あっという間にGW直前となり、本当に時が過ぎるのが早いです。

振り返れば昨年は一番苦しい時を過ごしておりました。

しかも自粛するのは数ヶ月だけのことと、信じて自宅にこもり、毎日毎日届くイベント出演の中止のお知らせ、大道芸フェスティバルの延期のお知らせ、大道芸現場の実施を休止するというメールなど、どんどん追い詰められていくように悪いお知らせのメールばかりが届いていたのがちょうど今頃でしたね。

それが一年以上も続くことになるなんて、一体だれが想像していたでしょう。

僕も長くて一年くらいだろう、来年の春からはこれまでと同じようなスタイルでできなかったとしても、何らかのコロナ対策をしていけば、実施するくらいは制限無くやっていけるようになっているだろうと思っていた考えは甘かったのかな?

やっぱりワクチンが行渡るまではウェーブの繰り返しでパターンになってしまっていますね。テレビのニュース番組でもたまに「ホント、好き勝手言っている!」とムッとしちゃうことがあるんですが、「今こうなっている状況から予測すると、感染者ピークの次の山は7月くらいでしょう」などと報道されているのを観ると、何か違うなと思います。

それに不確かな個人的な見解ですが、政府も何やら情報操作しているような感じもするんです。お正月の時も、桜のシーズン花見の前にも、そしてGW直前に。どれも人々の気持ちが上向きになりかかるとそれを打ち砕くように制限をする、という、なんだか計画的で意図的なものをフワッと感じでしまいました。

 

多治見大道芸見本市も2日間とも晴天で無事に開催出来て良かったですね!主催者側の皆さんはそりゃあ観客動員数や大道ポイントの作り方など「もっと、こう出来たのに!」という思いはあったでしょうし、中には悔しい部分もあったかも知れませんが、実際に開催まで行けたという事実が今は何よりも大切です。

スピニングマスターズも細々とでも大道芸活動やらイベント出演もやれていますが、それもいろんな方々の協力や支援あってのこと。お客さんが多かった!少なかった!強風だった!雨でできなかった!などなど、その時々に感じつことなどは、些細なことです。昨年の完全自粛に突入した辛かった頃を思い出しましょう。

 

 

一週間前の道の駅 池田温泉は雨でお休みでしたが、この土日は2日間とも晴れてデンパークでの大道芸パフォーマンスは無事に行うことができました。

製作していたNeoデビルの実践投入テストも無事にできました。

フラッシュデビルに比べて格段に良くなったとまでは言い切れませんが、OK!ヒロヤもなれないサイズとウエイトでも頑張ってくれていましたし、完ぺきではなくてもそれなりに成果として確認できたので僕としてはOKでした。

GW期間中にある店内イベントでの使用も楽しみです。

 

スピニングマスターズのイベントレポートにもいつものように写真とコメントを記録として残しました。

>> 2021.04.24-25 デンパーク 

思いもしなかった出来事があって、日曜日の1回目に行ったショーでは、僕が担当している裏方仕事でミス多数でした。(笑)ほんと、ご覧いただいた皆様ごめんなさい!見ていた人でそのことに気付かないお客さんの方が多いくらい、細かい部分でしたが自分的にはミスはミス!いさぎよく、ここは素直に「ごめんなさい」なのであります。

 

ここからはプライベートな話題です。

 

何故、そんなにミスをするほどの動揺をしてたのか?

もう!平常心でいられないほど舞い上がっていたのか?

理由を聞けば「へぇ、なに?それだけのこと?」と他人には思われてしまうようなことかも知れないのですが、僕だけではなく、Keikoママにとっても間違いなく生涯忘れられない出来事で大事件なのでした。

ビックリサプライズどころのはなしじゃないんです!

いつものように1回目のショーの準備をしているとき、そうあれはヘルメットギミックを組み立てている時でした。

下を向いて噴射装置の細かいところを組み上げていると、ふと、人影を感じ、見るとマスクをした2人のキッズが立って、こっちを見ながらニコニコと…。

見慣れたような面影が…

でもなぁ…あり得ないだろうし…

実は「あれぇ~?????」と思ったんですが、「まさか」の方が圧倒的に大きくて、しかもデンパークでは時々あるんです、OK!ファンのキッズが「きょうは、なんじからですか?」と聞きに来てくれることが。

その時もそうなのかな?、いや、そうに違いない!と思ってみたり、けど、なんだか…と、メッチャメチャ高速で、「でも」と「まさか」を行ったり来たり。たった数秒の時間だったのですが、もうパニック状態。

思い切って「ママやパパはいるの?」と聞いてみると指をさして「あっち」と。

びっっっくりでした!!夢じゃないのか?とはよく聞くセリフですが、まさに実体験でそう思ったのは僕の60年間の人生では初でした。そうその「まさか」が現実だったのです。

実は何年も会っていなかった孫たちが会いに来てくれたのです!!!!!

そうまるまる3年かな?会えていなかった孫たちとの再会。たぶん、大道芸現場であったこともあり「ここで会えるはずがない」というくらいあり得ないと思っていなくて、別のところだったら号泣レベル超越の嬉しさでした。

Keikoママはちょうどその場にいなくて電話で呼び寄せたんですが、居たら確実に号泣レベルだったんじゃないかな?

僕ら夫婦にとっては奇跡のように嬉しいのと、びっくりサプライズで焦りまくったことで、準備中だった作業はそのまま…。このときにヘルメットの火炎噴射ギミックの配線を接続し忘れていたのが、1回目のショーでOK!ヒロヤのヘルメットから火柱が上がらなかった原因です。(笑)

まれに強風の時など噴射しないこともありますし、最初だけ噴射しても危険だと判断すれば噴射をやめることもできるのですが、この時だけは配線のコネクターをカチっとやり忘れた僕のミステイクだったのです。(笑)

その後のショーの方はイベントレポートにある通り順調で、お集まりくださったお客さんと一体になれたショーでした。

 

 

 

それにしても3年か、大きくなって。

 

画像でお見せできないのがとっても残念です。

毎週のようにお出かけもして、数えきれないほどの思い出もありますが、どれもただの1秒たりとも忘れたことはありません。口や表情にこそ出さないだけで毎日必ず「どうしているだろう?」と考えます。

その子がこの春から1年生。下の子も幼稚園だそうです。

いやぁ~~もう、成長した2人に会える日が来るなんて…、ショーが始める直前までいろんなお話もしてくれました。OK!ヒロヤが「あと5分だよ」と言ってくるまで夢中で聞いていたので、ショーに間に合わないくらい。(これまた、ごめん!)

孫たちのことはあまり詳しくは書きませんが、そんなこんなで、超びっくりサプライズに動揺しまくっていた僕は音出しタイミングはズレズレだし、サンプラーの効果音は違うボタンを押しちゃうし、とても冷静にやるなんて無理な精神状態。

これまでの人生や、ラリーを仕事でやってきたときも例え大きなハプニングに出くわしたとしても、殆ど動揺するなんていうことはなく、いつも冷静な対処の僕なんですが、今回だけは絶対ムリっ!!!(笑)もうちょっとで心臓がヤバイくらいのレベルでした。

 

この日は3年ぶりに再会した孫たちと最高に楽しい時間を過ごすことができました。会いに来てくれてありがとう!

サプライズに携わったすべての皆さんに深く深く感謝を申し上げます。

 

さあ、これでエネルギー充電はMAXです!久しぶりの連勤ツアーも3人で頑張って行けそうです。