをしなければならないということもありました。(2年ほど前のことで、現在は安定しているかと思います)


Proffie、GHV3、どちらのサウンドボードでも確かに使いこなせれば、それなりに楽しいだろうし、ブレードスタイルやサウンドフォントを自分だけのオリジナルなどで組めれば面白いとは思いましたが、ただし、そこに到達するまでのハードルの多さや必要となるソフトウエアなどの設定など、プログラムをするための環境構築は必要不可欠で、先に書きました通り、特にProffie v2.2に関しては経験者でなければ、いきなりProffieのカスタムライトセーバーを入手したからと言ってすぐにカスタマイズを「気軽に」楽しめるわけではありません。

もちろん、最初から多くの基本プリセットがインストールされており、すぐに起動して振り回すことも可能で、どうしてもパソコンとの接続や、microSDカードの読み書きが必須なわけではありませんが、とりわけ「カスタマイズを楽しむ」という視点からだと、ハードルが高いということなのです。

 

しかしながら、サウンドフォントが入れ替えられるということを知れば、それをやってみたくなるのが人間。(笑)これは当然でしょう。

Proffie V2.2や、GHV3を国内在庫をして販売してた頃は、それこそサポート依頼のお問い合わせメールの嵐!!半分は「パソコンに接続するためのやり方を教えて…」「サウンドフォントはどうやって追加する?」で、半数は操作に関するもので「これはどうやる?」「これをするにはどうすれば?」という質疑応答だけで一日が終わっていくほどの状況だった時もあります。

ここはあえて、ちょっと正直に書きますが質問する方は1~2行の文書で簡単でいいのですが、的確な応答をしなければならない方は、それこそマニュアルを1から書いているような大変な作業で、中には「マニュアルを読むのが面倒なので、教えて!」という人もいたり、自分で海外サイトから購入したけど「使い方がわからない」というヘルプを求める人だったり、さらには問題解消して思うような作動が得られてからも「できました!」という報告も無いままフェードアウト状態だったり。(笑)

ま、ま、それはそれとして必要な労力は構わないのですが、マニュアルをお読みいただければ問題なかったはずという事例が8割以上というのが現実でした。

カスタムライトセーバーには専門用語も多いので「マニュアルのここをお読みください」「ここはこういう解釈です」と、ご質問の内容が書かれているマニュアルの部分「ここの行に書かれております」というようなことをお知らせしたりと、そういうことの毎日の連続で、次第にマニュアルの作成方法もより細かくなっていったという当店にとってはメリットでもあったかと思います。

過去にここのブログにも、そのマニュアルをしっかり読んでほしいというような内容のテーマで記事を書いたことがありましたが、それ以来、こういう事案は激減したと記憶しております。その時は、なるほど、どこを読めば良かったのかもわからなかったのかなぁと思ったものです。この頃は「このサウンドボードはビギナーには難しい」と感じ始めていました。

当時は3社のメーカーとお付き合いがありましたが、どのメーカーから送られてくる商品にも超簡単なイントロダクションはありますが、まともな取扱説明書というものは付属されておりませんので、すべて当店で操作方法を解析し独自の日本語マニュアルを製作していましたが、やはりすべてを把握するには至難の業。わからないことがあってもメーカーに連絡してもすぐに返答が来るわけでもなく、やっと返事をもらえても全く的外れな答えで役には立たないという現状でした。

一番厄介なのは応対してくれるメーカー側にはセールスの女の子しかいないという点。エンジニアでもないし、設計者でもないので、今こちらで起きている症状を説明するのも一苦労。最終的には「動画を撮影して送ってくれ!」という状態で、1件の疑問解消に数日なんてことも。も、ホントにゲンナリしちゃいました。

この点、海外からの通販でご購入される場合は本当にご注意ください。質問するにもなかなか意思の疎通は難しいという点と、初期不良の対応や商品交換は困難だという点。そして輸入税問題。これがまた、やってみなきゃわからないという「賭け」なのです。先日も1件ございましたが、東京税関を通関した商品で5万円ほどの商品に輸入税、手数料などで合計1万2千円を運送会社に支払ったというケースもありました。この輸入税問題に関しては苦い思いをされた人も多いかと。

当店に入ってくる製品はメーカーも発送前に検品をしてくれていますが、輸送中のトラブルや初期不良は20~30セットに1セットの割合くらいで発生しておりました。そのため当店の取引では梱包方法の指定や梱包資材まで指定する徹底ぶりです。そしてOK!STOREに到着したときに開封した直後に検品、作動チェックをして、さらにお客様への発送前の梱包直前に作動チェックを確実に行っていて、最近は本当にお客様の手元に届いてからの作動不良が極めて少なくなりました。

