カスタムライトセーバーを使い続けていく上で一番重要なのがバッテリーチャージ。

大抵はリチウムイオンバッテリーを使用していて、サイズも18650を採用しているモデルが最も多いと思います。

今回は入荷した2つのモデルのマニュアルを製作したプロセスで確認したシャーシ構造と充電方法について書き留めておきます。

少し前に書いておきましたカレラン・ベクも同じですが、このところリリースされてくる新モデルの多くはこのシャーシが良く使用されています。これはヒルトとシャーシの設計をしていくのに2分割、3分割にすることで作業性を向上させる目的と、サウンドボードやリチウムイオンバッテリーを搭載するためのメインシャーシを共通化することで製品自体をよりリーズナブルにすることを目標としています。

現に以下のモデルのメインシャーシは共通です。

カレラン・ベク モデルのメインシャーシ

 

サビーヌ・レン モデルのメインシャーシ

 

ベイラン・スコール モデルのメインシャーシ

ちなみに次回入荷予定のシン・ハティモデルも同じメインシャーシが使われています。

そのメインシャーシ単体での画像がこちらです。まず、サウンドボード側。

続いてリチウムイオンバッテリーホルダー側。

このシャーシの特徴としてはシャーシに充電ポートが付いていることと、もう一つカットオフスイッチ(キルスイッチともいう)が装備されていることです。

カットオフはカスタムライトセーバーの操作では特に無くても構わない機能ですが、あればとても便利です。

サウンドボードをフリーズさせてしまった時やアップデートを行った時のリセット時にはこの機能が役立ちます。

またカスタムライトセーバーをしばらく作動させない保存状態の時や、お出かけ時などカットオフスイッチを切っておくことで、いちいちバッテリーホルダーからリチウムイオンバッテリーを外さなくても良いので、運搬上 安心安全ですね。

 

他にもシャーシの分割設計により多くのメリットがあります。エミッターに配置されるPogoPin基盤やモーメンタリースイッチ(プッシュスイッチ)のポジションも自由な位置にできることや、メインシャーシをグリップに戻すときに回転位置を気にすることなく組み立てられるのはカスタムライトセーバーのユーザーにとっては優しい設計です。これでリチウムイオンバッテリーの充電作業は、ヒルト表面の目視できるところに充電ポートが無くても、それほど手間ではなくなったということなのです。

更にはSDカードの脱着も楽になりました。アップデートやサウンドフォントのメンテナンスも簡単にでき作業性が向上したこともメリットだということを付け加えておきます。

 

カレラン・ペグ モデルの充電方法を書いたときにも同じことを書いておりますが、このシャーシ構造が今後多くなっていくと思います。

 

今回、ご紹介したシャーシ構造のモデルは…。


>>Kelleran Beq Variant XENO3 在庫残り2

 


>>Baylan Skoll Variant XENO3  ※在庫残り1

 


>>Sabine Wren Variant XENO3  ※在庫残り1

 


>>Shin Hati Variant XENO3  ※入荷は10月下旬ごろです。

 

実はこちらのドゥークー伯爵のモデルも同じメインシャーシを使っておりますが、グリップエンドのカーブをした先にスイッチとスピーカーがあるためコネクターが付いています。

 

次回はXENO3のアップデート情報のお知らせです。

では、また!!