ブログがよみがえってまだ数日ですが、物凄いペースで更新が続いております。

やはり、OK!店長のブログのアクセス率が高く、続いてイベントレポートです。

さて、このブログのTOP画面に表示される工具の写真。何気ない写真なのですが、僕にとっては結構思い出深いもの。

いろんなモノを作るとき、スピニングマスターズが移動に使う車のメンテナンスなど最近でもまだまだ現役の工具が沢山あります。普通に自動車修理屋さんができるくらいは持っているんですが、これらの工具の殆どはもう30年、いやいや40年くらいになるでしょうか。かなり昔、海外のラリーのサポートで出張を繰り返していた時に、日本から持って行く工具やら、逆に海外で購入してその場で使用し、ラリー終了後に持ち買ったものとか、様々なですが古いということはどれも変わりありません。

パスポートのページが足りなくなるほどの海外出張を共にしていた工具たちです。マレーシア、タイ、香港、ニュージーランド、オーストラリア、イギリス、ギリシャ、スペイン、イタリアなどなど、自分でも憶えていないくらい何度も行った国、一度しか行かなかった国、もうあふれかえる程の思い出がありますが、不思議なことにジャングルや辺り一面ヒツジだらけの中で、これらのツールを手にして車の下に潜り込んで、泥だらけになっていたというような思い出ばかり。

仕事で行っているわけだし、ラリーという競技の本質を考えれば泥だらけなど当然のことですが、キレイな景色とか、美味しい食べ物とかの思い出が全くありません。しかし今でも言えることは、この時の経験は今での生かされており、無駄となったものは一つも無いということ。

奇妙で、普通の人が体験したくてもできないような経験をいくつもしましたが、どれをとっても、その先で今につながっているわけで、無駄ではなかったという象徴がこの工具たちなのです。

今でもオイル交換やタイヤ交換など、自分でできることはこの工具を使用して作業をしています。

 

そんな工具の話題から、ちょっと懐かしい思い出と共に、当時の仲間の画像を…

車両はマレーシアで販売されているプロデュア(日本のダイハツの現地名)カンチル(日本ではミラ)ですが、こんな小さな車で戦ったラリーもありました。

写真の彼は何戦も一緒にラリーを戦ったマレーシア国籍のドライバーKan Chee Hongさんです。無敵のドライバーで僕がサポートについたラリーでは殆どが優勝という輝かしい成績でした。

僕より1つ年下だったんで、59歳になっているはず。彼はまだ現役で頑張っているだろうか?

 

では、また!!