 

 

かなり脱線してしまったので、話を元の路線に戻します。(笑)

なぜ、GHV3、Proffie 2.2の販売に力を注いでいなかったのか、ご理解いただけたと思います。基本操作以外のサポートが完全にはできないということが一番の理由。GHV3もProffieも取り扱いはしていても当店での在庫が殆どないのもそういう理由からです。

その後登場したXenoPixel、さらに追って登場してきたSN-PIXELに関しては、すべてを把握した上で取り扱いをスタートしましたし、お客様にとってもネオピクセル仕様のカスタムライトセーバーを楽しむということに関しては、現在はベストなチョイスだと思います。

Proffieボードに比べてインストールされているブレードスタイルやサウンドフォント、エフェクト、プリセット数などほとんど変わらず、もしくはそれ以上で、しかも届いてブレードを取り付けたらすぐに起動でき、ガンガン楽しめるという超簡単操作は魅力的であります。

ついでなのでXenoPixelやSN-PIXELについてもその特徴を書いておきますが、とにかくネオピクセルブレード(いわゆる下から光が伸びあがっていくヤツ ← ご質問ベスト3に入ります)を楽しみたい、リアルなサウンドでスイングして遊びたい、ヒルトをディスプレイしてみたいという方はSN-PIXELがお奨めです。現在販売中のSN-PIXELは16プリセットで、カスタマイズはブレードカラーやブレードスタイル、イグニッションエフェクトなどをボタン操作で変えられます。残念ながらプリセットごとにインストールされているサウンドフォントは入れ替えることはできません。

SN-PIXELに関する操作方法やインプレッションの動画は下記のリンク先にございます。

>>SN-PIXEL V3 2ボタン式のインプレッション

>>SN-PIXELモデルの操作方法

SN-PIXELの機能に加えて、さらに初心者であっても少しカスタマイズが楽しめて、サウンドフォントを変えられる、自分でオリジナルのプリセットを作ってみたい、または、プリセットごとに自分の好みのブレードスタイルにしてみたい、という気軽にカスタムをしたいという方にはXenoPixelがお奨めです。

現在のXenoPixelのプリセット数は34通りあります。(数日前に終了したXenoPixelキャンペーンでインストールしていた37プリセットは終了しました)

XenoPixelに関する動画もございます。下記のリンク先にてご覧ください。

>>XenoPixel の操作方法

OK!STOREとしては誰でも気軽にカスタムライトセーバーを楽しんでいただきたいので、当店での現在の主流となっているサウンドボードはXenoPixelシリーズ、SN-PIXELシリーズなのです。

しかしながら、これまでにも何度かお客様からのリクエストやバックオーダーをDMなどでご連絡を頂くことがあり、Proffie仕様のカスタムライトセーバー販売が今回実現したものです。

現在はまだ少量ではありますがストックもありオーダーを頂いたその日、もしくは即日に出荷できるようにしました。ある程度のサポート体制も整えました。(あくまでも販売している基本仕様での操作やメンテナンスに関するサポートとなります。パソコン接続、プログラミングに関するご質問にはお答えできません。)

今後、何回かはProffie 2.2のカスタマイズやパソコンの環境設定などの話題にも触れることはあると思いますが、基本的には中級、上級者向けの商品だとお考え下さい。

今後は限られたモデルだけではありますが、Proffie v2.2仕様が販売再スタートです。

まずは2つのモデルだけチャイニーズニューイヤーのメーカーお休み期間前に入荷しました。主な商品情報は、ANAKIN ドラマ版が7/8インチ92cmネオピクセルブレード、LUKE ROTJ版は1インチ92cmネオピクセルブレードです。どちらも25プリセット サウンドフォント、2ボタン式のコントロールになります。(一部のモデルで1ボタン式コントロールのモデルも予定にあります)

>> ANAKIN Drama Ver Proffie v2.2

 

>> LUKE ROTJ Variant Weathering Ver proffie v2.2

 

今後、以下のモデルでProffie 2.2仕様をストックの予定です。

 

Obi-Wan EP1 Variant Proffie 2.2

LUKE EP6 Variant Proffie 2.2

Obi-Wan Drama Variant Proffie 2.2

などのストックを予定しております。2月からはオーダー頂いたその日の内(土日を除く午後5時までに)に発送も可能となります。

 

それでは、次回もProffie v2.2 2ボタン式コントロールについて機能的な部分も動画を含めてご紹介したいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

それでは皆様、雪にご注意くださいませ!!